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kenharuの日記

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宍道湖から安来へ

2013-04-20 | 旅行記
まずは昨日のクイズ。

出雲大社にある、このぶっとい柱は何ものか?

答えは旗竿。

旗竿と呼ぶには太すぎるが、他の言い方を知らない。
しめ縄もこの旗竿も、日本一の大きさかもしれない。

次は、昨日載せ忘れた写真。

カミさんが見つけて、走行中に撮影。

さて、今日の午前中は、宍道湖畔の「秋鹿なぎさ公園」で、友人と一緒に過ごした。
昼前に別れて、友人は西へ、ボクらは東へと出発。

今日は休養日みたいな一日だった。
松江市内で昼食、買い物、給水。コインランドリーで洗濯機を回しながら、車内の大掃除。
寒いから温泉にしようと、冷たい雨の中を出雲方面に20キロ引き返して、きまち湯治村の「おおもりの湯」に浸かった。

風呂上りには、国道9号線を東に40キロ。安来市まで走った。
今夜のねぐらは、ドジョウすくいの、道の駅「あらエッサ」。
国道9号沿いだが、駅裏にとめれば、静かに寝られる。
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出雲へ

2013-04-19 | 旅行記
道の駅「ロード銀山」の朝。
国道9号線の車がやかましく、この駅はP泊に向かないことが分かった。
ボクらは、駅の裏にある建物の、そのまた裏の空きスペースに逃げ込んだので、静かに寝ることが出来た。

ところで、ここは不思議な駅だった。
前を通る国道9号線の通行量は多いのに、立ち寄る車が極めて少ない。
普通の駅であれば、朝の通勤時間にはトイレを利用する勤め人がどんどん入ってくるものだが、それもまばらだ。

今朝の男性用トイレには、トイレットペーパーが全く無かった。
予備のペーパーも見当たらない。
女性用トイレも、ペーパーの残りは僅かで、切れている個室もあったという。
いつもこんな状態だから、誰も来ないのだろうか。

9時近くまで滞在したが、駅スタッフや、売店に商品を搬入する人の動きも、ほとんど見えなかった。
調べてみたが、今日は定休日でもない。
不思議である。

10キロ先にある多伎町の、道の駅「キララ多伎」に移動した。

同じ国道9号沿いなのに、こちらの駅はあふれんばかりの人出で、駐車場所を探さねばならなかった。
さっきの「ロード銀山」は何だったのだろう。

多伎町の名産はイチジクだそうで、周辺にはイチジク畑が広がっている。
低く仕立てた樹形は、上から見下ろすと面白い。


イチジクの実証圃場を覗かせてもらった。


ハウス内には水栽培のコンテナが並んでいる。


露地の圃場もある。

イチジクは丈夫な樹木なのに、どうして水栽培をするのかな。

しばらく遊んでから、出雲大社に向かった。
5年前に、孫の安産を祈願したので、今日はそのお礼参りである。
ここのしめ縄は、何度見ても巨大だ。

何トンあるのか、これが落ちたら大ごとになる。

大社さんは大物がお好みのようだ。
これも普通なら、もっともっと細い。

この柱のてっぺんに何があるのかは、この太さを見たら、分からないだろうな。(答えは明日掲載)

今夜のねぐらは宍道湖の北岸にある、道の駅「秋鹿なぎさ公園」。
これから九州へ向かうという友人と、この駅で合流して、夕食会をした。
半年ぶりの出会いだが、明朝は東西へお別れである。
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萩から島根県太田市へ

2013-04-18 | 旅行記
道の駅「萩さんさん三見」の朝は霧雨。
広い駐車場に泊まったのは、ボクらのクルマ1台だけだった。
夜間は車の出入りが途絶え、完璧な静寂の中で寝た。

さて、今日からは東に向かって走る。
自宅に向かう道だから、多少の長距離走行も苦にならない。
有名どころは観光してしまったルートだから、小さな見所を拾いながら、遊び遊び進む。

萩市街は、町並みを車窓から見ながら通り抜け、道の駅「萩しーまーと」で小休憩。
近くにある反射炉を見学した。

近世の反射炉が残っているのは、韮崎とここだけらしい。

明神池に立ち寄った。

池の端には風穴があるという。

山口県の最後の町、阿武町では、ホルンフェルスを見に行った。
白黒の縞模様が美しい断崖である。

堆積層に火成岩が貫入し、高温のために変成岩となったもので、かなり珍しいものらしい。

ホルンフェルスからの帰りには、山道でワラビ採り。
すぐに車内で重曹に漬け込んだ。

さらに東へ進んで、島根県に入った。
石見海浜公園で眼を引いたのは、珍しい「吊り歩道橋」


国道9号沿いの道の駅に立ち寄りながら走り、温泉津温泉(ゆのつおんせん)に到着した。


温泉街は、何ヶ所か極端に狭い道があって、すれ違いが出来ない。
道を譲ってバックしてくれた対向車が、バンパーをコンクリにぶつけるという、気の毒なアクシデントがあった。

期待の共同浴場「薬師の湯・元湯」。

ここが温泉街一帯の湯元だそうで、長い歴史(平安時代以前)を誇っている。
昔々、古だぬきが湯に浸かって傷を癒しているのを見た人が、湯治場をひらいたのだという。

元湯に入浴した、偉いさんの名前が掲示されていた。
古だぬきが並んでいる。


元湯は期待通り、面白い湯だった。
300円払って入ると、狭い浴室に浴槽が2つある。
それぞれに「ぬるい湯」「あつい湯」の表示がある。
湯はやや濁っていて、湯船の縁は、析出した温泉成分で鍾乳石状態になっている。

「あつい湯」は46度で、「ぬるい湯」は44度だ。
44度に浸かった後で、46度に20秒ほど入った。
洗い場の蛇口は水しか出なかったが、満足の温泉だった。

薬師の湯で元気をもらい、さらにひとっ走り。
今日一日で、一般道を180キロ以上走り、道の駅「ロード銀山」に到着した。
ここは、石見銀山に一番近い道の駅である。

駅の裏手に菜の花畑を見つけ、これを借景にして晩酌をした。
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下関から萩へ

2013-04-17 | 旅行記
火の山公園の朝。
激しい雨音で眼を覚ました。
今日は走れるのかと心配になるほどの強雨だったが、8時過ぎには小降りになった。
朝食後に、小雨の中を出発した。

降ったりやんだりの雨が、上がっている時に、角島大橋に到着した。
せっかくの景勝地なのに、遠景は霞み、海の色は冴えない。


長門市までの道中には絶景ポイントが幾つもあるのだが、その全部をパスして、萩の手前にある湯免温泉でゆっくりと入浴した。

風呂を上ると、道の駅「萩さんさん三見」に入った。

「さんさん」ではなく、ガラ空きの閑散だ。
今夜は静かに寝られるだろう。
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下関の最終日

2013-04-16 | 旅行記
火の山公園の朝。
一緒にP泊した友人ご夫妻を見送り、また夫婦二人に戻った。
今日が下関滞在の最終日で、明日からは自宅に向けて移動を始める。

公園近辺をぶらついてから、昼前に川棚温泉へ向かった。
瓦そばの元祖だという「たかせ」で昼食。


これが瓦そば。

焼いた屋根瓦に、茶そばを載せてある。
西南の役で薩摩軍の兵士が、屋根瓦に肉や野草を乗せて焼いたという言い伝えをヒントに、店の初代が「瓦そば」を考案したのだという。

瓦は熱々だから、箸で蕎麦を広げれば、じゅじゅうという音をたてる。

焦げかけた蕎麦の、パリパリとした食感が美味しい。
ボクはこのパリパリ感が好きなので、瓦を「よく焼き」にするよう頼んだ。

満腹すると、この店の温泉に入浴。

小さくて清潔感のある露天風呂に、1人で気持ち良く浸かった。

ボクらが初めて瓦そばを食べたのは、昨年の火の山公園である。
下関のキャンパーご夫妻が、手作りの瓦そばを、公園駐車場まで持ってきて、キャンピングカー内でご馳走してくれた。
これがその時の記念写真。

瓦ではなく、鉄板で焼いたものだが、瓦そばの元祖「たかせ」よりも華やかで、美味しかった。
下関の、思い出の一品である。

夕刻、火の山公園駐車場に戻ると、その「瓦そばご夫妻」が、一年ぶりに訪ねてきてくれた。
こうして、本州最西端の最後の夜も、楽しく過ごすことが出来た。
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下関

2013-04-15 | 旅行記
ドライブイン「みちしお」の朝。
今日は快晴。
楽しく遊んだYご夫妻と、笑顔と笑顔のお別れをし、下関へ向かった。

関門橋のたもとにある、火の山公園駐車場に入ると、遠来のキャンピングカー仲間が待っていた。
「やあやあ」
「やあやあ」

友人ご夫妻もボクらも、前日まで走り回っていたから、自然「今日はここでゆっくりしましょう」と一致。
互いの近況を話し合った後は、ロープウェイで公園の頂上に登った。

淡く霞んだ春の海に、船の白い軌跡が爽やかに見える。


駐車場の奥には、起伏に富んだ花畑が広がっている。
陽射しで温もったベンチに4人掛けして、この花景色を眺めながら、長い時間とりとめのないおしゃべりをした。


今夜のねぐらは、火の山公園駐車場。


****************

昨日カミさんが見学した、金子みずずの詩

こだまでしょうか

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
 
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
 
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
 
そうして、あとで
さみしくなって、
 
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
 
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
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美弥から山陽小野田へ

2013-04-14 | 旅行記
道の駅「おふく」の朝。


今日は国道316を南下し、山陽小野田に泊まる予定だが、カミさんの希望で日本海沿いの長門市まで北上した。
行き先は「金子みすず記念館」。

興味がないボクは、車内で留守番。
カミさんが帰るまでの1時間半を活用して、これからの旅を検討。
温泉博士を最大限に活用した、帰りルートを作った。

金子みすず見学が終わると、もと来た道を引き返す。
途中、長門湯本温泉の共同浴場が眼を引いた。

古風な建物、派手なネオンサイン、郵便ポスト。

番台のおばさんに聞くと、市営の共同浴場は2軒ある。
写真の風呂は源泉かけ流しだが39度とぬるい。これとは別に、加熱加水処理をして温度を上げた共同浴場が、すぐ裏手にある。
風呂から出てきた観光客が「ここは少しぬるすぎる」という。

裏手の風呂を見ると、建物も設備も新しいので、こちらに入浴した。


風呂上りには瀬戸内海まで南下し、夕刻、山陽小野田市にあるドライブイン「みちしお」に入った。


ここは私設ドライブインだが、日帰り温泉、食堂、コインランドリー、広大な駐車場、24時間トイレなどがあって、トイレの外には洗面所まで備えている。

石鹸が置いてあって、お湯の出る蛇口もある。

全国をクルマ旅していると、道の駅の多くが車中泊を嫌って、排斥しているように感じるが、このドライブインは逆に、P泊者の便宜を図ろうとしているように見える。

立派な日帰り温泉館。


まもなく、地元のYご夫妻のキャンピングカーが現れ、レストランで賑やかに会食。
レストランは、お好みのオカズを自分で選ぶ。

生ビールは注文すれば持ってきてくれるが、缶ビールやカップ酒は客が自販機で買うシステムだ。

人気の看板メニューは貝汁350円。

ホルモンうどん鍋780円も、独特のダシが美味しかった。

飲んで食べた後は、キャンピングカー内でY婦人のサックス演奏会。

聞きほれて一段と酔いが回る。
思い出に残るP泊となった。
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下松から秋吉台へ

2013-04-13 | 旅行記
下松市内で朝を迎えた。
昨夜は少し騒音が気になったが、まあまあ眠れた。
今日は快晴。

地元のHママさんから「下松に居るのなら、笠戸島がお奨め」という連絡を頂戴した。
橋がかかっているから、島は地続きである。
朝食後に5キロ走って、笠戸島の「はなぐり海岸」に行った。
教えられたとおりで、景色が素晴らしい。


ちゃんとしたトイレがあり、海辺の散歩道には水道もある。
すぐ先の国民宿舎で入浴も出来る。
知っていれば、昨夜はここに泊まりたかった。
P泊に向くというだけでなく、一日を過ごす景勝地として申し分ない。

駐車場の端から見下ろすと、海上に散歩道が見え、何ヶ所かに釣り場も設けられている。


散歩してみたら、釣り人が目の前でチヌを釣り上げた。


国民宿舎に行ってみると、そこからの眺めも美しい。
夕日の沈む位置が掲示されていた。


ぶらぶらしていると、Hママさんがご主人と一緒に会いにきてくれた。
ブログが縁だから、初対面でも初めから友人どうし。
しばらく談笑し、ご夫妻のジルを見送った。

その後、国道2号を防府まで下り、進路を北に変えて山口市に向かった。
道沿いの回転寿司で昼食。
初めて「幼児用握り寿司」を見た。

シャリもネタも半分の大きさだ。

山口市に入ると、瑠璃光寺で国宝の五重塔を見学。


1442年の建築だというから、実に571年前の木造建築物である。

これだけ古いと、朽ちかけている部分に風格を感じる。

まだ日が高いので、そのまま秋吉台まで走った。
何度も見ている鍾乳洞をパスして、カルスト台地へ。

荒涼として、広大な墓地を見ているようだ。
これを借景に、お茶にするつもりだったが、やめにした。

夕刻、今日のねぐらである、道の駅「おふく」に入った。
ここは温泉つきの駅である。
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呉から下松へ

2013-04-12 | 旅行記
呉市にある「音戸の瀬戸公園」の朝。
一段高い駐車場にクルマを移動して朝食。

借景が良ければ、食事が美味しくなる。

フロントガラス越し、前方の眺め。


クルマの後方には呉港が見える。
良いP泊場所だった。
眺めは良いし、近くで水も汲める。

この写真を撮っていたら、近所の人が、ボクのブログを見て訪ねてきてくれた。
コメントをいただいたことのある、バンコン乗りのAさんである。
(わざわざ、ありがとうございました)

今日は下松まで走ることにした。
クレーンが林立する造船所地帯を通り抜けて、呉の町とお別れ。

2号線を西へ下った。

宮島口の駅前通りにある、アナゴ飯の有名店「上野商店」に立ち寄った。


人気のアナゴ飯は1480円。
二人とも「これは旨い!」

値段も美味しいさ相応で、満足だった。

その後、大竹市の蜂が峰総合公園に入って、休憩とウォーキング。
中休みを入れれば、長距離走行しても疲れない。
さらに西け走って、錦帯橋の横を通過。

信号待ちの車窓から撮影。

熊毛付近にある、三丘温泉「やすらぎの里」で温泉に浸かった。


入浴券の券売機がちょっと気になった。
65歳以上の人は、運転免許を返還すれば、入浴料金が半額になる。

免許の返還奨励策である。
ボクもそう見られる歳になったのかと、少し気落ちさせられた。

夕刻、下松のP泊場所に到着した。
下松付近には道の駅がない。
今はまだ公開できないが、ここは買い物が便利なうえ、風呂もトイレもあり、静かに寝られる穴場である。
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2013-04-11 | 旅行記
道の駅「たけはら」の朝。
朝食を済ますと、竹原の町並みを散策。

狭いエリアだが、きれいな町並みが残されている。


造り酒屋。


醤油屋。


散歩が終わると呉市まで走った。
昼食はお好み焼き(広島焼き)。


午後は鉄のクジラ(潜水艦)を見学。


艦内のトイレと洗面台。


潜水艦の操縦席に座って喜ぶカミさん。


潜望鏡を覗くカミさん。


ボクは、潜望鏡にデジカメを押し付けて、外の様子を撮影してみた。
ちゃんと撮れた。

デジスコという撮影手法である。

お次は大和ミュージアムの見学。
真正面から撮った戦艦大和。


温泉博士で入浴するために、江田島に向かった。
先月末に開通したばかりの、音戸第二大橋を渡る。


江田島の能美町に到着すると、潮干狩りをする人たちが見えた。
あれは何だろうと、砂浜まで歩いたら、マテガイ獲り。
やったことが無いから、ボクらも試してみよう。

砂浜の表面を10センチほど削ると、マテガイの穴が現れる。
穴に塩を注ぎ入れて待つ。


数秒たつとマテガイが飛び出てくる。

ちょっと出ては、すぐに潜ったりする。

つまめるほどの長さが出たら、逃さずに指でつまむ。

貝は抜かれまいとして頑張る。

無理に引っ張ると千切れるので、マテガイの力が抜ける瞬間を待って、静かに引き抜く。


出たり引っ込んだりがモグラ叩きのようで、アサリやハマグリ獲りよりも面白い。
旨いかどうか分からないので、30分ほど遊んでお終い。
初のマテガイ獲りが出来て良かった。

入浴後は、今夜のねぐらである「音戸の瀬戸公園」に移動。
早速マテガイを酒蒸しにして、晩酌のツマミにした。

案外旨かったが、見慣れないせいか、細長い姿が虫のように見えて、少々気持ちが悪かった。
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