ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシア漁業ニュースヘッドライン 2013年05月  http://kisenren.com

2013-04-30 14:44:59 | 日記
2013年05月10日
ユ-ザ-  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、ロシア首相メドヴェージェフは、2013年4月中旬、外国投資監視政府委員会において、水棲生物資源の加工に対する外国からの投資は歓迎するが、その漁獲はロシア国内企業でなければならないと語り、これは世界的な流れだと指摘しました。
 同様の論議は、2000年代前半にもあり、政府間協定に基づく外国漁船操業は、この限りではないとされた経緯にありますが、今回のメドヴェージェフの発言が、極東漁業会社が、中国企業“パシフィックアンデス”(PacificAndes International Holdings)等の外国資本により実質支配されている灰色(“серым”)操業を指しているのか、現段階において確認されておりません。引き続き注意が必要な情報と位置づけ、今月号のTopNewsとしてご報告申し上げます。
なお、韓国海洋水産部は、2013年4月23日-同25日までの3日間、モスクワで開かれた第22回韓ロ漁業委員会第3次会議で、今年2013年の操業条件などを協議、韓国漁船のためのロシア排他的経済水域の漁獲割当について、マダラ、イカ、サンマなどの魚種は前年並み、スケトウダラは予定された4万トンの内、2万500トンを先んじて配分することで、ほぼ合意が得られたと発表しました。IUU漁業防止問題で難航しているこの交渉に関する情報もあわせてお知らせ申し上げます。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)                                                                          
Contents
・TopNews 首相メドヴェージェフが外国企業による漁獲の禁止を提案
・長官クライニーが韓国海洋水産部新長官へ祝電
・ロシア国境警備局新長官にクリショフが任命される
・ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間延長が認められる
・農業大臣フョードルフ 漁業庁改革はクライニーの容疑事件の調査結果を確認し最終判断
・プーチンがIUU漁業防止の施策責任者に 副首相ドヴォルコヴィッチを指名
・プロフイル 日ロサケマス交渉担当者バンドウリン
・韓ロ漁獲割当交渉が最終合意に近づく
・ピョンヤンでIUU漁業防止専門家会議が開催される
・韓ロ漁業交渉が再開される 新政府の海外資源確保にかかる最初の試験
・韓国カニ市場 韓ロIUU漁業防止協定により高値が続く 市場縮小も
・米国卸売業界は合法漁獲ロシア産カニに関心をもつ
・クライニーが韓国特命全権大使と会談
・カムチャツカ地方議員が再び流し網漁業禁止を主張
・太平洋サケマス2013年漁期漁獲予想のボードが開催される
・2014年極東海域TAC設定の公聴会が行われサケマス流し網問題が言及される
・2013年ロシア漁業者オホーツク海春季(Aシーズン)抱卵スケトウダラ操業総括
・長官クライニーが庁内操業会議を主催
・タタール海峡のカレイ類漁獲状況
・ロシア漁業者オホーツク海抱卵スケトウダラ操業が75万トンに達する Aシーズン終漁
・サハリン・クリール海域の2013年3月期操業レヴュー
・サケマス流し網漁業公聴会へ提出された2014年のロシア漁船漁獲勧告
・オホーツク海北部における無脊椎動物資源漁獲状況
・ロシア漁業者オホーツク海抱卵スケトウダラ操業が69万6,000トンに達する
・ロシア漁業者による今漁期漁獲量が約129万6,000トンに達する
・カムチャツカは流し網漁業に反対する 来年のTAC削減、漁期短縮等を要求
・チンロセンター所属科学調査船が極東海域調査航海を行う
・ロシア漁業者オホーツク海抱卵スケトウダラ操業が63万6,000トンに達する
・日本水域でカニを密漁したロシア人とその乗船する船舶が拘束される
・カニ密漁カンボジアFOC船船長が起訴される
・サハリン国境警備局がカニ違法所持船を拘束
・カムチャツカ国境警備局がカニ違法漁獲のサハリン籍トロール漁船を拘束
・ロシア国境警備局が米国と海洋安全保障について協議
・カムチャツカ国境警備局がカニ違法漁獲トロール漁船を拘束
・密漁密輸FOC船の拘束事件が相次ぐ
・サハリン国境警備局によるカニ密漁拘束船“Kweli”
・沿海地方国境警備局がナマコ密漁者3名を拘束
・ロシア国境警備局はカニの密漁密輸に同意している
・ロシア独占禁止庁が釜山スケコ入札のカルテルの疑いを指摘
・スケトウダラ漁業者協会会長ズベレフ“スケトウダラと言い回し”
・ロシア独占禁止庁の視線がノルウエー産サーモンに向けられる
・ロシア水産業界紙がグリーンピースによる韓国遠洋漁業ネガテイブキャンペーンを伝える
・長官クライニーがチリ共和国特命全権大使と協議
・サハリン州 第1四半期のスケトウダラ輸出は半減
・クナシリ海峡でウニ漁ダイバーが溺死
・プーチンが漁業分野発展のための命令に署名
・クリール諸島発展に70億ルーブルが投下される
・ロシアが南アフリカとの漁業分野の協力に関する共同宣言に署名
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ロシアFOC/IUU取締情報135"Аргус"Форкор"

2013-04-25 16:59:52 | 日記
2013年04月25日
サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻のカニ密漁FOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、ロシア排他的経済水域において、2隻のカニ密漁FOC船を拘束したと発表した。
この2隻は、カンボジア旗"Аргус"(アルグス)と、シュエラレオネ旗"Форкор"(フォルコル)で、当局の検査により、それぞれ10トンと1.5トンの活ズワイガニ(オピリオ)を違法に漁獲、所持していたことが分かった。
なお、これらが所持していた活カニは、生息地へ海中還元された。
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ピョンヤンでIUU漁業防止専門家会議が開催される

2013-04-24 22:09:07 | 日記
2013年04月24日
モスクワ発
[ピョンヤンでIUU漁業防止専門家会議が開催される]
ロシア漁業庁は、ロシアと北朝鮮のIUU漁業(密漁密輸)防止政府間協定に基づく、初回の実務専門家会議に、同庁代表団が出席したと発表した。
この会議は、2013年4月23日、同24日の両日、ピョンヤンで開催され、双方の関心事に合意、協定の実効ある措置への対応を継続することを決めた。
(関連過去情報)
2013年01月22日 
一般社団法人北洋開発協会
[第26回ロシア北朝鮮漁業委員会におけるIUU漁業防止に関する協議結果]
2012年12月24日-25日、モスクワにおいてロシア北朝鮮第26回漁業委員会が開催され、2012年1月30日付署名された、両国によるIUU(密漁密輸)漁業防止協定の対応状況について話し合われた。
この中でロシア側は、北朝鮮側に対して、ロシア産カニが羅津港へロシア当局の原産地証明なしで搬入された事件等を例示し、協定の対応義務が完全に実行されていないことを指摘した。
また、ロシア側は、ロシア産カニがアジア太平洋地域において違法に流通することを防ぐための同協定の義務を守らず、北朝鮮側が羅津港へカニを搬入した事件を重大な違反とみなし、将来的に同様の行為が行われないため、その防止措置を緊急にとるよう要求するとともに、ロシア側が発給する正式な原産地証明書のサンプルを手交した。
これに対して北朝鮮側はロシア側に対し、2013年第1四半期中に、有効な対応措置の検討結果を通報することとした。
なお、双方は、2013年3月末から4月にかけ、ピョンヤンにおいて両国専門家によるIUU漁業防止協議を行うこと、およびロシア産カニの搬入状況を把握するため、毎月ロシア側の専門家代表が羅津港を訪問することに合意した。
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日本水域でカニを密漁したロシア人とその乗船する船舶が拘束される

2013-04-24 17:53:50 | 日記
2013年04月24日
モスクワ発 www.me-journal.ru
[日本水域でカニを密漁したロシア人とその乗船する船舶が拘束される]
日本の海上保安庁は、2013年4月24日朝、カニを密漁したロシア人と、その乗船する船舶を拘束したと発表した。
この情報は、在札幌ロシア総領事館によって確認された。
この船舶はカンボジア籍で、事件は、日本のロシア排他的経済水域、北海道から距岸約100kmの地点でおきた。
日本当局は48時間以内に拘束したロシア人を送検すると予想される。
同様の事件は2011年にも起きており、日本の裁判所は、その船長に対して2万ドルの罰金を科す判決を下している。

24.04.2013 Источник: www.me-journal.ru

В водах Японии задержано судно с российскими браконьерами
Утром 24 апреля стало известно, что подразделения береговой охраны Японии задержали судно с российским экипажем, которое занималось незаконным выловом краба. Эту информацию подтверждает и генконсульство РФ в Саппоро. Инцидент произошел в 100 километрах от острова Хоккайдо в японской экономической зоне - там судно с россиянами шло под флагом Камбоджи, занимаясь незаконной ловлей рыбы. Ожидается, что в течение ближайших 48 часов власти Японии предъявят задержанным россиянам официальные обвинения. В последний раз подобный
инцидент произошел в конце 2011 года: тогда японский суд приговорил россиянина, капитана судна-нарушителя, к уплате штрафа в размере порядка 20 тысяч долларов США.Ожидается, что в течение ближайших 48 часов власти Японии предъявят задержанным россиянам официальные обвинения. В последний раз подобный инцидент произошел в конце 2011 года: тогда японский суд приговорил россиянина, капитана судна-нарушителя, к уплате штрафа в размере порядка 20 тысяч долларов США.

カニ密漁ロシア船長を逮捕、紋別沖の排他的経済水域内で
(4月25日付 北海民友紙)
 紋別の北約53海里(約98キロメートル)の日本の排他的経済水域内で、農林水産大臣の許可を受けずにカニを密漁したとして、紋別海上保安部は23日午後8時ごろ、カンボジア王国籍船のロシア人船長を現行犯逮捕した。同保安部による外国船カニ密漁の検挙は、11年10月以来2回目。
 密漁を行っていたのはトラスティー号(総トン数207トン)で、乗組員は逮捕されたフィリチキン・イーゴリ・ボリソビッチ船長(59)を含め全員がロシア人。罪名は排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(第5条第1項、無許可操業)違反で、罰則は1000万円以下の罰金。
 同保安部によると、千歳航空基地所属航空機MA723「おじろ」(亀山忍機長)が巡回中に密漁中の同船を発見。連絡を受けた紋別海上保安部所属巡視船「そらち」(前田裕康船長)と羅臼海上保安署所属巡視艇「かわぎり」(安原幹晴船長)が現場に急行し、同船を捕捉し船長を逮捕したという。
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カムチャツカ地方議員が再び流し網漁業禁止を主張

2013-04-23 15:07:16 | 日記

2013年04月23日
カムチャツカ発
[カムチャツカ地方議員が再び流し網漁業禁止を主張]
カムチャツカ立法議会事務局は、同地方議員ワレリー・ラエンコの主張に基づき、ロシア連邦上院議長ワレンチナ・マトヴィエンコに対して、ロシア排他的経済水域における流し網漁業禁止に関して要請を行うと発表した。
ワレリー・ラエンコは、ロシア排他的経済水域における太平洋サケマス流し網漁業の禁止により、この資源の来遊量は増加してそのポテンシャルは高まり、地元沿岸地域は経済成長を確保することになると語り、当該漁業の段階的廃止の検討をワレンチナ・マトヴィエンコへ要請すると加えた。
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太平洋サケマス2013年漁期漁獲予想のボードが開催される

2013-04-22 16:01:44 | 日記
2013年04月22日
モスクワ発
[太平洋サケマス2013年漁期漁獲予想のボードが開催される]
ロシア極東沿岸地域にとって最も重要な産業の一つである太平洋サケマス操業が準備段階に入った。
近年、ロシア沿岸の太平洋サケマスの来遊は、堅調に推移している。
今年2013年漁期、31万3,000トンの太平洋サケマスの漁獲が予想されているが、オホーツク海のシロザケとカラフトマスは良好で、最新の調査データの分析結果では、40万トン弱程度に近い来遊と算出されている。
ロシア漁業庁副長官ソコロフは、この予想を変更する可能性等に関して業界紙から質問を受け、捕らえる漁場と、この魚種の来遊予想の難しさを説明し、本日2013年4月22日、明23日、ウラヂオストクで開催される、研究機関と漁業者の代表が参加するボード等で協議、検討していくと語った。
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ロシアFOC/IUU取締情報134"Нериус 8"

2013-04-22 03:56:25 | 日記
2013年04月21日
サハリン発
[サハリン国境警備局がカニ密漁カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、アニワ岬 (中知床岬)の南、ロシア排他的経済水域においてカニ密漁カンボジアFOC船を拘束したと発表した。
当局がカンボジアFOC船 "Нериус 8" (ネリウス8)を検査したところ、船内から活ズワイガニ(オピリオ)1.2トンと冷凍スケトウダラ約6トン(報告担当者 原口: カニ漁獲のための餌と推察)が発見されたが、これらの活動を認める許可証は所持していなかった。
活カニは当局により、生息地へ海中還元され、密漁による損害約200万ルーブル相当が防がれた。
なお、 "Нериус 8" の乗組員はロシア人で構成されていた。
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Республики Корея госпоже Юн Чжин Сук

2013-04-20 14:39:23 | 日記
Руководитель Федерального агентства по рыболовству Андрей Крайний направил телеграмму Министру морских дел и рыболовства Республики Корея госпоже Юн Чжин Сук
19 апреля 2013 года,

Руководитель Федерального агентства по рыболовству Андрей Крайний направил телеграмму Министру морских дел и рыболовства Республики Корея госпоже Юн Чжин Сук, в которой в частности говорится:

«Позвольте от коллектива Федерального агентства по рыболовству и от себя лично поздравить Вас с назначением на должность Министра морских дел и рыболовства Республики Корея.

Работников рыбной отрасли, рыбаков наших стран связывают давние деловые и дружеские контакты, начало которым положено более 20 лет назад.

Межправительственное соглашение о сотрудничестве в области рыбного хозяйства от 16 сентября 1991 года является одним из первых соглашений с момента установления дипломатических отношений между нашими странами.

Направления и все вопросы сотрудничества, представляющие взаимный интерес, обсуждаются на ежегодных сессиях Российско-Корейской комиссии по рыбному хозяйству, созданной из представителей Сторон в соответствии с положением Соглашения от 16 сентября 1991 года.

В настоящее время сотрудничество, с учетом реалий в мировом рыболовстве, приобретает новые формы, успешная реализация которых зависит от эффективных мер каждой из стран.

Позвольте выразить уверенность, что совместными усилиями стоящие перед нами задачи будут преодолены, и российско-корейское сотрудничество в области рыбного хозяйства будет выведено на уровень стратегического партнерства.

Желаю Вам, уважаемая госпожа Министр, больших успехов на столь ответственном руководящем посту. Буду весьма рад встрече с Вами для обмена мнениями по всем аспектам российско-корейских взаимоотношений в области рыбного хозяйства».


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第8回国際漁業者会議の日程が決まる

2013-04-19 18:02:39 | 日記
2013年04月19日
ウラヂオストク発
[第8回国際漁業者会議の日程が決まる]
ロシア沿海地方知事ミクルシェフスキーは、第8回国際漁業者会議“Международный конгрессе рыбаков”(メジドウナロードヌイ コングレス ルイバコフ)の開催日程を、2013年9月12日、同13日の両日とする決定書に署名した。
この会議は、ロシア漁業と国際協力の強化、持続可能な漁業を目標におき、ロシアの漁業会社、公共団体、公的機関ばかりでなく、海外からも代表者を招き、毎年開催され、伝統的位置づけをもってきた。
前年2012年の第7回会議のテーマは“WTO”で、ミクルシェフスキーが、ロシア漁業者が同国のWTO参加により、産業がどのような環境におかれるかを認識し適応するため、外国の経験を積極的に学ぶ必要があると語り開幕した。
また、参加したロシア漁業庁副長官ソコロフが、WTO加盟による輸出関税の撤廃は、ロシアから外国に対する原料ベースでの輸出を促し、結果として漁業収入を減らすことにつながると指摘、一方で輸入関税の削減も、製品ベースでの外国からロシアへの輸入増加を促し、収入減につながってしまうと加え、これらの問題の解決を迅速に行うために、外国の経験を学び、効果的な管理体制を確立する必要があると言及した。
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Крабовая эпопея: Как создается общественный резонанс

2013-04-18 08:09:45 | 日記
Крабовая эпопея: Как создается общественный резонанс
16 Апреля 2013, 20:28 | Приморье


На минувшей неделе Арбитражный суд Приморского края вновь рассматривал крабовое дело. Примечательно, что крабовая эпопея сегодня раздроблена на три отдельных иска, которые ведут разные судьи. Правда, во всех трех делах до окончания процесса и вынесения решения еще очень далеко. Судебные заседания, как правило, переносятся. Между тем каждое новое заседание приоткрывает новые подробности крабовой эпопеи.

Впервые с момента начала судебного процесса один из истцов в лице представителей ОАО «Преображенская база тралового флота» (ПБТФ) рассказал журналистам, что, хотя дело и рассматривается как экономический спор между несколькими компаниями, оспаривающими право за добычу валютоемкого биоресурса, оно давно уже переросло в разряд «общественно-политических».

Плановый суд

Так, по словам представителя ОАО «ПБТФ» Александра ПЛЕЧИЙ, их компания в суде не опротестовывает научную историю как препятствие допуска к аукционам, так как это требование закона, который должны соблюдать как чиновники, так и хозяйствующие субъекты. Более того, Александр Плечий подтвердил, что руководство ПБТФ еще до проведения аукционов знало, что компания не подходит под требования аукционной документации. «Но тем не менее мы решили подать заявку, чтобы в дальнейшем была возможность обратиться в суд, чтобы придать делу большой общественный резонанс», - утверждает представитель истца.

А вот зачем придавать делу общественный резонанс, если истец согласен с тем, что 57 статья закона «О рыболовстве и сохранении водных биологических ресурсов» была применена чиновниками при составлении аукционной документации правомерно и обоснованно, представитель истца так и не смог объяснить.

Представитель второй компании, оспаривающей итоги аукционов в лице ЗАО «Восток-Джапан», также считает, что научная история не препятствие для проведения аукционов. По его словам, нарушения при проведении процедуры аукционов состояли в том, что к торгам были допущены компании, которые имели договоры с наукой в 2008 году, а нужно было допускать исключительно тех, кто занимался освоением научных квот по этим договорам. «Считаю, что компания «Акваресурс-ДВ» не могла стать победителем, так как она не производила промысел крабов, как того требует документация. В то время как мы до 2005 года занимались таким промыслом», - подчеркнул в суде представитель компании «Восток-Джапан».

Кому наука, а кому бизнес

В общем, понимание «научных критериев» принимает весьма неожиданный поворот. Следуя логике истцов к распределению ресурса, необходимо было допускать только тех, кто занимался реальным промыслом, добывая по научным квотам сотни тонн ценного ресурса и производя из него готовую продукцию, чтобы в дальнейшем с целью получения прибыли реализовать ее на внешних рынках.

Правда, представитель Росрыболовства Александр САВЕЛЬЕВ, комментируя 57-ю статью, не раз утверждал, что законодатель при ее принятии сознательно создал преференции тем компаниям, кто вносил вклад в развитие научных программ и изучение определенного вида ресурса. Позиция истцов основана на умышленном смешении рыболовства в научных целях и промышленного рыболовства.

Вылов в целях промышленного рыболовства направлен на дальнейшую реализацию биоресурсов, изготовление продукции и получение прибыли, вылов же в процессе научных исследований заключается в изъятии биоресурса из среды обитания исключительно с целью выполнения научно-исследовательских задач. И наука их четко регламентирует, чтобы не было иных толкований. Это - изучение пространственного распределения, структуры и миграций различных биологических группировок. Исследование размерно-весовых и биологических характеристик биологических ресурсов, определение сроков наступления и протекания онтогенетических процессов (линьки, нереста и т.п.), развитие особей в отдельных пространственных группировках. Влияние экологического окружения на пространственную структуру скоплений и особенности биологии изучаемых видов в различных районах исследований. Отработка калибровочных методик сопоставления уловистости различных орудий лова (донного трала и ловушечных порядков). Разработка рекомендаций по проведению охранных мероприятий и контроля состояний ресурсов эксплуатируемых популяций, рациональному ведению промысла.

Результаты таких исследований излагаются в научных отчетах и поступают от научных организаций в Росрыболовство как статистический материал для целей его дальнейшего применения в рациональном использовании биоресурсов. Задача же промышленного или прибрежного рыболовства - побольше наловить, поскольку это деньги и объемы, которые будут учитываться при распределении долей квот в 2018 году.

Таким образом, истец предлагает изменить подход, предусмотренный ч.4 ст.57 закона «О рыболовстве», с подтверждения факта участия в научном лове на подтверждение вылова. «Обращаю внимание, что государство чисто экономически заинтересовано в привлечении к научным исследованиям частных лиц (оплатить работы дешевле, чем содержать собственный флот). Именно это и стало основой для концепции, реализованной ч.4 ст.57 закона «О рыболовстве», то есть обеспечение допуска к торгам всех участников научного лова в 2008 году по конкретному ресурсу в конкретной промысловой зоне. Причем арбитражные суды уже не раз оценивали позицию законодателя при определении круга участников как лиц, осуществлявших научные исследования только в 2008 году. Первое такое дело было рассмотрено в судах Москвы в 2010 году по иску ООО «Компания «Тунайча», далее в Дальневосточном регионе по искам ООО «Пилигрим», ОАО «ПБТФ», ООО «ЗБФ» и т.д. Во всех случаях суды указали единообразное мнение, что ограничение круга участников торгов теми лицами, кто осуществлял исследования в 2008 году, соответствуют нормам законодательства о рыболовстве, в частности ст.57 закона «О рыболовстве», которая являлась необходимой переходной статьей и появилась в 2008 году из-за того, что кардинально изменился сам закон 166-ФЗ «О рыболовстве», были введены новые правила распределения квот, установлены новые права и обязанности для пользователей водных биологических ресурсов», - подчеркивает Александр Савельев.

Этой точки зрения придерживается и представитель компании «Акваресурс-ДВ», который, выступая в суде, представил официальный научный отчет работников ТИНРО-Центра, в котором зафиксировано, что компания в 2008 г. занималась изъятием крабов из водной среды и их научным исследованием, что правовыми нормами трактуется как добыча. «Данный отчет был отправлен ТИНРО-Центром в Росрыболовство и зафиксирован как официальный документ. Именно на его основе и принималось решение о допуске компании «Акваресурс-ДВ».

Государственный интерес оценили заранее

Выступая на судебном заседании в котором иск в защиту публичных интересов подала прокуратура Приморского края, представитель компании «Акваресурс-ДВ», Михаил ЩЕРБИНА акцентировал внимание суда, что иск прокуратуры должен быть отменен, ведь в двух судебных заседаниях так и не прояснилось, в чем все-таки заключается защита публичных интересов. «Говорить об ущербе государства не приходится, так как речь идет о том, что аукцион не был сделкой, а был лишь выставлением на торги государством имущественного права на добычу. Более того, ресурс при выставлении на торги был уже оценен государством, именно государство выставило его на торги и продав компаниям право на добычу, получило финансовую стоимость оцененного ресурса», - подчеркнул адвокат компании-победителя.

Судья также попросил представителя прокуратуры подробно пояснить суду, чьи именно и каким образом были нарушены публичные интересы в этом крабовом деле. На что представитель прокуратуры Елена БАРАБАШ рефлекторно произнесла хорошо заученную фразу: «имеется нарушение процедуры проведения аукционов, в результате чего пострадала Российская Федерация».

Напомним, что исковые требования прокуратуры и хозяйствующих субъектов очень схожи и по формальным основаниям, и по сути. Прокуратура и компании, участвующие в процессе, в унисон требуют отменить результаты аукционов на том основании, что под требования аукционной документации подходила всего одна компания. А проведение торгов при одном участнике запрещено.

В итоге окончания судебных разбирательств в этом году можно и не дождаться. Общественно-публичные интересы, так умело подаваемые сторонами крабового конфликта, привели к тому, что промысел до сих пор не начался. А в это время простые труженики моря, ставшие жертвами искусственно создаваемого общественного резонанса, уставшие ждать справедливости от местных и федеральных властей, подготовили открытое письмо президенту РФ и в настоящий момент собирают подписи в надежде быть услышанными… А пока промысловый запас крабов в подзоне Приморья, оцененный наукой как исторический максимум за 10 лет, успешно осваивают браконьеры.

Виталий МОРОЗОВ.

Газета "Золотой Рог", Владивосток.
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ロシアFOC/IUU取締情報133"Сепия"

2013-04-18 04:55:33 | 日記
2013年04月17日
サハリン発
[カニ密漁カンボジアFOC船船長が起訴される]
サハリン検察当局は、ロシア領海でカニを密漁し、ロシアFSBサハリン国境警備局によりロシア排他的経済水域で拘束されたカンボジアFOC船の船長を起訴した。
今年2013年1月、ロシアFSBサハリン国境警備局は、アニワ岬(中知床岬)南東ロシア排他的経済水域において、カンボジアFOC船"Сепия"(セピア)を検査、密漁された活ズワイガニ(オピリオ)1.1トン、4,500個体などを確認した。
"Сепия"の船長は、刑法第256条1項(水棲生物資源の違法漁獲)に基づき起訴され、ユジノサハリンスク市裁判所で審理が行われることとなった。
(関連過去情報"Сепия"事件)
2013年01月09日
サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻のカニ密漁船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、今年2013年に入り、アニワ岬(中知床岬)南東ロシア排他的経済水域において2隻のカニ密漁船を拘束したと発表した。
1隻目はカンボジアFOC船"Сепия"(セピア)で、当局が検査したところ、1トン以上の活ズワイガニ(オピリオ)と、2トン以上の冷凍ニシン、スケトウダラ、および専用漁具が発見された(*報告担当者 原口: ニシン・スケトウダラはカニ漁獲のための餌と推察)。
また、同様にロシア船"Киссе Мару-11"(第11きっせい丸)から約4.5トンの活ズワイガニ(オピリオ)と専用漁具が発見された。
この2隻はこれらの漁業活動を認める許可を所持しておらず、当局により拘束された。
なお、2隻が所持していた活カニ約5.5トンは生息地へ海中還元され、当局の活動により、国家への損害420万ルーブル以上が未然に防がれた。
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ロシア国境警備局新長官にクリショフが任命される

2013-04-16 18:05:22 | 日記

2013年04月16日
モスクワ発
[ロシア国境警備局新長官にクリショフが任命される]
ロシアFSB国境警備局の新しい長官にウラヂミル・クリショフ(Владимир Кулишов)が、年齢制限により引退するウラヂミル・プロニチェフ(Владимир Проничев)にかわり任命された。
クリショフは、1957年7月20日に、ロストフ地方で生まれ、1979年にキエフ民間航空技術大学を卒業、その後、ロストフの専門工場で働いた。
1982年からソ連KGB(КГБ)に勤務、2000年にはモスクワのFSB中央本部に着任した。
さらに2003年7月にFSBサラトフ地方局長、2004年からチェチェン共和国のFSB反テロリスト局第1副局長を歴任、2008年8月からは、FSB副長官に任命され、国家反テロリスト委員会副委員長を務めていた。
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ロシア国境警備局が米国と海洋安全保障について協議

2013-04-15 12:51:50 | 日記
2013年04月15日
モスクワ発
[ロシア国境警備局が米国と海洋安全保障について協議]
ロシアFSBカムチャツカ国境警備局の公式訪問団は、本日2013年4月15日、米国第17管区沿岸警備隊と、今年2013年の共同行動計画を協議するためにアラスカへ到着した。
この訪問の主な目的は、違法水産物の往来を阻止し、秩序維持のための協力の改善としている。
ロシアカムチャツカ当局は、コンベンション海域内の水棲生物資源保護のため、1996年に米国第17管区国境警備隊と協力協定を締結している。
この協定には、漁業規則違反の防止、税関申告のモニター等、水棲生物資源保護のための協力事項が盛り込まれている。
なお、この外、双方は、チュコトカとアラスカの間の北極海航路の安全確保についても、協力活動を行うこととしている。
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ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間延長が認められる

2013-04-13 10:11:15 | 日記
2013年04月12日
ウラヂオストク発
[ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間延長が認められる]
2013年4月12日、ウラヂオストクのレーニンスキー地区裁判所は、カニ漁獲枠オークションにかかる職権乱用の容疑で身柄拘束を受けた、ロシア漁業庁沿海地方管理局長アレクサンンドル・イワンコフ(Иванков Александр Егорович)について、捜査機関当局による勾留期間延長申請を認めた。
このことからイワンコフの勾留期限は延長され、2013年6月13日までとなった。
この事件は、2012年11月にウラヂオストクで行われたカニ漁獲枠オークションにおいて発生した。
当局は、このオークションへの参加条件として、漁業庁沿海地方管理局との契約が必要だったが(*報告担当者 原口: 船主、漁船の登記の審査、参加供託金等と推察)、この過程において、潜在的な応札参加者の数を不当に制限する、連邦法への重大な違反があったと指摘しており、イワンコフは、ロシア連邦刑法285条1項、同法286条1項(両項ともに職権乱用に関するもの)の罪にとわれている。
また、当局は、イワンコフにかかる不正は、この事件”ばかりではないことが分かったとしている。
漁業庁沿海地方管理局は2010年5月から2011年9月までの間、ウラヂオストクの民間警備会社と、財産や重要書類の保護管理のための契約を結び、その約定書にイワンコフが署名をしていたが、実際にはその活動は行われなかった。
これは、イワンコフの個人的な興味に端を発したもので、自らの上司を喜ばせることを目的に、漁業庁職員が、自由に行動するための車両とその管理の確保が実態だったと指摘、連邦予算に対して不必要な支出20万ルーブルを与えたとしている。
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Российско-Японское сотрудничество

2013-04-09 07:51:09 | 日記
Российско-Японское сотрудничество
8 апреля 2013 года,
Сегодня в Москве состоялось открытие межправительственных консультаций по вопросам промысла лососей российского происхождения японскими рыболовными судами в 200-мильной зоне Российской Федерации в 2013 г.

Российскую делегацию на данных консультациях возглавил начальник Управления науки и образования Федерального агентства по рыболовству Константин Бандурин.

На встрече Стороны обсудили результаты промысла и контроля в 2012 г.

Межправительственные консультации завершатся 12 апреля 2013 г.



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