街の映画館でしか動画は見られませんでした.
それが、テレビの普及で動画が家庭に入ってきました.
テレビによって,家庭で動画が見られると,
静止画像の写真を何とか動画でということになります。
アマチュア用に動画として8ミリ映画がありました。
映画フィルムには35ミリと16ミリフィルムがあります。
8ミリ映画のフィルムは,
16ミリフィルムを流用していました.
8ミリカメラ用のフィルムはスプールに
16ミリフィルムが巻かれています
.
そのスプールを8ミリカメラに装填します.
2分ほど撮影して,片側に巻き取られたフィルムを
ひっくり返して
カメラに装填して撮影します.
片側2分,その往復で約4分それで撮影が終了します.
… … …
そのフィルムを取り次ぎの写真店に現像に出します.
何日かして,16ミリフィルムを半分に切って,
8㍉幅,一本になった
フィルムが返ってきます.
そのままフィルムを8ミリ映写機で
スクリーンに投射して
見ることはできます.
そのフィルムを編集することもできます。
このフィルムは反転現像のモノクロフィルムですから,
編集を失敗すると
それで終わりですから慎重に行わなくてはなりません。
… … …
私は,編集道具を揃えて,中抜きでカットを撮ってみたり,
アクションカットなどワンカットずつ編集して遊んでいました.
写真は映画の編集用のムビオラという
足でペダルを踏むとフィルムが走って,
プレビューできる機械です。
上の写真は映画用の道具で切断したフィルムを
パーフォレーションに合わせてつなぐ
スプライサーです。
… … …
8ミリ用にはハンドルを回してプレビューできる
簡単な道具(ムビオラ)がありました。
アセトンの刺激臭のフィルムセメントで
切断したフィルムを
8ミリ用のスプライサーでつないだりしていまた…。