ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシアは日本の新農林水産大臣の密漁との戦いを待っている

2010-06-22 17:07:05 | 日記
2010年06月22日
モスクワ発
[ロシアは日本の新農林水産大臣の密漁との戦いを待っている]
ロシア連邦漁業庁は、日本の農林水産大臣に就任した山田正彦氏のIUU漁業防止対策への理解と指示を期待していると発表した。
いまだにロシア200海里内の水棲生物資源の密漁と、その漁獲物製品の日本を含む外国への密輸が続いており、ロシアと日本は、漁業分野の相互理解と利益のため、5番目の政府間協定を締結すべく協議を継続している。
ロシアの漁業分野の指導者は、両国の協力関係が今後、効率的に強化されるため、日本の新しい大臣の、これらの密漁密輸対策の問題への理解と協力を強く望んでいる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報38“Гера”

2010-06-22 16:55:15 | 日記
2010年06月22日 カムチャツカ発

[北東管区国境警備局がパナマ旗大型商業船を拘束]

ロシアFSB北東管区国境警備局はカニ製品を運搬していたパナマ旗大型商業船を拘束した。

6月20日、当局所属警備艇“ППС-818”(PPS-818)がオホーツク海をパトロール中、パナマ旗商業船を発見、停船させ臨検をおこなったところ、船名はМТР“Гера”(MTRタイプ ゲラ)と判明、船内に、110トンのアブラガニ等のカニ製品を所持していた。

しかし、関係証明書類と、その内容は大きくかけ離れていたため、当局は漁業規則等の違反を指摘し、“Гера”を拘束、更なる検査のため、ペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行することとした。

なお、“Гера”の乗組員14名は全員ロシア人だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報37

2010-06-18 13:23:12 | 日記
2010年06月18日 モスクワ発

[ロシアのIUU漁業との戦い]

ロシア連邦漁業庁とロシアFSB国境警備庁は、ワーキンググループを設置し、ロシア排他的経済水域における水棲生物資源の密漁密輸防止対策を強化している。

このワーキンググループの両庁の代表は、連邦漁業庁が長官クライニー、一方のFSB国境警備庁は長官トルファノフが務めている。

双方は、極東海域のカニやその他の水棲生物資源の密漁密輸防止のため、洋上における今後の具体的な行動計画を立て、実行に移すこととした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報36"Malli"

2010-06-17 14:07:15 | 日記
2010年06月16日 モスクワ発

[北東管区国境警備局がカンボジア旗商業船をオホーツク海で拘束]

ロシアFSB北東管区国境警備局警備艇"Аскольд Пынько"(アスコルド ピンコ)が、6月10日、オホーツク海をパトロール中、不明な商業船を発見し、呼び出したが、商業船はこれに応じず、全速力で逃走を開始した。

"Аскольд Пынько"は2時間以上、この不明船を追跡、逃亡した船長を納得させ検査をした。

この商業船はカンボジア旗で母港はプノンペン、船名は"Malli"と判明、乗組員は、ロシア人8名、中国人6名、韓国人1名で構成されていた。
"Malli"の船内からは約15トンのカニ製品が発見されたが、この漁労、商業活動を満たす許可を所持していなかった。

当局は"Malli"の漁業規則違反を指摘し、これを拘束、更なる調査のためマガダン港へ連行した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報35"ASADARA"

2010-06-11 13:19:51 | 日記
2010年06月11日 カムチャツカ発

[北東管区国境警備局がベーリング海においてカンボジア旗商業船を拘束]

ロシアFSB北東管区国境警備局所属警備艇"Аргал"(アルガル)は6月10日、ベーリング海をパトロール中、呼び出しに応じない不明な商業船を発見した。

不明な商業船は逃走を開始し"Аргал"の追跡を振り切ろうとしたため、FSBは所属機アントーノフ72を発進させ追跡に合流させた。

不明な商業船が、アントーノフ72のラヂオ呼び出しや、シグナルにも応答しなかったため、3度の警告射撃をし、ようやく停船をさせ、"Аргал"の検査へ向かわせた。

検査の結果、商業船は船名"ASADARA"、カンボジア旗、母港はプノンペンと判明、乗組員は、13名のロシア人と17名のインドネシア人で構成されていた。

"ASADARA"の船内からは、水産物が発見されたが、これらの漁労、商業活動を認める許可証を所持しておらず、更なる調査のため、"ASADARA"はペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報 34"Флинт"

2010-06-10 10:25:39 | 日記
2010年06月07日 カムチャツカ発
[北東管区国境警備局がカンボジア旗商業船を拘束]
ロシアFSB北東管区国境警備局は、違法なカニを運搬していた大型外国運搬船をオホーツク海において拘束し、活カニはスケールの後、生息地へ海中還元した。
当局所属警備艇"Воровский"(ヴォロフスキイ)は6月3日、カンボジア旗商業船を発見し、停船させ検査したところ、プノンペンを母港とする"Флинт"(フリント)と判明、乗組員は、17名がロシア人、2名がウクライナ人で構成されていた。
また、"Флинт"の船内には、電子制御可能な専用漁具と活カニ施設があり、70トン以上のタラバガニ製品等が発見されたが、これらの経済活動を満たす許可証は所持していなかった。
当局は、"Флинт"を拘束、船内の書類を押収し、更なる検査のためペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行した。
なお、活カニ製品については、洋上検査終了後、生息地へ海中還元された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報33"Лаки Стар"

2010-06-02 01:07:11 | 日記
2010年06月01日 サハリン発
[サハリン国境警備局がシエラレオネ旗商業船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局所属警備艇"Корсако"(コルサコフ)は、5月28日、オホーツク海ロシア排他的経済水域において、違法に活カニを所持していた、シエラレオネ旗小型商業船"Лаки Стар"(ラッキースター)を拘束した。
"Лаки Стар"は、警備艇の呼び出しに応じず、一旦、逃走を試みたが、捕えられ検査を受けた。
"Лаки Стар"の乗組員はロシア人で、船内から違法な商業活動による15トンの活ズワイガニが発見された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報32"Коска 8"

2010-06-02 00:26:39 | 日記
2010年06月01日 サハリン発
[サハリン税関がカニ違法所持外国旗商業船を拘束]
サハリン税関当局は、カニの漁労、商業活動を満たす許可がないにもかかわらず、7トン以上のカニを違法に所持していたカンボジア旗小型商業船"Коска 8"(コスカ 8)を拘束した。
当局所属船"Павел Верещагин"(パヴェル ヴェレシャギン)が、ロシア領海をパトロール中、"Коска 8"を発見、検査したところ、乗組員はロシア人で、7トン以上の活タラバガニ、4トン以上の冷凍スケトウダラ、1トンのイカ、および1.5トンのニシンを違法に所持していた。
"Коска 8"は更なる検査のため、ネヴェリスク港へ連行された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする