ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

択捉島のパッカー能力が増強される

2015-11-27 05:07:19 | 日記


2015年11月26日
サハリン発
[択捉島のパッカー能力が増強される]
2015年10月4日、択捉島クイビシェフ湾沿岸において缶詰工場”Континент”(コンチネント)社が操業を開始した。
これまで択捉島では、プロストル湾コンセルヴノイ沿岸において、戦前からの”Сяна”(シャナ)社が缶詰を製造していたが、これにより同島のパッカー能力は増強されることになる。
1945年、日本の水産加工場はすべてソヴィエトへ手渡されたが、大部分が資材不足等により使用されてこなかった。
新缶詰工場”Континент”(コンチネント)社は、現在、主に太平洋サケマスを製品化しており、12時間シフトで、部位に分けられた原魚を12トン-14トン処理、約2万9,000缶を製造する能力をもっている。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活カニの輸入減続く 稚内港、10月も9割減 北海道新聞

2015-11-27 00:48:21 | 日記
2015年11月27日
北海道新聞(佐々木馨斗)
[活カニの輸入減続く 稚内港、10月も9割減]
【稚内】稚内税関支署が26日に発表した10月の稚内港外国貿易概況によると、例年、年末商戦に向けて急増するロシア産活カニ輸入量が、今年は前年同月比92%減の62トンにとどまった。11月も同様の傾向が続いており、価格も高騰している。カニを扱う市内の業者は「もうけを出すのは厳しい」と嘆いている。「仕入れ値は昨年の1・5倍。本当にゆるくない」。海産物販売会社「明田鮮魚店」の明田常臣社長は打ち明ける。ロシアのカニが入らず、仕入れ値は高騰しているが、タラバガニの販売価格は1キロ当たり7千~8千円、ズワイガニは同4千~5千円と昨年の同時期より千円ほどしか高くできない。明田社長は「比較的在庫がある札幌の市場などから仕入れるので輸送費も負担が大きい。ただ、売るためにはこのくらいの値上げ幅で頑張るしかない」。例年、この時期は仕入れ値が上がるが、今年の上げ幅は異常だという。毛ガニの会席料理が人気のANAクラウンプラザホテル稚内では、夏場は毛ガニ1杯をつけたが、仕入れ値が約2倍に跳ね上がったため、10月から「半身」で対応している。加藤大輔料飲支配人は「ツアー客の大半は今もカニ目当てで訪れる。月に千食は出るので大変です」と苦笑いする。税関支署によると、密漁カニではないとロシア当局が認める証明書提出を輸入時に義務付ける「 日ロカニ密漁・密輸防止協定 」が発効した昨年12月以降、輸入量は11カ月連続で減少。10月はタラバガニのみで、単価は1キロ2349円と前年の2・4倍まで高騰した。税関支署の花野好正・統括監視官は「例年なら10月から年末にかけカニ輸入量は右肩上がりになるが、その気配がない」。協定の発効から約1年がたち、「証明書をとれるカニ運搬船しか来ない状態が定着したのでは」とみている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする