kenharuの日記

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真空包装の消耗品は割高

2012-12-11 | その他
手作り燻製のパックに、真空包装機「真空パックん」を使っている。
便利な道具なのだが、専用消耗品である袋がとても高い。
脱気するときに、燻製の油や水分を吸い込むと熱シールの支障になるので、袋を大きめに使わざるを得ないこともあり、ワンパックに40円ほどもかかる。

専用袋には微細なタテヨコの溝が刻んであり、これが脱気するときの、空気の通り道になるようだ。

普通のポリ袋は、空気の通り道がないので、バギュームすることが出来ないのである。

専用袋を使い切ったので、割安な他社製品をネット発注した。
届いた割安品は、溝のパターンがだいぶ違う。


溝パターンが途切れていて、連続溝になっていないのだ。
連続しているほうが、空気を吸い出しやすいと思うが、パテントなどが効いていて、マネが出来ないのではないだろうか。
トップブランドの消耗品が高い理由は、ここらにありそうだ。

しかし、使ってみると、この割安品も問題なく脱気する。
溝が連続していなくても、細かなパターンが近接しているから、空気が通るのだろう。

割安品は多少は安いが、それでもまだ十分に高い。
友人が、普通のポリ袋を使う裏技を教えてくれたので、試してみた。
裏技のタネはこの水抜きネット。


流し台の三角コーナーなどに入れ、生ゴミの水分を抜く袋で、ポリプロピレン繊維の不織布で出来ている。
この不織布をリボン状に切って、ポリ袋の口に挟み、空気の通り道にするのである。

干し芋入りのポリ袋で試してみると、ちゃんと真空包装が出来た。

不織布は、熱シールで溶けて、ポリ袋と一体になる。
なるほど、世の中には知恵者が居る。

真空包機は厚手のフィルムをシールするように作られているので、溶着時間を短めにしないと、ポリ袋が切れてしまう。だから、タイミングをはかって、スイッチを切ってやる微妙なワザが必要だ。
それに、ポリ袋は酸素を透過するので、保存能力も多少落ちるだろう。
とはいえ、この裏技は使えそうである。
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味噌漬け卵黄

2012-12-10 | 食べ物
卵黄をガーゼで包み、味噌漬けしておいたもの。


漬け込んで3日が過ぎた。
包みを開いてみると・・・

固まって、もとの黄色がオレンジ色に変わっている。

箸で二つに割る。



食べるとネットリ。
半乾きになったイクラに似ていて、なかなかの珍味。
味付けを工夫すれば、さらに美味しくなるだろう。

もっと作りたいけど、その前に、残る卵白をどうするかが問題だ。
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探鳥会

2012-12-09 | 野鳥
今日は月例の探鳥会。
冬枯れの自然観察公園を歩いてきた。


いろんな小鳥を楽しんだが、今日の主役はちょっと珍しい「ウソ」という鳥。

腹部まで赤い、亜種アカウソである。

この鳥が出ると、会話がややこしくなる。
「あっ、ウソだ」
「えッ、ホント?」
「うん、ウソ」
「うわーホントだ、真っ赤なウソだ」
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タイヤ交換

2012-12-08 | その他
カミさん車のタイヤが丸坊主になって久しい。
キャンピングカーとは違って、バーストしても大事には至らないだろうと、気楽に構えていたが、よくよく見ると、タイヤ側面がひび割れだらけになっている。

「おい、そろそろ破裂するぞ!」
そう言ったら、「タイヤを替えるか、車を買い替えるか・・・」と決断を延ばしていたカミさんが、ようやくタイヤ交換に同意した。

決めた覚えはないが、カミさんは乗るだけで、メンテナンスはボクの役割になっている。
早速町内のオートバックスに車を持ち込んだ。
タイミングの良いことに、タイヤが大特売中。

輸入品かと尋ねたら、住友ゴムのOEMだというから立派な国産品である。
手数料と廃棄費用の総額で22500円だった。

これに比べればキャンピングカーのタイヤは高い。
4輪新調すれば、10万円にもなる。
キャンピングカーの、減ってはいないが劣化した冬タイヤを、買い換えるか、恐る恐る履くか・・・迷いに迷っているところである。
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味噌漬け

2012-12-07 | 食べ物
熊本の珍味、豆酩(とうべい)


豆腐を味噌漬けしたもので、チーズのような味がする。
元が豆腐とは、とても思えない。
単純に味噌味が滲み込んだのではなくて、味噌に入っている酵母菌の働きである。
これと同種のもので、沖縄には泡盛で漬けた「豆腐よう」がある。
いずれも酵母菌による発酵だ。

これは自家製の味噌漬け豆腐。

重しで豆腐の水を抜き、ガーゼで包んで、全面に味噌を塗り、冷蔵庫で1週間以上寝かせたものである。

先日のテレビで、卵黄の味噌漬けというのを見た。
豆腐の味噌漬けと、全く同じ作り方なので、試したくなった。
これは酵母発酵ではなくて、単なる味噌漬けかもしれないが。

ぐい飲みに味噌を塗って、


ガーゼを敷いて、卵黄を入れる。


卵黄をガーゼで包んだら、その上に味醂で溶いた味噌を薄く塗る。


冷蔵庫で2日寝かせれば完成だ。
どんな味になるのか、楽しみである。
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アクセス激増の理由

2012-12-06 | その他
過去1ヶ月間に、1日のアクセス数が12000を超えた日が2回あった。
普段の4倍を超える異常な数である。

ブログの文中に、たまたま人気の検索ワードがあったというのなら、IPアドレス数も増えるはずなのに、そちらの数字は普段どおりの水準にとどまっている。
ということは、「1台のパソコンから数千回のアクセスがあった」と考えたくなる。

ボクは有料のアクセス分析ツールを使っていないので、分析のしようが無いのだが、この現象について面白い話を聞いた。
「それはブロガーを誘い込むワナかもしれない」というのである。
アクセス急増に驚いたブロガーに、アクセス元となったページを調べさせて、有料サイトに誘い込む悪質商法があるのだという。
そんなワナが本当にあるのだろうか。

何でもありのネット世界。
アクセス数のみが激増した現象について、どなたか何か知りませんかねー
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熱燻と温燻

2012-12-05 | 食べ物
燻製には熱燻(100度前後)、温燻(50~70度付近)、冷燻(およそ25度以下)がある。
サバの熱燻と温燻を試してみた。

これが「熱燻」したもの。

美味しそうに見えるし、実際に美味しい。
10分間、高温で燻煙をかけたので、色づきが濃厚だ。

これは70度で2時間燻した「温燻」もの。


皮が少し生っぽく見える。
普通の焼き魚とは温度が違うので、出来上がりの様子もまた別になる。
熱燻よりも肉質はしっとりとして、血合いの部分が特別に旨い。
ところが、惜しいことに皮が食べられない。温燻だと皮が柔らかくならないのだ。
サバは皮のあたりが美味しいのだから、これは勿体ない。

これはサバに限らない現象で、ニワトリでも同じようになる。
先日鶏モモを温燻してみたら、肉部分はベーコンみたいな良い風味になったのに、皮は硬くて噛み切れなくなった。
肉と皮では、柔らかくなる温度が異なるようだ。
北京ダックではないが、ニワトリも一番美味しいのは皮だと思うのに、温燻した鶏モモは、バナナみたいに皮を剥いて食べるしかなかった。
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年賀状の写真探し

2012-12-04 | 野鳥
野鳥撮影が趣味なので、毎年の年賀状に鳥の写真を使っている。
師走に入ったから、そろそろ賀状写真を決めなければならない。

パソコンのメモリーを物色してみたが、新年向きの写真が見つからない。
鳥マニア向きのはあるが、一般向きのが無いのである。
今年は鳥よりも釣りの遊びが多かったからだ。

カミさんに「可愛いヒナにしたら」と言われて、北海道のサロベツ原野で撮った一枚を思い出した。
ノビタキのヒナが、悪天候の日に巣立ちして、本降りの雨に打たれながら、親鳥の給餌を待っている姿である。

何枚も撮影した中の正面顔が面白い。
「がんばれ日本」というタイトルを付けて、ポスターにしたらどうかと思った一枚だ。

いい表情をしている。
年賀状に使えるかな。

あの時、ボクはどんな顔をしてシャッターを押したのだろう。
この子の真正面に三脚を立て、ボクも雨に打たれていたことを覚えている。


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干し柿づくり

2012-12-03 | 食べ物
柿を干してから、半月が経過した。
今年は寒いので、柿に虫がとまることも無く、衛生的に乾燥が進んでいる。
去年はハエにたかられて、さんざん舐められた挙句に、やっと干し柿になった。
ハエを気にしないボクも、それを知らない友人たちも、みんな美味しく食べた。

暖かい南の地方で干し柿を作れば、カビが生えるし、ハエの舐め残しみたいになりかねない。
逆に北海道などでは、柿が凍ってしまうから、干し柿にならないだろう。
干し柿づくりの適地は、からっ風の吹く関東の高地か、東北地方だろうか。
ハエやカビが気になる人は、11~12月が異常に暖かかった年には、干し柿を買わないほうが無難である。

ぶら下げた柿が乾いて柔らかくなったので、今日は第一回目のモミモミをした。
半月も干せば、柿の表面が乾いて皮のようになり、中味は熟れてジャム状態になるのだが、柿を手指で押すと、中にシコリのような塊がまだ残っている。
これをモミモミでつぶしてやるのだ。
ぶちゅ、ぶちゅ・・・という感触が楽しい。


写真の左列は、道の駅で買ってきた、干し柿用の渋柿。
右列は庭で収穫した甘柿だ。

渋柿も甘柿も干し柿になる。
ただ、渋柿はもともとの糖度が高いので、渋みが消えれば甘柿よりも甘い。
ボクは渋柿を、黒っぽくなるまで干してから食べるのが好みである。

干し柿の暖簾が黒く甘くなる (山口某)
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牡蠣の燻製

2012-12-02 | 食べ物
作り方はごく簡単なのに、牡蠣の燻製は実に旨い。

蒸した牡蠣をピックル液(塩、醤油、酒、味醂、ニンニク、ハーブ、スパイス)に漬け込む。


2~3日後に、3時間ほど扇風機で風乾。

表面が乾けば、準備OKだ。

鍋の底にチップを一握り入れ、宙に浮かした金網に牡蠣を並べて、中火にして燻煙をかける。


7分ほどでチップが燃え尽き、煙が止まれば、牡蠣は黄金色に大変身。


オリーブ油に潜らせて、はい出来上がり。


一粒をほおばってみて、あまりの旨さに言葉も出ない。
「・・・・!」←絶句
悪魔が宿るような美味しさとは、まさにこのことだ。
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