気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

JR桜井線 帯解駅(奈良県)

2021年06月09日 | JR西日本エリア
JR桜井線は起点の奈良駅(ならえき)から同じ県内の髙田駅(たかだえき)を結んで走行しており全線が奈良県内にあります。終点の高田駅で和歌山方面へ向かうJR和歌山線と接続しています。

奈良県内では桜井線と近鉄橿原線、天理線、大阪線等の路線と完全に競合しており、利便性の面で近鉄線に劣る事もあって列車の運転本数も少なくローカル線の雰囲気になってました。

帯解駅(おびとけえき)は1898年(明治31年)に開業された歴史ある駅で、相対式ホーム2面2線を持つ列車交換可能な駅です。駅名にちなむ帯解寺は安産祈願の寺として知られており、雅子皇后や皇族の安産祈願も行なわれてました。







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遊ぼうよ!! ・ 観光特急『しまかぜ』(奈良県)

2021年06月06日 | 近畿日本鉄道
奈良盆地の中程を南北に近鉄橿原線が通っています。

この地域では田植えの時期が到来したので、田んぼに水を引いた光景も目にする様になりました。線路際の田んぼで水鏡を狙おうとポイントを探していると、線路際に木がコンモリとした小山(?)の様なのが見えました。見る角度によっては小熊(?)か何かの動物の様にも見えて頭の部分には、はっきりと目(?)も確認できました。

時間的には三重県の賢島駅(かしこじまえき)を出た京都駅行きの『特急しまかぜ』が大阪線を通って大和八木駅(やまとやぎえき)を経由して通過する時間帯だったので、水鏡の状態はイマイチ満足出来なかったが面白そうだったので列車の通過を待ちました。

鉄骨のジャングルを抜けて『しまかぜ』がやって来ました。


通過する列車に向かって「遊ぼうよ!!」と言ってる様にも見えました。
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JR線最古の跨線橋・JR武豊線半田駅(愛知県)

2021年06月05日 | JR東海エリア
愛知県の知多半島を走るJR武豊線の半田駅(はんだえき)に設置されている駅舎とホームを結ぶ跨線橋は1910年(明治43年)に完成したもので、JR線で建築当時から同じ場所で現役で残っている跨線橋としては最古のものです。

先日、ネットのニュースで見たのですがJR武豊線では渋滞解消の為、半田駅を中心にして高架にする事業が進められています。本日6月5日の終電を以て現在の駅舎は役目を終えて6日の始発からは近くの仮駅舎での運用となる事から、跨線橋の役目も終えて110年超の歴史に幕を降ろして撤去される事になりました。

撤去される跨線橋は愛知県半田市が移設して保存を検討している様です。

私は2010年にこの駅を訪れて写真を撮っていたので、その時の様子をまとめました。(撮影:2010年12月4日)
この時の様子をまとめたフォトチャンネルも新規追加致しました。

写真右下のレンガ造りのたてものは、危険物を保管するランプ小屋です。


ネットで見たニュースの現在の跨線橋は、外壁がクリームがかった白と深い赤に美しく塗装し直されてました。








国鉄時代の雰囲気が色濃く残る駅になってました。






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車輌検査工場での力自慢の装置 ・ 『きんてつ鉄道まつり』

2021年06月04日 | 近畿日本鉄道
近鉄の検修車庫で行なわれる『きんてつ鉄道祭り』では、毎回趣向をこらしたイベントが催されています。日頃は一般人は立ち入る事が出来ない場所で実施されるイベントで、工場内の大がかりな装置が目の前で運転されるのを見学出来て大変興味深いものがありました。

今回は2019年に開催された『きんてつ鉄道まつり』で、奈良県内と大阪府の二つの会場で行なわれたのをまとめました。
【1】会場:五位堂検修車庫/奈良県(撮影:2019年10月19日)
車輌から台車が外された車体を40tクレーンで持ち上げています。そして別の台車がセットされた場所へ横移動してました。


【2】会場:高安車庫/大阪府 (撮影:2019年10月20日)
写真中央付近にグリーン系の細長い台車の様な装置があって、その中央付近に操作室の様なヶ所が見えます。これはトラバーサーといって、重量物を水平方向に平行移動(長尺物を横移動)させる為の装置です。
鉄道の工場や検査場では一般的に設置されていて、建屋内のドックから作業工程が変わって別のドックへ移動の際に使用されます。

建屋内から改修作業中の特急列車がトラバーサーに載ろうとしています。


1両が完全に載りました。


私が見学していた目の前まで横移動してきました。

コメント (2)
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近鉄の保線作業用 特殊車両『つくつくぼうし』(奈良県)

2021年06月01日 | 近畿日本鉄道
近鉄奈良線の大和西大寺駅(やまとさいだいじえき)横にある車両基地で、保線作業を行なう特殊車両『つくつくぼうし』が止まってました。この車輌は奈良県内の五位堂検修車庫で行なわれた「きんてつ鉄道まつり」で展示されていたのを目にした事が有りましたが、本業で “実戦に向けて配置” されているのは初めて見ました。

この車輌は「マルチプルタイタンパー」といって、軌道の修正やバラストをレールや枕木の下に突き固めて整える保線用の機械です。「つくつくぼうし」の名前の由来は、バラストを「突いて」レールや枕木の下に固めて安定させる事によって、事故を「ぼうし」する願いを込めてネーミングされた様です。

西大寺車両基地に停まってました。




以下は五位堂検修車庫での「きんてつ鉄道まつり」で撮影しました。(撮影:2015年11月1日)
車体の側面に窓の付いたカバーの様なのが飛び出てます。保線作業は終電車が出た後の深夜作業になる為、本線での作業時には騒音対策として地面すれすれ迄降ろして作業しますが、この時はイベントで作業内容の周知の為に上がった状態で稼働させているそうです。






車体から「つく」の部分が降りてきてバラストに差し込んで枕木の下へ突き固めます。




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