きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

鹿児島文化センターで『素敵・秋舞台』

2012-10-06 10:25:01 | 舞踊の着付け
花柳・若柳二社中を着付け

去る9月30日(日)、鹿児島市民文化センターで「MBC学園講師と仲間たちによる、素敵秋舞台」があり、「きつけ塾いちき」の衣裳方も行ってまいりました。
着付けをさせて頂いたのは、「花柳二千翔社中」と「若柳光之助社中」。
花柳二千翔先生にはいつもお世話になっており、今回も着付けに対するご要望をお聞きしながら帯の形・大きさなどを決めていきました。
若柳光之助先生は今回が初めての出会いで、心を込めて着付けさせていただきました。
観客席から、お二人の古典舞踊をみせて頂きましたが、とても素晴らしいものでした。
お二人の先生の踊りで、着付けも上手く見えるから不思議です。
鹿児島の衣裳方の仲間のブログ『小粋におごじょ』でもごらんください。

   


基本と想いの深さ

何でもそうであるように、舞踊の着付けにも基本があります。
しかし、踊り手のその演目への想いの深さだけ、帯の位置や幅、あるいは帯結びの微妙なところにまで注文があります。
それを叶えて差し上げるのも私たちの仕事。
しかし古典の場合、あまり変えすぎると歌舞伎舞踊の着付けとかけ離れてしまう時があり、今度は衣裳方が悩みます。
基本は守りながら、踊り手の想いも実現するという難題。しかし基本的には踊り手の想いを、衣裳方が理解して差し上げるのが成功の秘訣かもしれません。

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