散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

河川敷を掃除する奇特なおじちゃん

2013-09-10 23:19:37 | 日記


久々に石川の河川敷までお散歩でしたが、
コサギを見て、シャッターをきろうとすると、
シャッターがおりません。
何と、カメラのメモリーカードが入っておりません。
カードを抜いたままの入れ忘れであります。

やれやれ、大失敗であります。

 

というわけで、写真も撮れないまま、暑い中の河川敷お散歩でした。
アオサギはいつものごとくですが、ハクセキレイがたくさん飛び交っていて、
中にセグロセキレイも混じっているようでした。

珍しく超望遠を三脚で構えたマニアの方が二人いらっしゃって、
どうやらカワセミを狙っているようであります。
見ると、川にはまって、止まり木と餌場までこしらえているようです。
ちょっとやりすぎでないの、と思わないでもないですが。
(まあ、人それぞれでありますかね。)


大きな鉄製の枠組みが川幅いっぱいに設置されたところがあります。
どういう設備なのか、よくわかりませんが、
そこに、いつも大量にごみがたまっております。
そのごみを懸命にこつこつと取り払っているおじちゃんがおりました。
鉄枠に飛び乗って、ちょっとあぶなっかしいのですが。

「いやあ、ちょっとでも綺麗になったらいいと思うてなあ。」
「もう何年もやっとるよ。毎日じゃないけどな。」
「そいでもごみのけといても、役所も持って行ってはくれんのじゃ。」
「ゴミ袋ぐらいもらったれと思って役所行っても、たらいまわしでな。」
「しょうがないんで、ここで、燃やすんやけど、
近所の家は離れとるから少し勘弁してもろうてるぅ。」
「鳥や魚ぁ見にきよって、きれいな川なんがええやろう思うて。」

むしろ「おじいちゃん」と言った方がいいかなり年配のおじちゃんであります。
以前にもこの危なっかしい鉄枠に飛び乗って
ごみ片づけをやっているのを拝見しております。
実に半端なゴミではありません。
まるで「シジフォスの労働」のような作業であります。

おじちゃんの労をねぎらって、
しばし、話し相手をさせていただきました。

(お散歩くれば、たびたびお会いできて仲良しになれるかもよ。)

 

こんなわけで、写真も撮れないながら、奇特なおじちゃんと
和やかなおしゃべりが出来たお散歩でありました。

 

とは言いながら、自宅に戻って、
カメラが使えなかったのはやっぱり消化不良ですから、
夕方、明治池公園に再度お散歩して、お口直しね。

でもって、エナガです。 ↓

ふっくらとした毛並みが可愛いです。 ↓

 


シジュウカラと入り混じりながら、繁みの中を飛び交っておりました。
ようやくちゃんと姿を捉えられたという感じです。
(すばしこくて、なかなかカメラに収められないんですよ。)

 

そして今日のカワセミは、というと
なかなか近いところには
止まってもらえませんでしたね。  ↓

 

 

 

コメント (2)
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