ロシアFOC/IUU取締情報173“カンボジア旗（船名不明）”

２０１４年０６月０３日
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局がカニ密漁ＦＯＣ船を拘束]
ロシアＦＳＢ沿海地方国境警備局は、テルネイスキー地域沿岸海域の関税国境線を、タラバガニ、ケガニ、そしてズワイガニ（オピリオ）を所持して横断を試みたカンボジアＦＯＣ船（*原文に船名の言及なし）を拘束したと発表した。
このＦＯＣ船の乗組員は、ロシア人で構成されており、活カニ２,０２７個体、２トン以上と専用漁具を所持、船内に活カニ輸送のための装置を設備していたが、これらの活動を認める許可は得ていなかった。

知事がレーニン漁業コルホーズ設立８５周年を祝う

２０１４年０６月０１日
カムチャツカ発
[知事がレーニン漁業コルホーズ設立８５周年を祝う]
カムチャツカ地方知事ウラヂミル・イリュウヒンが、“レーニン漁業コルホーズ”（рыболовецкий колхоз им. В.И. Ленина）設立８５周年にあたり祝辞を発表した。
レーニンの名を付けられた漁業コルホーズは、アヴァチャ湾の沿岸に１９２９年に設立され、以後、政治と経済の変化に対応し、大きな漁業集団に成長することで、地域発展の原泉となってきた。
同コルホーズには母船２隻を含む２４隻で構成される船団が所属しており、オホーツク海、ベーリング海でスケトウダラ、マダラ、カレイ類等を漁獲、洋上加工するほか、アヴァチャ湾沿岸において大型陸上加工場、３,０００トンクラスの冷蔵庫等によりサケマス製品等を生産し、国内ばかりでなく、広く海外へも出荷している。