初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ニュース番組

2010年06月11日 19時08分28秒 | Weblog



毎日,午後6時からローカルニュースのオン・エア

(on air=on the air=放送)が

始まります.

                  … … …

スタジオ・サブにニュースの中身に合わせた

ビデオ・カセットが項目順に用意されます.

そして2台から3台のビデオ・カセット再生機が準備されます.

                 … … …

時間がきてローカル・ニュースが始まります.

番組のタイトルが流れます.

サブでは,第1項目のカセットを再生機で頭出しをして、

一時停止してスタンバイしています.

タイトルが終わって,番組司会のキャスター(アナウンサー)の

顔出しにおります.

「今日は,晴天で暑い1日でした…」

など始まります.

「最初のニュースは××です…」

の言葉と同時に,スタジオ・サブでは、

カセット再生機の一時停止をはずして,

テープの映像に画面を切り替えます.

次の第2項目のテープは

隣のカセット再生機にセットされて,

テープの頭出しをして、一時停止で、待っています.

ニュースのカセットテープは,

一つの項目ごとに用意されています。




その日の重要ニュース取材班が、

編集時間ぎりぎりまで現場で粘っているか,

または、取材先から交通渋滞に巻き込まれて,

帰社が遅れていることがあります。

その場合,その重要項目を

スタジオ・サブでは空けて待っています.

最悪、間に合わなければその項目を飛ばして,

次の項目に移ることもあります。

                   … … …

会社の玄関で待ち構えている編集マンが、

重要項目の撮りっぱなしのカセットテープを受け取って,

五階の編集室へ駆け上がって大急ぎで仕上げます。

その項目の仕上がり時間を計測して,

カセットの大体の頭出しをして、廊下を走って

スタジオ・サブに持ち込みます.

                  … … …

銀塩カメラ取材のときは、フィルム現像が必ず必要です.

また、現像が仕上がっても,フィルムは現像処理で濡れています.

とてもカット編集はできません.

その濡れたままのネガフィルムを

テレシネ室のプロジェクターに

かけて,ネガフィルムを電気的に反転処理をして

ポジ映像にして

ノー編集で放送したこともありました。

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ビデオ・カセットによるENG取材になって,

現像処理が無くなりました。