今日は、寝坊したのですが、とても天気が良さそうなので、
午後からでしたけど、佐伯運動公園まで行ってみました。(車ですけど。)
火葬場のすぐ近くなのですが、見晴らしの良いところです。
行ってみると、三脚にカメラやら、双眼鏡を据えたおじさん達が、
数名、空を見上げておりました。
「タカの渡りの研究会」の方々のようであります。
肉眼では見えないのに、「おーノスリが飛んでいく~。」
「おーサシバじゃね。」とかつぶやいております。
日々、定点観測を行い、今どんな鳥が渡っていくのか、カウントしているとのこと。
先達て、「鳥ってすごい!」という本にハチクマの渡りの記述があって
感心していたところですが、
その記述を支える観察活動の現場に遭遇した思いが致しまして、
またまた感心してしまいました。お話を聞いてその根気強いことに頭が下がります。
そうしたところに、たまたまハタさんがやってきまして、合流したのですが、
「なべさん、ちょっとこっちへ行ってみよう。」とハタさんが誘います。
公園のはずれについて行きますと、そこで夏鳥のようなさえずり。
繁みを見回してみると、、、「ハタさん、オオルリ!!」
二人ともあわててシャッターをきりましたよ。
なかなか姿を捉えにくい夏鳥です。いつも鳴き声だけだったり、
見つけても高い木の上だったりで、今までうまくいきませんでした。
タイミングよく声をかけてくれたハタさんに感謝ですね。
研究会の方々はひたすら空を見上げてタカ類の観察を行っているのですが、
この日はサンショウクイも飛んでいたとか。
この公園、なかなか良いところですよ。火葬場の前ですけど。