裾引きの着付けを真剣に!
「全日本きもの文化研究協会」は、毎年この時期に、「時代風俗衣裳」の着付け研修を行ないます。
昨年は宮廷衣裳の「十二単」、一昨年は歌舞伎の「春興鏡獅子」と、普段では経験できない衣裳の着付けを学んでいます。
今年度の「時代風俗衣裳」の研修は、日本舞踊で華やかで歴史のある、皆さんご存じの「藤娘」。
11月12日(土)と、11月14日(月)の二日間にわたって、宮崎で行なわれました。
黒地に金銀の縫い取りで藤の花を彩った裾引きの衣裳。帯は銀と朱の市松格子の振り下げ。舞台で使う藤の枝に、黒の塗笠。
大舞台の拵えそのままに、研修生どうしでモデルになって、裾引きの着付けをお稽古しました。
着付け指導は、市来学院長・木下室長・小浦課長と、舞台の衣裳方のベテランの先生方。
皆さんに、楽しく学んで頂いたようでした。
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