kenharuの日記

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尾道

2013-04-09 | 旅行記
道の駅「アリストぬまくま」で2回目の朝を迎えた。
駅の直売所には、8時前から次々と鮮魚が搬入される。
パックに入れた生魚のうち、何割かはまだ生きていて、暴れる魚がガサゴソと音を立てる。

ヒラメやアコウの半数は生きていた。
晩酌の肴にと、まだ動いているワタリガニを買った。

九州が近くなるにつれて、魚の鮮度が良くなるようだ。
生簀の魚を別として、東日本では店頭で生きている魚を見ることはほとんどない。
魚を店頭に届けるまでの、流通経路か、あるいは関係者の行動パターンが異なっているのだろうか。

現役時代に、福岡から東京に転勤してきた同僚に聞いた話が記憶に残っている。
同僚の奥さんが都内の魚屋に行くと、鮮度の悪い魚ばかりが並んでいた。
恐る恐る「あの~、こちらには生きている魚は置いていないのでしょうか?」と尋ねて、ヒンシュクを買ったという。

明日は尾道造船所で大型船の進水式を見学するので、駐車場所を探すために市内まで出かけた。
幸い、造船所の近くに、手頃な駐車場所を見つけることが出来た。

尾道駅の裏にあるイオンの駐車場にクルマを入れると、目の前に銭湯があった。

尾道付近の日帰り温泉は高い。
800~1000円もする。
ボクの入浴は、どうせカラスの行水だから、今日は銭湯にしよう。

イオンで買い物をしてから、二人で周辺をウォーキングした。

山の上に尾道城が見える。

細い路地に入ると、町並みに昔の風情が残っていた。


尾道は坂の町だから、石垣も多い。


古い、木造の3階建て。


商店街にはシャッターを閉じた店が目立つ。
土地のおばあちゃんが、「サティ(今はイオン)が出来てから、店じまいが続出したのよ」と話してくれた。
これでイオンが撤退したら、不便な町になるだろうな。

「吉源酒造場」という造り酒屋があった。


造り酒屋の表札。

これは「源右衛門」かな、それとも「源吞衛門」かな。
「源右衛門」なのに、酒屋だからと、「右」の文字を「吞」に似せたのだろうか。

シャッターロードを抜け出たところは、ちょうど尾道駅の裏口だった。


帰りに、裏通りを選んで歩いていると、別の銭湯を見つけた。

栗原温泉。さっきの銭湯よりも新しい。
入浴はここにしよう。

風呂上りには、尾道造船所の近くに見つけた公園の駐車場に移動。
小さな公園だが、トイレも水もあり、P泊には好都合である。
晩酌の肴は、刺身みたいなシメサバと、ワタリガニ。
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