6月、博多座大歌舞伎/楽しみな高麗屋さんの「伊達の十役」
高麗屋・親子三代の襲名披露公演、昼の部の「伊達の十役」は、過去にも三代目・市川猿之助丈、四代目・市川猿之助丈と観てきました。
今回は、十代目・松本幸四郎丈の「伊達の十役」。
もともと、三代目猿之助が、復活させたもので、市川海老蔵、市川染五郎、市川猿之助に伝えたものだと思います。
思いで深い、三代目・猿之助丈の「伊達の十役」
楽屋で猿之助丈(三代目)に、「もう一度、『伊達の十役』を観たい」と申し上げたら、「あれは若いから出来る、今の私には無理ですヨ」と言われたのを思い出します。
それほど、役者にとってはハード、観客にとってはスリリングで面白い出し物なのです。
善悪十役を、十代目幸四郎丈が演じ、早代わり50回、宙乗りもあると言うのですから、歌舞伎ファンならずともたまりません。
今日は、明日の観劇のために、宮崎・鹿児島から、新幹線やバスに乗って博多に集まります。
高麗屋を観てから、翌日は「はかた伝統工芸館」で、「芸妓の着付けショー」
「きつけ塾いちき」の歌舞伎好きたちは、6月6日…博多座大歌舞伎の「高麗屋親子三代襲名披露公演」を観にいきます。
昼の部は、十代目松本幸四郎の「伊達の十役」。
翌日は、博多座から歩いて10分、櫛田神社近くの「はかた伝統工芸館」で、「京都と博多の芸妓の着付け競艶」を行います。
この着付けショーは、毎年「きつけ塾いちき」が行っているもので、今回は京都と博多の…「芸妓の着付けショー」です。
興味をお持ちの方は、ぜひともお越しくださいませ。
松本流のお友達に頼んだ、高麗屋の公演チケット…最高!
高麗屋の、「親子三代襲名披露博多座公演」に行こうという事になって、鹿児島の松本流のお友達にチケットをお願いしたら…
先日そのチケットが届きました。
座席を観ると、前列のちょうどいい距離で、舞台を目線で追える最高の座席。
しかも、花道から取ってくれているではありませんか。
歌舞伎好きに取っては、何よりの場所。
「高麗屋!!」と大向うをかけたくなります。
今回参加する仲間も、大いに満足していただけます。
鹿児島の N さんに感謝です。
本当のありがとうございます。
さあ、新・幸四郎の、「伊達の十役」。 十役早代わりと、宙乗りを楽しもう。
直接お越しの方の集合場所は、下の写真…博多座正面の大提灯の下ですよ。
博多座正面
博多座、6月6日「昼の部」…「伊達の十役」観劇に
「きつけ塾いちき」の歌舞伎好きたちは、6月6日(水)の博多座、昼の部の観劇に行きます。
一人で十役をこなし、50回に及ぶ早代わりの舞台を務めるのは、市川染五郎改め、十代目松本幸四郎。
三代目市川猿之助丈の「伊達の十役」を観たのは昔の話。
以前三代目(猿之助丈)の楽屋に伺った時に、「伊達の十役をもう一度観たい。」と申し上げたら、「若い時ならまだしも、高齢ではとても出来ない舞台です」と、体を削るほどの舞台の厳しさを教えていただきました。
その舞台を、高麗屋、親子三代の襲名披露公演で観る事ができます。
ヨッ、高麗屋! 今から楽しみです。
「夜の部」も見逃せない舞台が…
夜の部では、「俊寛」「口上」「魚屋宗五郎」「春鏡鏡獅子」と、観たい演目ばかり。
とくに、襲名披露の場限りの襲名口上で、その雰囲気は独特のものです。
昼・夜の舞台とも、歌舞伎や舞踊のお好きな方、歌舞伎が初めての方、いずれも観て頂きたいものです。
下のポスターをクリックして下さい。
20日の夜の部は、ご存知「雪之丞変化」
「きつけ塾いちき」の歌舞伎好きは、きょう(2月20日)バスで博多座へ向かいます。
いま行われているのは、「二月花形歌舞伎」。市川猿之助演じる夜の部、「雪之丞変化」。
宮崎を出発して、途中、都城で一人乗車。20人乗りのバスに11名がゆったりと乗り込んで、一路博多座へ。
それでは、行ってきます。
きょう一泊して、明日は観光…、そして、宮崎への岐路に向かう予定です。
写真は、バスに乗り込む歌舞伎好きの皆さんです。
歌舞伎といえば、鹿児島の着付け仲間、「きつけ塾福元」のブログで、中村獅童丈の番組紹介が掲載されていました。
右をクリックしてご覧あれ。 「きつけ塾福元」
早変わりあり、宙乗りあり、夜はご存じ「雪之丞変化」
四代目市川猿之助の舞台が、二月の博多座、「花形歌舞伎」でお目見えです。
澤瀉屋(おもだかや)が博多座で、2月3日(初日)から2月26日(千穐楽)まで、舞台を務めます。
昼公演は、演劇史に残る名作「男の花道」と、華やかな日本舞踊ショー「艶姿澤瀉祭」。
夜の公演は、ご存じ「雪之丞変化」。
特に、「男の花道」、「艶姿澤瀉屋」、「雪之丞変化」には、平岳大が出演します。
歌舞伎の大好きな仲間が選んだのは、2月20日(月曜日)の「夜の部➠雪之丞変化」。
廻船問屋であった父の仇を討つために剣の修業をして、上方の人気役者になった雪之丞が見せる敵討ち。
早変わり、宙乗りは、澤瀉屋の得意とするところ。
夜の部をじっくり観劇したいと思います。
もちろん、笑三郎丈も出演しています。
いつも楽屋に伺っている市川笑三郎さんは、「昼の部」の「男の花道」では「女将お時」を、夜の部の「雪之丞変化」では、「侍女滝乃」を演じています。
詳しくは、右をクリックしてご覧ください。 ➠ 「二月博多座花形歌舞伎」
「きつけ塾いちき」からのお知らせ
十二単についてのお問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
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