染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
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西へ その2

2024年07月03日 | 店主の一日
敦賀で乗り換えて在来線の特急サンダーバードに。
他に何に使うのかわからないけれど巨大な駅。

新幹線が長野までしか行っていないころは味わいがあってよかったです。
十日町から特急はくたかで金沢に行って、金沢からは特急雷鳥で京都へ。
少し時間はかかりましたが、乗換は少ないし安いし。
なにより新幹線と違い低い場所を走るので景色が全く違います。
流れゆく車窓の景色ものんびりで実にいいものでした。
敦賀から京都までは一時間とちょっとつまらない。


最近の検索はよくしたもので「なぜかがやきは全席指定なのですか?」「サンダーバードは自由席がありますか?」みたいな項目が出てきます。イヤ、別にJRの公式ページでなくてです。

開いてみると「かがやきは長距離輸送を念頭においているため、乗車券する人の多くは座る事を希望すると思われるからです。」
「新幹線からサンダーバードへの乗換で自由席に乗ろうとする人が急いで移動して混雑したりケガをするといけないからです」となんとも釈然としないお答えです。
もちろん指定券を買わずに特急券だけ持って立って乗ることは可能ですが、だからと言って「自由席はなしよ」というのはあんまりです。上野から大宮だって皆、座りたいでしょうし、安全に乗換できるようにダイヤを組むのもお仕事かと。

ちょっと大袈裟な言い方になりますが、AIや検索エンジンでこうした解答例を作っていった時に、一見合理的に見える公式発表ばかりが流布し、それを批判する声や憶測が見えにくくなってしまったら、それは密かに進む言論統制みたいになったりしないのだろうかと危惧してしまいます。


普段は帰りの切符は京都で買いますが、今回は十日町で帰りの分の切符も指定券も買いました。
とてもあのカオス状態の京都駅で切符を買う気になれません。切符を買う列に並ぶだけで列車を過ごしてしまいます。
そんな事を十日町駅のみどりの窓口の駅員さんに軽口したら、「ぁあ、私も去年京都に行きましたがあれはひどいですね。うんざりしました。」だって。
どうなってるんだか。

写真は大阪行きのサンダーバード。
反対側のホームに停まるのは名古屋行きの特急しらさぎ。懐かしの681系。








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