■■現代に生きる会津と長州の感情 【今日は何の日】(日記) 8月23日(木)
■ 処暑(年により日付が異なる)
「処暑(しょしょ)」は、二十四節気の一つで、立秋から16日目にあたります。
処暑の「処」は「止める」という意味も持ち、処暑とは、「暑さを止める」ということから暑さが終わる頃という意味で、夏の終わりの近いことを示します。
この頃には、涼風が吹くようになります。北海道ではサケ漁が、農村では収穫期などの農作業が忙しくなる頃でもあります。
■ 白虎隊自刃の日
8月23日は「白虎隊自刃の日」です。16~17歳の少年と言って良い若者が自刃した話しはよくご存知でしょう。
1868(明治元)年のこの日、戊辰戦争で幕府への忠誠心を忘れずに官軍を相手に闘っていた会津藩ですが、時代の流れには逆らえませんでした。城下の火を見て鶴ヶ城が炎上したと思い込み、20名の隊員が自陣をしました。映画にもなり、子供の頃、涙を流したことを記憶しています。
会津出身のある会員(内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会)のいる席で、ある会員が山口県の会員の実績を褒め称えたときに、会津出身の会員が憮然としました。始めはなぜなのか分かりませんでした。
現代でも、会津と長州の方々には、その感情が残っているのだということを目の当たりにしたことがあります。
飯盛山に立てこもった白虎隊の士中二番隊員達が、なぜ鶴ヶ城が炎上したと錯覚したのはなぜなのか私には分かりません。若さからの思い込みなのかも知れません。
我々は、思い込みで判断してしまうことがままあります。経営コンサルタントという職業柄、そうあってはならないと思いつつも、先入観を振り払うことは難しいです。
「WHYを5回繰り返す」ということがよく言われますが、思い込みを排除するためには有効な方法の一つです。クリティカル・シンキングでは、現状をそのまま容認せずに「Why so? や So what? を繰り返す」という原則があります。これも併せて実践されるとよいのではないでしょうか?(弊著「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム)」参照)
■ 【今日は何の日】その他
◇ 壬生寺地蔵盆