JR奈良駅舎は昭和九年にできた堂々たる駅舎です。
現在は新しい駅舎ができて、「駅」としては使われていません。
ふと気付いたら、中に大手コーヒーチェーンが出来ていました。
別にコーヒーチェーンに恨みがあるわけではないのですが、このコーヒーチェーンがあることが都会っぽい事のメルクマールになってみたり、コーヒーチェーンのなかった県の知事が「ウチにはスナバがある」と言ったりしている現状に少々うんざりしています。
そんなにコーヒーチェーンが大切なのかと不思議に思ってしまいます。
JRとしても奈良の一等地から収益を上げないとならないので、高く借りてくれて集客力のある施設が望ましいのでしょうけれど、その結果がどこに行っても同じような価値観に収斂してしまうあたりに少々げんなりします。