ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報 02"Оушен-7"Юсей Мару"

2009-08-24 11:32:45 | 日記
2009年08月24日 
サハリン発
[拿捕されたカンボジア旗密漁船から麻薬が発見される]
今年6月末、東サハリン小海域においてサハリン国境警備局により、カニの違法操業で拘束、コルサコフへ連行されたЮсей Мару(ゆうせい丸)から麻薬が発見された。
8月22日、コルサコフ港においてサハリン国境警備局が、カンボジア籍でロシア人乗組員のЮсей Маруを検査していたところ、訓練犬が反応を示し、合成タバコ0.8g、ハッシシ0.24gが見つかった。
これにかかわったロシア人船員の身柄は税関へ引き渡されると、サハリン国境警備局広報担当は語った。

*以下過去参考情報 Юсей Мару拿捕事件
[FSBサハリン国境警備局が東サハリンでカンボジア旗密漁船2隻を拘束]
FSBサハリン国境警備局は違法に漁獲された活カニ26トンを海中に還元し、国家に対する損害金額30.5百万ルーブル相当を未然に防いだと発表した。
この違法に漁獲された活カニは2隻の密漁船から発見された。
サハリン国境警備艇は、6月29日、ロシアEEZぎりぎりの東サハリン小海域において2隻の密漁船を拘束した。
この内1隻は、カンボジア旗を掲げたОушен-7(オーシャン7)、もう1隻も同様にカンボジア旗を掲げたЮсей Мару(ゆうせい丸)と確認され、2隻からカニを漁獲するための漁具と活カニが発見された。
サハリン国境警備局は、自然保護と天然資源に関する規則に違反したОушен-7とЮсей Маруを更に取り調べるため拘束した。
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ロシアFOC/IUU取締情報 01"Русно"

2009-08-11 11:34:17 | 日記
2009年08月11日
カムチャツカ発
[FSBカムチャツカ国境警備隊がグルジア旗密漁船を20時間追跡後拘束]
カムチャツカ沖合において、FSBカムチャツカ国境警備隊は、逃走するグルジア旗を掲げた密漁船を20時間にわたり追跡し、最終的に警告射撃を発砲し拘束した。
FSB北東管区国境警備局によると、この未確認漁船は、ベーリング海に配備された監視船"Аргал"(アルガル)の呼び出しに反応せず、無視をして、検査を回避するために全速で逃走を開始した。
その後20時間におよぶ追跡が行われ、現場へ向かったFSB所属航空機アントーノフ72が警告射撃を行い、未確認漁船を停止させた。
国境警備隊員が検査を行い、この漁船の船名は"Русно"(ルスナ)であり、グルジア船籍で、乗組員はロシア人であることが分かった。
"Русно"からは、カニを漁獲するための漁具と活カニが発見されたが、本船は漁業活動にかかる許可等を所有していなかった。
また、"Русно"の船長は、規定された航海日誌を記録しておらず、所定のチェックポイントも不通過だったとFSB北東管区国境警備局は指摘した。
"Русно"はさらに詳しい検査を受けるため、監視船"Аргал"により、ペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。
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