ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ウラヂオストクで投資クオータ配分手続きにかかる会議が開催される

2016-09-27 20:50:23 | 日記
2016年09月27日
ウラヂオストク発
[ウラヂオストクで投資クオータ配分手続きにかかる会議が開催される]
来年2017年から申請受付が開始される漁獲割当の更新に向けた、TACの20%以内で漁獲割当を優先的に配分する造船(投資)クオータ(15%が建造向け、残りの5%は陸上水産加工場建設のインセンティヴのための配分)の配分手続きにかかる会議が、本日2016年9月27日、ウラヂオストクで開催された。
先に、大統領プーチンは大規模漁業者、大手水産加工業者ばかりでなく、中小の船団や加工業者も利用できるよう検討を指示した経緯にあり、今回の会議の主な議題に位置づけられた。
これを受けロシア漁業庁は、具体策を検討、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・を設定する立案を行っていると明らかにした。
また、ロシア極東連邦管区大統領全権代表トルトネフは、投資クオータの主要漁業として・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よう要求した。
なお、同29日、同30日は、同地において、*第11回ロシア国際漁業者会議が開催される予定となっている。
(*報告担当者:原口聖二参加予定)
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ウラヂオストクで第27回ロ米政府諮問委員会が始まる

2016-09-27 20:30:15 | 日記

2016年09月27日
ウラヂオストク発
[ウラヂオストクで第27回ロ米政府諮問委員会が始まる]
本日2016年9月27日、ウラヂオストクにおいて第27回水産分野ロ米政府諮問員会が始まった。
ロシア側は漁業庁副長官ソコロフ、一方、米国側は海洋大気庁(NOAA)副次官補ラッセル・スミスがそれぞれ代表を務めている。
会議は同29日まで続き、ベーリング海の沿岸国としての合理的利用と中央公海部分のスケトウダラ資源の保存管理、2015年に署名されたIUU漁業(密漁密輸)防止協定に基づく実効ある取組等について話し合いが行われる。
なお、同29日、同30日は、同地において、*第11回ロシア国際漁業者会議が開催される予定となっている。
(*報告担当者:原口聖二参加予定)



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安倍晋三首相が鈴木宗男・貴子父娘のパーティーで「強烈な印象」

2016-09-27 10:43:25 | 日記

2016年09月27日
産経ニュース(WEB)
[安倍晋三首相が鈴木宗男・貴子父娘のパーティーで「強烈な印象」]
「豊富な経験生かして」松山千春にも応援要請
安倍晋三首相は2016年9月27日、東京都内で開かれた政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表と、衆院の自民党会派入りした長女の貴子衆院議員(無所属・比例北海道)を「叱咤激励する会」であいさつした。首相は12月に山口県長門市で開かれる日露首脳会談に関連し、「戦争が終わって70年たっても平和条約が結ばれていない異常な状況に終止符を打つためには、オールジャパンで頑張っていかないといけない」と述べうたうえで、「そのためにも鈴木さんの豊富な経験を生かしていただきたい」と宗男氏にエールを送った。
安倍首相のあいさつは次の通り。
「みなさん、こんばんは。安倍晋三でございます。すごい人ですね。さすが鈴木さんだと思います。ご承知のように鈴木宗男さんは中川一郎先生の秘書をされていたわけです。中川一郎さんと私のおやじは無二の親友でございました。しょっちゅうゴルフに行くにも、いろいろなところに出かけるにも一緒でありました。そのときにいつもそばについていたのが鈴木さんでありました。当時私はまだ高校生や大学生くらいだったわけであります。鈴木さんというのは一回会ったら忘れないんです。この風貌ですから。強力な、強烈な印象があったわけでございます。その後、私が初当選をいたしました。自民党の農林部会に出席をいたしましたら、鈴木さんが激しい議論を展開しているんですね。当時の自民党の農林部会というのは本当に激しい方々が多くて、鈴木さんとか前の幹事長の武部(勤)さんとか。私はそこに出て、農林部会はもうあきらめよう、この激しい議論の中でずっとやっていくのは大変だなと思って、農林部会をやめて社会部会の方に移っていったことを今でも覚えているわけであります。その後、いろいろなことがあったわけでございますが、町村信孝衆院議長ご逝去の後、和田(義明)さんの選挙(衆院北海道5区補選)の際に鈴木さんには絶大なるご支援をいただきました。おかげさまで見事にわが党の候補者、和田候補が当選を果たすことができたわけでございます。もともと鈴木さんは自民党の真ん中にいたわけでございます。これからもしっかりと一緒に力を合わせてやっていきたいと思いますし、12月15日にはプーチン大統領が日本にやってくるわけでございます。戦争が終わって70年たっても平和条約がまだ結ばれていないというこの異常な状況に終止符を打つためにはオールジャパンで頑張っていかないといけない。そのためにも鈴木さんの豊富な経験を生かしていただきたい。このように期待をしているわけであります。そして鈴木貴子さん、素晴らしいですね。お父さんとお母さんのいいところを取ったわけであります。先般、参院選の時に初めて演説を聞きましたが、すごい迫力ですね。普通、私もそうですが2世タイプというのはおっとりした人が多いのですが、貴子さんの場合は虎の穴で育った。鍛えられ方が違うなと思いました。この鈴木宗男さんの力強さ、エネルギッシュなパワー、そして信念を受け継いだ貴子さんにはどうか政治家として大成をしていただきたい。また必ず大成すると、私は確信しています。そのためには今日お集まりの皆さんの力強いご支援のほどをお願いを申し上げる次第であります。」
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ウスリー税関がナマコ密輸で中国人3名を拘束

2016-09-21 12:34:57 | 日記


2016年09月21日
ウラヂオストク発
[ウスリー税関がナマコ密輸で中国人3名を拘束]
ウスリー税関当局は、ロシアから乾燥ナマコ10kgの密輸を試みた中国人3名を拘束した。当局は、ロ中二国間を結ぶ道路のポルタフカの*“チェックポイントで、これを摘発した。中国人3名は、スニーカーのインソールのほか、腹部と下肢にテープを巻きつけ製品を所持していた。当局により押収された乾燥ナマコの総重量は9.98kgに達した。
*“東寧口岸”
東寧口岸(とうねい-こうがん)は中華人民共和国黒竜江省牡丹江市東寧市とロシア連邦沿海地方ポルタフカの間に位置する陸路出入国検査場。東寧での貿易は清末にまでさかのぼることができる。1989年、国務院により国家一類口岸に指定され、1990年に開放された。綏芬河からバスが往復ともに路線を設けているため移動は便利である。2014年10月現在第3か国者は通過することが不可能である。
なお中国には国家一類口岸ながらも第3か国人に対して通過を認めていない箇所がいくつかある。



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ロシア漁業ニュースヘッドライン 2016年10月  http://kisenren.com

2016-09-20 16:34:59 | 日記
2016年10月10日
ユーザー  各位
                                                                
                                            
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、ロシア政府は、WTO対応として、2013年、2014年、そして昨年2015年と段階的に水産物輸出関税を引き下げ、今年2016年9月1日から、それをゼロとしたことを明らかにしました。冷凍魚については、2013年5.0%から3.75%、2014年に2.5%、そして昨年2015年には1.5%にまで引き下げられ、今年2016年、それがゼロになることとなりました。また、甲殻類についても同様の経緯をたどり、10%、5.0%、2.5%となり、最終的にゼロとなりました。
ロシア海域において政府間協定に基づき直接入漁操業を行う一方で、日本海域においても共通の”またがり資源“を漁獲している等の日本業界には、敏感なこの自由貿易に関する情報を今月号のTopNews としてご報告申し上げます。
なお、ロシア漁業庁は、2016年9月29日、同30日の両日、ウラヂオストクにおいて第11回ロシア国際漁業者会議が開催されると発表しました。報告担当者も当該会議への参加を予定しているところです。関連情報をあわせてお知らせ申し上げます。
敬具

(国際漁業対策事業部;原口聖二)


Contents
TopNews   ロシアWTO対応等貿易関連 ロシアの水産物輸出関税がゼロとなる
・韓国沿岸業界がロシアとの漁業協力を模索(ロシア漁業政策および2ケ国間漁業協定関連等外10件)
・サハリン州 距岸6マイル漁業により鮮魚出荷が拡大する(サハリン州距岸6マイル漁業関連外2件)
・ロシア漁業者による今漁期漁獲量が約343万8,400トンとなる(ロシア漁業者底魚等操業関連外5件)
・今年2016年漁期第14回定例サケマス操業会議を開催(ロシア太平洋サケマス操業関連外4件)
・今年2016年漁期サンマ操業会議第5回会合(ロシア太平洋サンマ操業関連外4件)
・今年2016年漁期イワシ・サバ操業会議第5回会合(ロシア イワシ・サバ操業等件関連外6件)
・サハリン国境警備局がアニワ湾で演習(FOC/IUU取締情報関連外1件)
・色丹島“アストロブノイ”がサンマ処理を再開(その他ロシア漁業関連情報外6件)
・ロシア海域産スケトウダラ製品が全般的に小型化しフィレ不足になる(韓国スケトウダラ等市場関連)

計48報告

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色丹島“アストロブノイ”がサンマ処理を再開

2016-09-16 14:57:05 | 日記

2016年09月16日
サハリン発
[色丹島“アストロブノイ”がサンマ処理を再開]
今年2016年春、経営破綻し操業継続が危ぶまれていた色丹島漁業コンビナート“Островной”(アストロブノイ)がサンマ処理を再開した。
“アストロブノイ”は、提携企業"Корифена"(コリフェナ)から冷凍サンマの最初のロット400トンを受け入れた。
2016年9月2日、ウラヂオストクで開催された東方経済フォーラムにおいて、経営支援のため、新たな投資家"Курильский универсальный комплекс"(クリルスキー・ユニヴァサリヌイ・コンプレクス)を加える覚書をサハリン州政府とロシア漁業庁が調印していた。
サハリン州政府とロシア漁業庁は、原料供給のための漁獲割当の確保、インフラ整備のための投資ローンの金利助成等の支援を行っていくことになる。
なお、“アストロブノイ”は設備の近代化の準備も進めており、来年2017年には、それらのラインによる操業も開始される予定となっている。

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北海道新聞 ”水産サバイバル” サケ・マス代替漁元年

2016-09-15 16:26:40 | 日記
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韓国沿岸業界がロシアとの漁業協力を模索

2016-09-15 10:00:10 | 日記

2016年09月15日
韓国発
[韓国沿岸業界がロシアとの漁業協力を模索]
韓国の沿岸業界で主に構成される韓国水産協同組合中央会は、極東地域の開発に注力しているロシアと水産分野の協力を議論し、漁場開拓等により漁業収入を増加させることを模索している。
水産協同組合中央会長キム・イムグォンは2016年9月6日-9日の間、同中央会の役職員らとサハリン州を訪問し、韓ロシア漁業協力強化について関係者と協議、同州周辺海域での試験操業等を提案した。
会長キムは、同年9月2日-3日の両日、ウラヂオストクで開催された東方経済フォーラムにおいて、両国間の協力関係の発展のために認識を共にしたと語り、ロシア極東地域内の冷凍倉庫や水産加工場の建設など、ロシア極東地域の水産クラスター計画等の両国間の経済協力に積極的に取り組みたいと加えた。
また、会長キムは、サハリン州と韓国がお互いの経験と資源を共有することができる計画の用意が必要だと指摘、韓国漁船がサハリン周辺海域で操業できるように要望したと語った。
さらに会長キムは、ユジノサハリンスク、ホルムスク、コルサコフなどサハリン州の主要都市で、養殖場、水産会社などを訪問し、現地の水産加工場、缶詰製造施設など現地調査を行った結果として、豊富な水産資源を持つロシアと発展ノウハウを持つ韓国の相互協力計画の準備に努めていくと言及した。
(*報告担当者 原口聖二:伝統的にロシア海域で操業を展開している韓国の北洋トロール漁業、北洋はえ縄漁業、サンマ漁業は、“韓国遠洋産業協会”に所属している。現在“水産協同組合中央会”所属会員のロシア海域での操業は沿海地方海域のイカ漁業のみとなっている。)
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サ州距岸6マイル漁業 カニの漁獲が認められる

2016-09-14 16:33:41 | 日記
2016年09月14日
サハリン発
[サ州距岸6マイル漁業 カニの漁獲が認められる]
今年2016年8月から実験的に開始された、規制緩和による距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者の沿岸漁業について、サハリン州政府は、本日9月14日からカニの漁獲も認められると発表した。
ただし、サハリン西部沿岸は認められず、東部沿岸のみとされている。
同規制緩和による距岸6マイル内操業には既に、180の許可証が発給され、小売店での製品販売も行われている。

(関連過去情報)

2016年09月04日 サハリン発
[サハリン州 距岸6マイル漁業により鮮魚出荷が拡大する]
サハリン州では、今年2016年8月から実験的に開始された、規制緩和による距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者の沿岸漁業で、鮮魚出荷取引の拡大が期待されている。
この漁業によるカラフトマス、シロザケ等の鮮魚扱いの販売が既にユジノサハリンスク市内で開始されている。
鮮魚出荷ではサハリン周辺沿岸で漁獲された水産物が、数時間後、店頭売場に並ぶことになる。
サケマス類にほか、カレイ、マダラ、メヌケ、ホッケ等が鮮魚販売されている。

2016年08月30日
サハリン発
[サハリン州 距岸6マイルの実験的規制緩和沿岸漁業が開始された]
今年2016年漁期、サハリン州において、実験的に規制を緩和した距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者による沿岸漁業が開始されている。
この操業は、大統領プーチンも支持しており、距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
これまで、この沿岸域におけるマダラ、コマイ、カレイ、メヌケ、イカ、タコ等は、同州の漁船漁業者にとって不採算な操業となっていた。

2016年05月26日 サハリン発
[サハリン州で距岸6マイルの実験的規制緩和沿岸漁業が始まる]
サハリン州は、今年2016年漁期、同年6月15日から、実験的に規制を緩和した距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者による沿岸漁業を開始する計画だと発表した。
この計画は、大統領プーチンも支持しており、距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
なお、当該沿岸漁業の第1段階は、アレクサンドロフスク、トマリ、北クリール(中央クリールと南クリールの可能性も有)で行い、水産加工業の発展により地域振興が求められるネヴェリスク、貿易と観光の拠点にしたいアニワ等につなげていく計画を描いている。

2016年05月05日 モスクワ発
[サ州 6月には距岸6マイル簡素化漁業規制を得ることになる]
サハリン州は今年2016年6月に、距岸6マイル内の漁業規則を簡素化し、沿岸地域の鮮魚出荷への国家支援を得る計画をしている。
ロシア漁業庁とサハリン州政府は、距岸6マイル内の実験的沿岸漁業の新たな規制のため、極東漁業規則に変更をあたる素案をつくる部門間委員会を設置することとした。
この発表は農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフとサハリン州知事コジェミャコの会談で行われた。
距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
シェスタコフは、同年6月にはこの規則変更登録が可能だと語った。
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日本はロシアと海洋生物資源の共同アグリファンドを設立できる

2016-09-13 15:49:56 | 日記

2016年09月13日
モスクワ発
[日本はロシアと海洋生物資源の共同アグリファンドを設立できる]
ロシア業界紙(WEB)は、日本の山本農林水産大臣とロシア極東発展大臣ガルシカとの会談において、ロシア側が海洋生物資源分野の共同アグリファンドの設立を提案したと発表した。
極東開発省はアグリファンドについて、日本企業をウラヂオストク自由港へ誘致するように、ロ日協力のプラットフォームとして設立される可能性があるとしている。
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シェスタコフがムルマンスク知事と会談

2016-09-10 19:37:11 | 日記

2016年09月09日
モスクワ発
[シェスタコフがムルマンスク知事と会談]
ロシア漁業庁は、農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフがムルマンスク州へ出張、同州知事”Марина Ковтун”(マリナ・コフトゥン) と漁業分野の発展等について会談を行ったっと発表した。
会談では、船団の更新、沿岸での処理、国内市場の活性化にかかる法律の変化等について話し合いが行われた。
なお、シェスタコフは今回の出張で、当地の近代的大型水産加工場”Полярное море+”(ポリャルノエ・モーレ・プラス)の開所セレモニーにも参加した。

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“黄金の秋-2016”が設定される

2016-09-10 16:20:45 | 日記

2016年09月10日 
モスクワ発
[“黄金の秋-2016”が設定される]
ロシア漁業庁は、農業省が主催するエキシビジョン“Золотая осень-2016”(ゾロタヤ・オーセニ“黄金の秋-2016”)が、2016年10月5日-同8日までの間、モスクワで行われると発表した。
イヴェントでは、養殖漁業の展開状況等が発表されることになる。

(関連過去情報)

2014年10月08日 モスクワ発
[“黄金の秋”を迎えるシェスタコフ]
本日、2014年10月8日、国際養殖会議が開催され、その枠組みの内で、養殖エキシビジョン“Золотая осень”(ゾロタヤ・オーセニ“黄金の秋”)が設定され、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが、2030年までの漁業発展プログラム等を提案した。
シェスタコフは、今日、養殖漁業は急速に成長しており、世界市場における製品供給が50%に近づいていると報告、一方で、この10年間、ロシア国内漁業生産量における養殖のシェアは、年間で全体の3-4%程度相当で、13万-15万トンに過ぎないと指摘した。
また、シェスタコフは、養殖漁業のメリットは、ロシア市場へチルド製品を供給できること等で、専門家は、ロシアの淡水や沿岸において100万トンまで生産を拡大することが可能だと推計している旨言及した。
更に、シェスタコフは、養殖漁業に関する補助金や短期投資クレジット等、政府としての支援策の準備、2030年までの漁業発展プログラムにおける位置づけ等について紹介を行った。
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ロシア漁業ニュースヘッドライン 2016年09月  http://kisenren.com

2016-09-10 12:13:00 | 日記
2016年08月29日

ユーザー  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、2016年6月下旬、ロシア排他的経済水域において禁止されている流し網漁具を使用した疑いで、サハリン州根拠とカムチャツカ地方根拠の7隻のロシア漁船が、ロシアFSB東部北極地域(カムチャツカ)国境警備局に拘束される事件が発生しました。これらのロシア漁船が操業していた海域は東カムチャツカ沖合で、以前使用していた流し網に、わずかなデザインの変更を施し、実質、流し網で違法に太平洋サケマスを漁獲、操業のアドヴァイザーの役割を担う3名の日本人が乗船していたとされています。この事件について、定置網漁業の勢力が強く、流し網漁業に反対してきたカムチャツカ地方の水産分野を専門とするフリーランスのジャーナリストは、日本の企業が操業を実質管理していることや、その内の一社の活動を指摘して、関与している可能性がある旨をリポートしました。
 しかし、情報によると指摘された日本の一社も、今回、先方ロシア企業と水産物の取引は行っているものの、実際にはこの日本人の乗船への関与はなく、資本の関係もないとされています。既報のとおり、拘束されたこれらの漁業者は、使用した漁具が、ロシア漁業庁傘下の水産研究機関により開発された流し網の代替となる表層カゴ網であり、合法的なものだと主張した経緯にあります。また、これらのロシア漁船の操業開始は6月1日で、漁場に入域とほぼ同時に現場でロシア当局による漁具検査を受け、その了承のもと操業が行われていました。更に操業開始以来、3週間以上にわたり、オブザーバ乗船のもと、大きな指摘事項もなく操業は継続され、拘束されたのは、各船が一定数量の製品を積み終えた時点とされています。今回の事件に巻き込まれない一部の貴重な沖獲製品は、日本企業とロシア企業の正常な取引関係により正規の貿易手続きをとり、仲積船により、日本の港へ供給されました。
 今回の事件の拘束期間は長く、これにより今漁期のサケマス沖獲の機会は実質的に奪われました。事件は今後、正規のサケマス沖獲を求める業界にとって疑問が残る経過をたどっています。この問題を今月号のTopNewsとしてご報告申し上げます。
なお、ロシア漁業は、商業漁業に十分な資源量に達しているとの評価から、およそ25年ぶりにイワシ・サバ漁業を復活させました。この情報についてもあわせてお知らせ申し上げます。
敬具

(国際漁業対策事業部;原口聖二)

Contents
TopNews  サケマス沖獲ロシア漁船拘束事件 日本企業の関与は正常な取引関係
・疑問の残る流し網代替漁法サケマス沖獲ロシア漁船拘束事件
・イワシ・サバ操業会議を開催(ロシア イワシ・サバ操業等件関連外9件)
・中国へのカニ販売を規制 中国と合意(ロシア漁業政策および2ケ国間漁業協定関連等外8件)
・ロシア漁業者による今漁期漁獲量が約290万トンとなる(ロシア漁業者底魚等操業関連外6件)
・2016年漁期第10回定例サケマス操業会議を開催(ロシア太平洋サケマス操業関連外14件)
・サハリンと日本の企業がサンマ漁期中の利的協力(ロシア太平洋サンマ操業関連外3件)
・サハリン国境警備局がカニ違法所持タンザニアFOC船を摘発(FOC/IUU取締情報関連外3件)
・養殖漁業のための補助金が約3億5,000万ルーブルに達する(その他ロシア漁業関連情報外4件)
・北朝鮮  中国に東海NLLの漁業権も販売(韓国スケトウダラ等市場関連等外4件)
計61報告
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サハリン州 距岸6マイル漁業により鮮魚出荷が拡大する

2016-09-08 15:11:37 | 日記

2016年09月04日
サハリン発
[サハリン州 距岸6マイル漁業により鮮魚出荷が拡大する]
サハリン州では、今年2016年8月から実験的に開始された、規制緩和による距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者の沿岸漁業で、鮮魚出荷取引の拡大が期待されている。
この漁業によるカラフトマス、シロザケ等の鮮魚扱いの販売が既にユジノサハリンスク市内で開始されている。
鮮魚出荷ではサハリン周辺沿岸で漁獲された水産物が、数時間後、店頭売場に並ぶことになる。
サケマス類にほか、カレイ、マダラ、メヌケ、ホッケ等が鮮魚販売されている。

2016年08月30日
サハリン発
[サハリン州 距岸6マイルの実験的規制緩和沿岸漁業が開始された]
今年2016年漁期、サハリン州において、実験的に規制を緩和した距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者による沿岸漁業が開始されている。
この操業は、大統領プーチンも支持しており、距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
これまで、この沿岸域におけるマダラ、コマイ、カレイ、メヌケ、イカ、タコ等は、同州の漁船漁業者にとって不採算な操業となっていた。

(関連過去情報)

2016年05月26日 サハリン発
[サハリン州で距岸6マイルの実験的規制緩和沿岸漁業が始まる]
サハリン州は、今年2016年漁期、同年6月15日から、実験的に規制を緩和した距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者による沿岸漁業を開始する計画だと発表した。
この計画は、大統領プーチンも支持しており、距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
なお、当該沿岸漁業の第1段階は、アレクサンドロフスク、トマリ、北クリール(中央クリールと南クリールの可能性も有)で行い、水産加工業の発展により地域振興が求められるネヴェリスク、貿易と観光の拠点にしたいアニワ等につなげていく計画を描いている。

2016年05月05日 モスクワ発
[サ州 6月には距岸6マイル簡素化漁業規制を得ることになる]
サハリン州は今年2016年6月に、距岸6マイル内の漁業規則を簡素化し、沿岸地域の鮮魚出荷への国家支援を得る計画をしている。
ロシア漁業庁とサハリン州政府は、距岸6マイル内の実験的沿岸漁業の新たな規制のため、極東漁業規則に変更をあたる素案をつくる部門間委員会を設置することとした。
この発表は農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフとサハリン州知事コジェミャコの会談で行われた。
距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
シェスタコフは、同年6月にはこの規則変更登録が可能だと語った。
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ロシア沿海地方養殖漁業海面がオークションに上場される

2016-09-06 15:58:09 | 日記

2016年09月05日
ウラヂオストク発
[ロシア沿海地方養殖漁業海面がオークションに上場される]
ロシア漁業庁は、ウラヂオストクで開催された東方経済フォーラムにおいて、沿海地方のホタテ、ウニ、ナマコ、カキ等の養殖漁業のもっとも有望な海面の区画を発表した。
新しい海面区画は、日本海の総面積約1万1,000ヘクタールに及んでいる。
同庁沿海地方管理局は、これらの海面区画をオークションに上場し配分する手続きを開始している。
コメント (2)
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