■■【チャレンジ25】 号外 「ドイツの脱原発の実状」に学べ
2005年2月16日に「京都議定書」が発行しましたが、グローバルに見回しても一向に地球温暖化への気運が高まっていません。それどころか、自国の事情を背景に、自国擁護の動き優先で、一向に温暖化防止への動きが見られません。
日本政府が取り組んでいる「チャレンジ25」運動に全面的に賛同するわけではないですが、地球温暖化が進まないようにすることの必要性を痛感し、チャレンジ25運動に登録し、私なりのスタンスでチャレンジ25運動にご協力をして参りたいと考えて、ブログとして発信することにしました。
チャレンジ25運動の規定に基づき、その内容をブログでお届けします。
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「チャレンジ25キャンペーン」とは、 CO2削減に向けた具体的な行動を提案し、 その実践を広く国民の皆様によびかける 政府が主導する国民運動です。 チャレンジ25公式サイト | |||
先日、NHKの解説者である二村氏が、ドイツの脱原発の実状について解説していました。その主旨は、下記の通りです。 ドイツでは、5月に好天に恵まれ、太陽光による発電量が原子力発電所20基分に相当する発電を記録しました。再生可能エネルギーを国策として積極的な取り組みをしているドイツにとっては大きな成果と言えます。 福島の事故を契機に世界の原発への見方は大きく変わったといえますが、その中でドイツは優等生といえます。 2002年7月に、当時のシュレーダー政権は、原子力法を改正して新たな原発の建設を中止し、稼働中の原発も最長で32年とすることを決めました。 ドイツ「原子炉安全委員会」とは別に、社会学者や哲学者、宗教関係者などからなる「安全なエネルギー供給のための倫理委員会」が設置されました。メルケル首相は国民の反原発感情を背景に電力業界や原子力の専門家ではないこの委員会の判断を受け入れたのです。 脱原発のために再生可能エネルギーのさらなる普及と送電網・蓄電施設の整備、それにエネルギーの効率化などに関する数々の法律が制定されました。再生可能エネルギー普及の柱は風力発電です。 | |||
【 コメント 】 最近、ドイツを訪問した人はご存知と思いますが、「黒い森」などで、自然豊かさを謳っているドイツが、それを無視するがごとく風力発電機をアウトバーンから見えるところにも設置しています。 高い価格で太陽光発電による電力買い取りをしているので、積極的な投資も行われています。 当初は太陽光発電パネルで先行していた日本ですが、新興国だけではなく先進国の中でもそのシェアを下げてしまっています。日本が元気を取り戻す一策にもなるはずですので、政府はもっと積極政策を打つべきと考えます。 | |||
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