きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

あなたが振袖を着た時……part2

2007-12-18 20:08:14 | 七五三の着付け
■トイレでの対策…お袖を帯締めに挟むのは危険
 最近、振袖でおトイレに行く場合、「お袖や裾を、帯締めに挟み込む」方法を解説している説明本が多く見られます。 しかし、帯全体を固定している帯締めに挟み込むのは、現場で着付けている者から見ると、ゆるんできて非常に危険だと思いますから、避けた方が賢明です。
 ①まず両方の袖を三ツ折りにして短くし、それぞれピンチ(洗濯ピンでもかまいません)で留めます。
 ②次にきもの、長襦袢、裾よけの順で、左、右と両方の裾先を一枚づつ掴んで、引き上げます。
 ③用を足したら、裾よけ、長襦袢、きものの順できれいに整理して、袖のピンチを取り、元の状態に戻します。
  特に、「後ろのおはしより」が跳ね返っていないか点検しましょう。
 ④洗面所では、袖が前に来ないように、両袖を後ろに回して、いま使ったピンチでしっかり両袖を留めてから手を洗いましょう。

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あなたが振袖を着た時……part1

2007-12-18 19:50:20 | 七五三の着付け
■車に乗るときに
 きもので車に乗るときは、バッグなどを先に車に入れて、お袖を両手でヒザ上に抱えて、まずお尻から入ります。
 お尻を車のシートに完全につけたら、髪が窓枠に当たらないようにして、頭を車の中に入れ込みます。
 次に外に出ているヒザを揃え、裾が乱れないように抑えながら、腰を90度回転させて下半身を車に入れていきます。
 降りるときは、乗りときの逆の動作を行えばいいわけです。

■車の中の座り方
 車に乗ったら、後ろの帯がつぶれないように、深く座らないで、背中を浮かし気味に、シートの前部に座りましょう。
 車が動き出すと不安定になりますから、前の手すりなどを掴んでいると安心です。後ろの隙間に、帯の邪魔にならない低さのクッションを置いておくのも一つの対策ですね。
 車の移動が長時間という時には、深く座ってもつぶれないような帯結びをお願いするのもいいでしょう。

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