遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

そろそろ編み物再開

2024-01-09 08:05:30 | ハンドメイド
寒くなったらやろうと思ってたことがあった。
編み物である。
はるか昔に一時やっていたことがあった。
ヨーク衿のセーターを編んだり、vネックのセーターを編んだりしていた。独身の頃である。
その時に買った結構値の張るアルパカの生成りの毛糸が15玉もある。
子供が産まれてからも一時チャレンジして途中までアラン模様のセーターにしようとして頓挫して30年以上。
毛糸を買ったのは40年近く前である。

袋に入ったままなのできれい。

網みかけのアランセーターは解く。

この毛糸でカーディガンが欲しいのである。
普通のシンプルな裏編の。裾や襟ぐりにゴム編の入ってない。ラグラン袖ではない。
編図を探したが、シンプルな形は帰って巡り合わない。
そこで手芸の得意な友人にラインで相談した。

洋裁や和裁の得意な彼女は大学時代に編み物にも凝っていた。
その彼女が着ていたカーディガンというかジャケットのデザインが私の脳裏によみがえったのだ。
そうだ。あのデザインだ。

色々初心者向けの的確なアドバイスもしてもらって簡単な編図も描いてくれた画像を送ってくれた。
ありがたやー。

というわけでゲージを取って、簡単な型紙も作って編み始めた。

3日ほど、編んだらこれだけできた。もう少しで前左見頃ができる。
幸い、この毛糸は軽くて前期高齢者の身体にもやさしい手編みカーディガンになる予定だ。

最近アマプラで観た映画「ビーバー」に出ていたライアン・ゴスリングは編み物が趣味だそうだ。
メリル・ストリープも撮影の合間に編み物をするそうだ。
あの同じ動作を数を頭の中で唱えながら編むのはいい瞑想の時間にもなる。
余計な事を考えないからすごく癒される。
ラジオとかテレビ録画のインタビュー番組を聴きながらもできる。

コタツに入って編み物に浸る時間が至福。

昨日の晩御飯は今度は息子がバイトで帰ってきて色々ご飯

蓮根のきんぴら、人参と絹さやのバタースープ煮。お刺身(鯛、カンパチ、シマアジ、蛸)、バケット。
牛ワイン煮の残りとホイールトマトでスパゲティボロネーゼ。ランプ肉のステーキ。

息子もよく食べるようになった。

デザートにまたガレット。

七草粥とガレット・デ・ロワ 

2024-01-08 07:11:20 | 日々のあれこれ
一旦仕事してまた連休に娘が来た理由は、日本で二番目に美味しいとされているガレット・デ・ロワが沿線の駅のブーランジェリーで売っている。当日、予約して取りに行った。

川沿いの民家の一階にあるそう大きくないパン屋さん。
パリジーノ&アトリエ・ドゥ・ママン すごく長い名前で覚えられない。


お昼はまず、七草粥

シンプルに卵焼きだけ。

その後、お揉むろに娘がナイフを入れる。

さっそくガチっとナイフにフェ―ブが当たる。すごい引き。

入っていたフェーブは絶妙な大きさ。

なんとミュールです。
このフェーブが入っていた人が女王様あるいは王様


ガレットは外のパイ生地は絶妙の薄さでさくっさく。中のアーモンドクリームも甘すぎず今まで食べたことがないような美味しさ。
全体が軽くいくらでも食べられる。
満足。

本来はフランスで1月6日のキリスト教の公現祭に食べられたお菓子だそうだ。
年末からパン屋さんで売られるようになったガレット・デ・ロワ。
バレンタインやハロウィーン、クリスマス、節分。日本人は何でも取り入れて商売に結び付ける。

日常の密かな楽しみでまーいいかーと楽しかったし、美味しかったから思った。


今年のウィーンフィルニューイヤーコンサート

2024-01-07 07:29:58 | 美しい物

今年のウィーンフィルニューイヤーコンサートを録画して再び帰ってきた娘と観る。
毎年、すごく楽しみだ。

写真は全てHPよりお借りしました。

2021年はコロナのために観客を入れずに演奏されていた。
その時の記事はこちら

 

元旦の夜は ~ウィーンフィルニューイヤーコンサート~ - 遊びをせんとや

ここ5年ほどは、娘と一緒に元旦の夜、ウィーンフィルニューイヤーコンサートをテレビで鑑賞していた。小さい頃からレコードで聞いていたヨハンシュトラウス作曲を中心に組ま...

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今年は満員。
今年の指揮者はドイツのクリスティアン・ティーレマンさん。


私は全然クラシックに詳しくないが、でも今年は珍しい曲が演奏されているのが解る。
でもなんだかオーソドックス。ブルックナーだそうだ。

演奏もあるが、毎年、すごくコンセプトの感じられるお花がいい。

今年はオーソドックスウィーンと言った感じで可愛い赤とピンクとゴールドで統一されていた。
終わりの方に指揮者の渡される花束もすごくセンスがあって、ほーと思った。

そして私の楽しみは途中のバレエ映像。
ネットで見るとあの映像は不必要だという意見も一定数あるようですが、私のような素人にはとても楽しみな映像と音楽です。
2曲だけですが、凝った意匠と音楽に合わせた振り付け。例年とても感心します。
イシュル・ワルツ

映像は全てWebよりお借りしました。
ザルツブルグ近辺の避暑地バート・イシュルで撮影されたそうです。とても美しい景色と建物(カイザー・ヴィラ)でした。

今年の衣装デザインはスザンヌ・ビソフスキー、オーストリアの方です。
いつも話題を呼ぶ衣装デザイン。今年は民族衣装のような印象を受けました。男性はとてもシンプル。



2曲目のウィーン市民

2曲だけなのが残念なぐらいです。

アンコールの2曲目に必ず演奏される「美しき青きドナウ」この曲になるといつも涙が出ます。
特に今年は世界は混沌とし、戦いは終わらず、年始に信じられないくらいの酷い天災も。
こんなに自然を美しい音楽に表現できる人間の同じ仕業とは思えません。
演奏者も観客も世界を超えて同じ物に感動できるのに、、、。

最後のラデッキー行進曲は前向きに年を迎えた明るい気持ちにさせてくれます。
今年も無事娘とウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴けたことに感謝し、この日一日すごく幸福に過ごせたことに満足しました。
「今日が一番幸福な日」となるようにと年初から思うことにしました。

昨日の晩御飯は、生春巻きを作ってみました。久しぶりなので春巻きの皮を戻すのに失敗したり見た目は悪いです。
中身は海老、スモークサーモン、アボガド、パクチー、サニーレタス、クリームチーズ。スイートチリソースもネットで調べて手作り。辛いハラペーニョソースも一緒に。マッシュポテト。

写真に撮り忘れましたが、牛すね肉のワイン煮。焼肉。

デザートはフルーツ餅

 


結局の今年の手帳

2024-01-06 06:58:18 | メリハリ充実年金生活
新年が開けてそろそろ仕事の準備もしなければならない。
スケジュールも整理しておかなければ。
手帳問題である。
年末は自分でエクセルで作ろうと思ったが、4月以降も必要かなと思い始めたのとめんどくさいなと。
バーチカル型が百均に売ってなかったので妥協してせめてマンスリー型でと思い百均に出向いた。
最近はお正月用の丸箸の箸袋などあなどれないデザインが沢山ある。
ポチ袋も可愛い物からおしゃれな物まで各種取り揃え。

時すでに遅し、1月始まりはまず、ない。4月、3月始まりばかりである。
薄くて表紙もモネの睡蓮風の物もある。唯一一冊残っていたのは猫の写真の10月始まり。

全く趣味ではないので、近くの文具屋へ。最低でも440円する。
表紙を替えたらいいやと猫の手帳を購入する。

家でカスタマイズ。幸い猫の表紙は重ねてあるだけですぐに外せる。
幅広のマスキングテープを白い表紙に貼り完成。

透明ビニールケースはついている。
人生初のマンスリー

超軽量薄型の私の手帳である。持ち運びも軽くお値段激安。

こんな風に生活が変わっていくのだろうな。でもこだわらないところにはとことんこだわらないようになった。

昨日の晩御飯、カラスガレイのムニエル、大根おろし、カボチャの素揚げ。
旬菊の胡麻和え(すり鉢で胡麻をすって和えたらすごく美味しかった)玉ねぎと豆腐のお味噌汁。蕪の浅漬け。


もうすぐ、七草。



私の着物ライフ

2024-01-05 07:16:49 | 着物
仕事を再開して新年を迎える準備とかバタバタした。
例年に比べれば、休みに入ったのも十分早い時期だったし、時間的には余裕があったはずだ。
でも年末はなんだか疲れていた。
黒豆が煮あがって硬かった時は一挙に血圧が上がったのを感じた。
やはりプレッシャーか?そんなはずはないが、、、。

どうやら加齢による疲れが貯まっていたようだ。
そんな疲労も新年を迎え、一挙に収まったような感じだ。
年が明けると信じられないくらい痛ましい事が次々に起こったが、体調や気力は何だか十分になった。
次々と前向きに取り組めるようになったような気がする。

元旦、2日と娘、息子と着物を着た。幸い2人とも着物に関心があり、いいことだと思う。
三が日が過ぎて着た着物を干して充分乾かす、全体を確認してシミがないかを見ると私の着物が酷いことになっていた。
袖口と上前の下の方にシミが、、、。もっと下には油シミが、、、。
実家で炊事をやった時にできたのだ。
ネットで調べてまず、ベンジンの小さな瓶がドラッグストアで手に入ったので油シミに挑戦した。
ガーゼは「そうだ、あれを使おう。」と頭に浮かんだのは例のマスク。解体してガーゼに戻す。
充分換気して油シミを落としてみる。輪シミができないようにもする。
するとなんときれいに取れたではないか?
以前の下前胸元のシミにも挑戦、少し薄くなったようだ。

袖口、上前の下はベンジンでは薄くもならなかったのでこれは中性洗剤を薄めて拭いてみた。
かなり薄くなった。輪シミは微かに残るがあまり目立たない。
この紬の着物は大好きだがよく観察すればシミだらけだと以前お店で言われた着物だ。
これなら気兼ねなく日常に着られると思ったのは正解だった。
長時間着ることを考えて、帯枕はなしにして直接帯揚げ、帯締めのみでお太鼓で結んだ。
娘がコーリンベルト、ゴム付き帯板を使ったので私は全て紐にしてみた。
これが功を奏したのかすごく楽だった。目から鱗状態だった。紐のみの方が楽なんだ。
着物のままで昼寝をしたり、締め付け感がない。

娘の着物もよく点検すると袖の所に何だかシミが。ベンジンでは変わらずだったので中性洗剤で落とすときれいになった。
風によく通してアイロンをかけ、丁寧に畳んでしまった。
こんな一連の作業をしていると落ち着くのだ。
着物の生地の文様や色、手触りが大好きなんだなーと思う。

というわけで自分の好きが浮き彫りになったお正月だった。

昨日の晩御飯は久しぶりに豚カツが食べたかった。キャベツの千切り、トマト。旬菊の白和え。里芋、シイタケのお味噌汁。


娘と作ったサムゲタン

2024-01-04 07:10:09 | 料理
そろそろお節に飽きる頃、娘がサムゲタンを作るということになり、前日から2つ余っていた干しシイタケを水に漬ける。
ドライデーツやパクチー、三つ葉、鶏肉は手羽と材料を仕入れてくる。
もち米を30分浸水して、クコの実も見つかった。
そろそろ鶏肉を食べたい時期だった。


30分もしたら美味しいサムゲタンが完成。
お煮しめの残り、いつまでたっても堅い黒豆。

身体があったまって美味しかった。

娘が帰っていくのを駅まで見送り、スーパーで二度目の買い物。何だか食料品ばかり買ってる。
晩御飯はチーズオムレツ。ほうれん草のバターソテー。サムゲタンの残り。田作り、インゲン、お煮しめの人参の胡麻和え。
これでほぼお正月料理は完食。今年は作る量が少なかったので良かった。


義弟が年末に送ってくれた甲州ワインを飲む。野趣あふれる味だった。


暖かい部屋で暖かい食べ物を食べられてありがたい。
北陸ではまだ余震が続いている。不自由な避難生活をおくってらっしゃる方々も沢山おられる。
できるだけ数多くの人命が救助され、ライフラインができるだけ早く回復することを心から祈っている。

飛行機事故も娘が言っていた「テネリフェ島の滑走路の事故」の事について今朝の朝刊で二誌とも触れていた。
ジャンボ機同士が衝突し、600人近い死者が出たそうだ。
亡くなった方がおられたが、最悪の事態は免れたのにはほっとした。
そう思っていたらまた北九州の大火事。

今日はおだやかな一日になりますように。





実家で久しぶりの集合 

2024-01-03 07:36:43 | 介護
実家に久しぶりに集合
去年は母が入院していた。
お天気は快晴
全員なんとか元気で集まれたことは良かった。

お節については、私がお刺身とお頭付きの鯛を焼いて持っていき、元旦には実家が注文したお節を食べた残りを食べるということになっていた。もし、足りなければ様子を見てどこかに買いに行こうと思っていた。
ところが、実家に着くと6人前のお節が手つかずで、、、。


元旦は何を食べたのか弟に聞くと「普通のご飯」ということであった。
母が頑としてお節には手を付けてはいけないと聞かなかったそうだ。

母は「いや、ちゃんと元旦らしい食事をした。」と言い張るが、そんなことはない。
お雑煮さえ食べてないということだった。
鍋に一杯のお雑煮用の白菜と金時人参のお味噌汁が作ってあった。

お節にはあわび、伊勢海老、海鮮おこわ、豚の角煮などが付いていた。
それぞれ、チンしたり、オーブントースターで温めたりして昼食の宴を終え、
娘がタン塩を食べたいというので近くのショッピングモールへ。国産のタンが無かったので果物と日本酒と野菜を買って帰る。

晩御飯は焼いた鯛、お刺身、お節の残り、お雑煮で十分だった。
家から持参した我が家のお節の残りは「また明日食べてね」と少量おいてきた。

流しの上の蛍光灯が付かなかったり(グローランプが切れていた)して旦那が付け替えたり、やはり色々大変だった。

母が久しぶりに私たち三人と会えて、しかも着物姿だったので興奮して元気だった。

それが何よりかな。

新しい年の始まり

2024-01-02 07:22:31 | 日々のあれこれ
新年、まずは北陸の大地震の被害にあわれた方がおられることに心よりお見舞い申し上げます。
何かできる事を考えようと思った。

元旦は、いつものように親族が集まる。総勢、8人。みんながつつがなく集まれたことが良かった。

娘も突然、着物を着たいと言い出したので、前日に衿を付けて、準備。
友人のお母さまにいただいた紬を気に入って「これ。」と言う。確かに彼女に似合う。
息子と2人に着付けをして私も着る。

朝から起きてからお雑煮の準備をしてから、自分が着る。帯枕なしのお太鼓にしようと決めていた。それが一番楽だと思ったから。
次に娘の着付け、打ち合わせを間違えた。人に着つけるのは帯を結ぶのは簡単だが、右左が反対になるので難しい。いつも鏡を見ながら自分が着ているので。
息子は一度着ているので、簡単だった。羽織紐だけネットで見て結んでと言っておく。
旦那だけ衿の伸びたいつものトレーナー。なんだかである。

正装してお屠蘇、お雑煮。


いつもの神社に初詣に出かけるも、あまりに人が並んでいるのであきらめてまた、午後に行くことにする。
写真だけ撮影

 
  

テーブルセッティング





今年は堅い豆も縁起物だからと少量盛り付けた。昔、お土産のおまけでもらった金沢の金粉が出てきたのでそれを栗きんとんと黒豆に降ってみた。

向こうで甥が半袖で元気。久しぶりに会うと声変わりしていてびっくりした。背も伸びている。

ひとしきりしゃべって、旦那と娘が食器を洗ってくれる。その間に柚窯に使った柚の皮と取り置いた柚の綿とお茶袋に入れた種を砂糖で炊いてジャムを作る。

 
これは例年、することにしていてそれぞれ持ち帰ってもらう。好評だったので。幸い、柚ジャムはあまりに詰めないようにとあるので10分程度で完成。

お茶を飲み、4月の義母の命日に再開を約束してお開き。

総じて煮物が辛かったようだ。反省。初めて手作りした伊達巻は堅かった。はんぺんの量を減らし、チンしてもう少しミキサーできちんと潰し、卵も泡立てて生クリームを入れたら理想の味に近づくような気がした。

午後3時過ぎに再び、初詣に出向くと相変わらずの行列、最後尾に並び、石段に居る時に揺れた。自分が酔っぱらっているのかと思うくらい旋回して長い間揺れた。みんなそれぞれ、スマホで地震が起きているのを知る。

ご当地の方々もきっと家族や親族と顔を合わせて和んでいる時の突然に地震だっただろう。

ご当地の方が御無事であるように祈るしかない。