2012年05月31日 モスクワ発
[農業大臣フョードルフがクライニーは農業副大臣に任命される可能性があると語る]
新農業大臣フョードルフは、昨日2012年5月30日、APEC食料安全保障担当大臣会合に出席するため訪問中の、ロシア連邦カザン(タタールスタン共和国)において、記者会見を行い、漁業庁長官クライニーは農業副大臣に指名される可能性があり、この話題は、首相メドヴェージェフも承知していて、その案を排除していないと語った。
この人事案は、2012年5月21日付の大統領プーチンの命令により、ロシア連邦漁業庁が政府直下の組織からはなれ、農業省の傘下に移管されたことによるものだ。
フョードルフは、当初、この機構改革にクライニーが抵抗することも予想したが、過日、産業支援等について会談した際、彼は平和で建設的な対応を見せ、お互いに前向きに仕事に取り組むための理解が得られたと加えた。 http://kisenren.com