今日は修理に出していた
車が戻ってきて、
久しぶりに、水越峠を越えて、
「日帰り温泉」ね。
ちょっとサウナも入ってみたけど、
あらためて、鉄輪温泉の蒸し湯が
「やっぱり良かったのね。」
と、再認識したのであります。
でも、今は、昨日の続きで、3年前、夏の
平戸行の話であります。
伊万里では、伊万里焼の窯元が
集住している大川内山を見学。
夏の暑い盛り、ひっそりとしているのが、
かえって風情をかもし出しておりました。
鍋島藩の財源、大川内山の窯元群。↓
伊万里市内の橋。さすが、橋の欄干が見事ですね。↓
その後松浦鉄道で松浦海岸を
のんびりと平戸へ向かいました。
その昔の松浦党の活躍舞台です。
松浦鉄道。↓松浦海岸を大回りします。 ↓ 田平港から平戸大橋。
平戸大橋をバスで越えて、
平戸へ入ると、
ほんとに、小さな港町です。
小さな港をぐるっと取り囲むように、
お城や、教会、寺院が
丘陵地帯に建ち並んでいます。
海と港を見下ろす位置に平戸城。↓
まるで、周囲から隔離された別天地のようです。
それでいて明るいのは周囲の海へ
開かれているからでありましょう。
ひっそりとしつつ、
開化的であります。
海に面した、小さな旅館に宿を取りました。
街をめぐり、茶店に立ち寄り、
何となしの住民の雰囲気を感じ取りました。
まだ、地方の文化が息づいているような感じです。
茶店に集まっている人は、
どうやら地元の高校の同窓生みたいで、
土地の香りをぷんぷんさせておりましたね。
城下町の旧制高校文化の雰囲気ね。
(こういうの、まだ残ってるのよ。)
翌日、丘陵地帯の寺院、教会をめぐって、
そして平戸城でありました。
汗をかきましたです。
ザビエル記念聖堂。↓
天守閣から見下ろす。↓
天守閣から、小さな港町を見下ろすと、
「こんな町、いつまでも何とか、生き残って欲しいね。」
とつくづく思うのでありました。
かくして、なべさんは、
何喰わぬ顔をして、
近場の郷里へ帰省したのでありました。
ちなみに、その後、司馬遼太郎の
「韃靼疾風録」を読んだなべさんは、
再度、この平戸を懐かしく
いとおしんだのであります。