2015年05月28日
ウラヂオストク発
[沿海地方のズワイガニ資源の増加傾向が確認される]
太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2015年3月から同年5月の間に行われた、同研究所所属科学調査船”Осмотрительный”(オスモトリテリヌイ)の調査航海の結果等を報告、沿海地方(日本海北西部)海域のズワイガニ(オピリオ)資源の増加傾向が確認されたこと等、同地方海域のカニ資源全般の資源状況を発表した。
カニ資源全体として、ウスリー湾南部とピョトル大帝湾東部海域に高い豊度の形成がされている。
調査の結果、同海域のケガニとタラバガニの資源状況は、前年2014年と同レヴェルだった。
ケガニ資源は安定しており、ピョトル大帝湾の南西部に集中し、近年、♂については、大型サイズが支配的となっている。
また、アブラガニはわずかに増加傾向が確認された。
ズワイガニ(オピリオ)の増加傾向は続いており、ピョトル大帝湾の東西、水深40mから100mの海域で、高い豊度が確認されている。
なお、”Осмотрительный”の調査航海は、ポヴォロトヌイ岬(42°40′N 133°02′E)からトゥマンヌイ岬(43°00′N 134°07′E)の水深20mから200mの海域で行われた。
ウラヂオストク発
[沿海地方のズワイガニ資源の増加傾向が確認される]
太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2015年3月から同年5月の間に行われた、同研究所所属科学調査船”Осмотрительный”(オスモトリテリヌイ)の調査航海の結果等を報告、沿海地方(日本海北西部)海域のズワイガニ(オピリオ)資源の増加傾向が確認されたこと等、同地方海域のカニ資源全般の資源状況を発表した。
カニ資源全体として、ウスリー湾南部とピョトル大帝湾東部海域に高い豊度の形成がされている。
調査の結果、同海域のケガニとタラバガニの資源状況は、前年2014年と同レヴェルだった。
ケガニ資源は安定しており、ピョトル大帝湾の南西部に集中し、近年、♂については、大型サイズが支配的となっている。
また、アブラガニはわずかに増加傾向が確認された。
ズワイガニ(オピリオ)の増加傾向は続いており、ピョトル大帝湾の東西、水深40mから100mの海域で、高い豊度が確認されている。
なお、”Осмотрительный”の調査航海は、ポヴォロトヌイ岬(42°40′N 133°02′E)からトゥマンヌイ岬(43°00′N 134°07′E)の水深20mから200mの海域で行われた。