きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

女性の衣裳方の着付けについて考える…

2018-06-10 21:27:47 | 舞踊の着付け

男性並みに…より効果的な方法を
私たち「きつけ塾いちき」の衣裳方の力量は、極めて未熟です。
一般に、歌舞伎衣裳や日本舞踊の着付けにたずさわるものは、昔から男性でした。
重たい衣裳だからこそ、腰紐も帯も、しっかり結ばないと落ちてきます。

課題は、…非力な女性の力で、男性並みの効果を出す方法はないか。
考えられるのは、
①手法(技術)として、別な方法をあみ出せないか。
②道具を考え出して、男性と同じ効果を出せないか。

そしていくつかの手法や道具を考えてきました。
それが、振袖の着付けなどにも応用されて、力で締めないで締まる方法や、便利なアイテムになってきつつあります。



いちきさん、着付けが進化してるわね!
先日の「寿賀穂の会…心あわせて」の舞台裏で、髪を結っていた美容師さんが、「いちきさん、以前会った時と比べて、着付けが進化しているわね…」と言われました。
彼女は、東京で衣裳方の修行をしたこともあるとかで、分かって頂いたみたいです。
最初に書きましたが、私たちは学院開校40年。かなり未熟なプロ集団です。
少しでも「着付け」と「演目」、「時代考証」をお勉強しながら、新たな技術の開拓も怠るわけにはいきません。
先日の美容師さんの「進化してるわね」という言葉にも励まされ、少しでも進歩できるように、がんばらなければと思うのです。



 

 

     
      
   


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