
報道局ニュース班も昼過ぎになると、
ぼちぼち忙しくなってきます.
ディレクター、カメラマンは
取材先から つぎつぎに帰社します.
ずらり並んだ編集機は
電源を入れて待っています.
項目順に編集作業に入ります.

取材班は現場で「念のためのカット」を
多く撮っています。
まず、テープをプレビューします。
全部,プレビューすれば時間が
どんどん経ってしまいます。
その項目を取材したカメラマンに
「何番目の念のためのカット」がいいのか,
聞きます.
そして、粗編集(あらへん)します。

ディレクターは書き上げた原稿を読みながら、
粗編のテープをプレビューします.
手直しの編集を終えて
大体OKが出て準備が整います.
ニュースのキャスター(アナウンサー)が
原稿と編集済みのテープを
プレビューします。
編集室内はスタッフ、キャスターがが行き交って大変です.
… … …
テレビ・ニュースはラジオ・ニュースと違って
キャスター(アナウンサー)の
ワン・ショット(顔出し)があります。
ゲスト出演者と一緒にメイク室(化粧)で
メークアップを施します.
… … …
化粧を済ませたキャスター(アナウンサー)は
原稿を確かめて
スタジオ入りします.

急に事件が発生しました.
まず,ヘリコプターでの取材です.
ヘリコプターはどんな現場でも、
だいたい短時間で行けます。
その事件の規模がわからないときは,
まずヘリが現場に向かいます
現場から
「この火事は大きくなりそうですよ…」
など第一報が入れば,
長年の経験と判断で
衛星中継車(SNG車)を用意します。
… … …
真冬、琵琶湖の米原から関ヶ原で、
豪雪であたりの風景が一変しました。
その豪雪の取材に、大阪・八尾空港から
ヘリコプターが飛び立ちました.
大阪から関ヶ原へ車では時間的にニュースに間に合いません.
