ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

漁業庁長官クライニーが北朝鮮を訪問しIUU漁業防止を協議

2011-04-27 19:19:25 | 日記
2011年04月26日 モスクワ発
[漁業庁長官クライニーが北朝鮮を訪問しIUU漁業防止を協議]
ロシア連邦漁業庁長官クライニーは、北朝鮮を訪問し、水産大臣パク・ツイヒヴァンと両
国の漁業分野の国際的協力について協議をおこなっている。
4月27日には、ロシア連邦漁業庁と北朝鮮水産省との間で、IUU漁業防止協定が合意
される予定だ。
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ロシアFOC/IUU取締情報69“FUGO”

2011-04-18 16:49:19 | 日記
2011年04月15日 サハリン発

[サハリン国境警備局がカニ密漁でロシア漁船とカンボジアFOC船を拘束]

ロシアFSBサハリン国境警備局は取締活動に所属航空機を投入し、タタール海峡ロシア排他的経済水域において、カニを密漁したロシア漁船“Соломон”(ソロモン)と、カンボジアFOC船“FUGO”(フーゴ)を拘束したと発表した。

当局の検査により、“Соломон”からは、12トンの活カニと専用漁具、また、“FUGO”から23トン以上のカニ製品が発見されたが、それぞれ、これらの漁業活動を満たす許可は所持していなかった。
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ロシアFOC/IUU取締情報68“Джакор”

2011-04-08 11:25:32 | 日記
2011年04月08日 ウラヂオストク発

[沿海地方国境警備局がシエラレオーネFOC船を拘束]

ロシアFSB沿海地方国境警備局は、ロシア領海内でカニを違法に漁獲し、密輸を試みた小型トロールタイプのシエラレオーネFOC船を拘束したと発表した。

このシエラレオーネFOC船は、СТР420 “Джакор”(STRタイプ420 ジャコル)で、乗組員はロシア人10名、インドネシア人2名、韓国人1名で構成されていた。

“Джакор”の船内には活カニを輸送するための設備があり、デッキからカニ製品の破片が発見されたが、これらの漁業活動を認める許可は所持していなかった。

“Джакор”は当局により、更なる検査のためナホトカ港へ連行された。
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サハリンはIUU漁業防止強化に対応し日本への合法的水産物輸出拡大を目指す

2011-04-06 12:09:36 | 日記
2011年04月05日 サハリン発

[サハリンはIUU漁業防止強化に対応し日本への合法的水産物輸出拡大を目指す]

ロシアの密漁密輸防止への取り組みが活発化する一方で、サハリンに初の輸出拡大を視野にいれた漁業クラスター(関連産業集積)構想が計画されている。

ロシア水域内でのIUU漁業により漁獲された水産物の日本及び韓国への密輸は、非常に大きな規模になっており、この対応として昨年、ロシアは韓国とIUU漁業防止協定を締結し、ここ数ヶ月のうちには、同様の協定を日本との間でも結ぶ予定となっている。

この協定案の中では、日本の港でサービスを受けられるのは、ロシア連邦漁業庁のリストに登録されている船に限られると規定されている。

これは大変重要なことで、現在、自分達に都合のよい旗を揚げたFOC船は、日本の港を、獲った魚の合法化に利用しているからだ。

一方で産業界が注目しているのが合法的、水産物輸出の拡大である。

北海道の主要な市場や水産物商社は、従前から、隣の資源豊富なサハリンからの魚類、甲殻類、貝類等を、法律を遵守して輸入することに関心を示している。

サハリンに拠点を置く水産企業の代表者は、日本側は、ロシア産水産物を、我々が日本産を求める以上に求めており、日本へのサハリン産の合法的水産物の輸出が拡大できるよう、地元の漁業関連企業の産業集積を図らなければならないと指摘した。

サハリンの漁業クラスターは、沿岸漁業発展に大きな刺激となり、サハリンばかりでなく極東全域に大きな影響を与えることになるだろう。
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