ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報 14"Перл"

2010-01-25 10:40:31 | 日記
2010年01月25日
サハリン発
[ロシアFSBサハリン国境警備局が密漁船カンボジア旗"Перл"(パール)を拘束]
1月23日、FSBサハリン国境警備局は、外国船によるロシア排他的経済水域および領海内での水棲生物資源の違法漁獲・密輸取締の活動を実行中、タタール海峡において違反船を発見し拘束した。
当局がカンボジア旗"Перл"を検査したところ、乗組員14名はロシア人で、船内から活タラバガニ、アブラガニ約10トが発見された。
船長によると、カニを日本の排他的経済水域へ運搬する途中とのことだったが、船内から専用の漁具が発見されたため当局は"Перл"を拘束した。
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ロシアFOC/IUU取締情報 13"Грант"

2010-01-21 10:41:51 | 日記
2010年01月21日 
カムチャツカ発
[オホーツク海においてカニ密漁船"Грант"(グラント)を拘束]
ロシアFSB北東管区国境警備局はオホーツク海において25トンのカニを密漁した商業船を拘束した。
1月19日、FSB所属航空機アントーノフ72は、オホーツク海排他的経済水域で、呼び出しに応じない未確認の漁船を6時間以上追跡、警告射撃した後、ようやく停船をさせ、そこに国境警備艇“Пагелла"(パゲラ)が合流をした。
この未確認漁船の船名は"Грант"(グラント)、カンボジア旗でプノンペン籍と判明した。
乗組員はロシア人で、船内に活魚槽があり25トンの活タラバガニが発見された。
このロシア人船長は、排他的経済水域及び大陸棚における、漁業、経済活動の許可を所持していなかった。
"Грант"は以前にも、カニの密漁を繰り返し行い、北東管区国境警備局に拘束されている。
当局により密漁されたカニを生息地へ還元する手続きがとられ、"Грант"はペトロパブロスクカムチャツキーへ連行された。
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