ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定に批准

2012-06-28 12:11:13 | 日記
2012年06月28日
モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定に批准]
ロシアは、北朝鮮とのIUU漁業防止協定に批准したと発表した。
この両国による政府間協定は、水棲生物資源の持続可能な利用と、そのための管理を目的に、密漁密輸防止を実行するためのもので、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされていた。

(以下参考過去情報)

2012年05月28日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定 2012年6月に批准]
2012年5月25日、ロシア国会本会議が行われ、同年6月5日から7月6日までのスケジュールが決定し、ロシア漁業庁は、北朝鮮とのIUU漁業防止協定が、2012年6月中に批准されると発表した。
このロ朝IUU漁業防止協定は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされ、批准にかかる法案が、2012年5月2日、下院へ提出されていた。

2012年05月05日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定批准へ]
ロシアの北朝鮮とのIUU漁業防止政府間協定批准にかかる法案が、2012年5月2日、下院へ提出されたとロシア連邦漁業庁が発表した。
このロ朝IUU漁業防止協定は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされた。
同庁副長官ソコロフは、今年2012年内に、日本とも同様の政府間協定締結を予定しており、北朝鮮との進捗状況は、これに刺激を与え、ウラヂオストクで開催のAPEC首脳会議の際にも署名できる可能性があると語った。
ソコロフは、IUU漁業防止にかかる協力は米国、カナダとも交渉中であり、ロシアの魚の最も重要な市場である中国とも体制を強化する必要があると加えた。

2012年01月31日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とIUU漁業防止政府間協定締結]
ロシア連邦漁業庁は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより、IUU漁業防止政府間協定に署名がなされたと発表した。
ロシア極東海域においてカニなどの密漁、日本や韓国など東アジア諸国への水産物密輸が横行しており、ロシア連邦漁業庁は原産地証明等の管理にかかる関係国との協定を締結するなどし、これに対抗、防止対策を構築することを喫緊の課題と位置付けている。
ロシアはIUU漁業防止政府間協定を既に韓国とも締結しており、日本や中国とは覚書に署名、カナダともその署名に向けた準備を進めている。
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ロシアFOC/IUU取締情報110“SeaDream”Tron”Арктик”

2012-06-25 14:24:56 | 日記
2012年06月25日
サハリン発
[サハリン国境警備局がカニ密漁等3隻のカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年6月期、カニ等を密漁した3隻のカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
この3隻のカンボジアFOC船“SeaDream”“Tron”そして“Арктик”(アルクテイク)は、東サハリン海域ロシア排他的経済水域で当局によって発見され検査を受けた。
最初の2隻からは、違法に漁獲されたズワイガニ(オピリオ)計82.5トン、また、3隻目からはカニの餌向けと考えられる冷凍スケトウダラ5トンに加え活魚水槽が発見された。
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ロシアFOC/IUU取締情報109“МасуМару5“

2012-06-18 16:51:19 | 日記

2012年06月18日 カムチャツカ発
[北東管区国境警備局がカニ密漁カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSB北東管区国境警備局は、オホーツク海において20トン以上のカニを違法に漁獲、所持していたカンボジアFOC船“МасуМару5”(ます丸5号)を拘束したと発表した。
国境警備当局が、この船長の違法行為により拘束するのは3回目となる。
当局所属警備艇“Барс”(バルス)は、オホーツク海のロシア排他的経済水域において、“МасуМару5”を発見、呼び出したが、応答がなかったため、モーターボートも使用して停船させ、これを検査した。
“МасуМару5”はカンボジア旗で、船長と9名のロシア人、ほかに2名のウクライナ人で乗組員は構成されていた。
“МасуМару5”は船内に、専用漁具、海水循環式活魚水槽と冷凍製品の輸送機器を設備し、21トンのタラバガニ、アブラガニ、ズワイガニ(オピリオ)などの活カニを許可なく違法に所持していた。
違法に所持されていた活カニは、当局により生息地へ海中還元され、“МасуМару5”はペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。
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ロシアの韓国向けカニ輸出にかかる原産地証明取得手続きが規定される

2012-06-18 13:12:30 | 日記

2012年06月16日 モスクワ発
[ロシアの韓国向けカニ輸出にかかる原産地証明取得手続きが規定される]
合法的なロシア産の、活、生鮮および冷凍カニの韓国向け輸出のため、原産地証明書取得の手続き等が規定され、2012年6月25日からロシア漁業庁沿海地方管理局が承認申請の受付を開始する。
この手続き規定は、2012年5月15日付漁業庁命令No403に基づくもので、同年6月7日に法務省登記され、同年6月14日1200に公示された。
2012年4月16日、当時の首相プーチンが命令No297へ署名、ロシア政府は、韓国向けのカニとその製品の合法的輸出を目的とする原産地証明の認証機関として、ロシア漁業庁を承認した経緯にある。
この証明書の取得は、ロ韓IUU漁業防止協定に基づくもので、活、生鮮および冷凍カニ等の製品を、韓国が、今後、輸入する際、原産地等を確認するために必要となった。
(*輸出者書込用様式PartAを参考添付)
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ロシアFOC/IUU取締情報108“Onix”Seven”

2012-06-08 11:34:16 | 日記

2012年06月06日 サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻の密漁密輸FOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年5月31日、東サハリン海域において、記録されていない約50トン近い活カニを所持していた、2隻の密漁密輸FOC船を拘束したと発表した。
当局により拘束されたのはパナマ旗の“Onix”と、カンボジア旗の“Seven”で、船内から約220トンの水棲生物資源が発見されたが、記録と所持していた製品数量に大きな差異がある等の違反を犯した。
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副首相ドヴォルコヴィッチ 操業許可証は漁業庁が発給することになる http://kisenren.com

2012-06-01 10:21:47 | 日記

2012年06月01日 モスクワ発
[副首相ドヴォルコヴィッチ 操業許可証は漁業庁が発給することになる]
大統領の命令による政府の機構改革により、ロシア漁業界にとって、操業許可証の発給機関が、動植物衛生監督局になるのか、従来どおり、漁業庁なのか、最も重要な関心事だった。
この問題について、ロシアスケトウダラ漁業者協会会長ズベレフがツイッターで、水産分野を管理する副首相アルカデイ・ドヴェオルコヴィチ(Аркадий Дворкович)に質問した。
これに対してドヴェオルコヴィチは、漁業庁になると明確に答えた。
ズベレフは、業界紙のインタアヴューに対し、確立されたスキームは、漁業者のために適切な効率を確保し、物流問題回避にも効果的だとこたえた。 http://kisenren.com
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