旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

441 映画 (毎週土曜日に更新)

2015-11-14 04:22:00 | 映画
  最近の見た実話映画「ヒットラー暗殺 13分の誤算」、平凡な家具職人だった主人公が、1939年11月8日、ヒットラーの恒例の記念演説が、いつもより13分早く終わった為に暗殺が失敗し。これが成功していたら多くの人の死は避けられたはずでした。
 主人公が死んでいますので、何処まで本当か分かりませんが、歴史上もっと脚光をあびて誰でも知っている事になっても不思議ないことです。歴史的な事実映画として見るのには面白いかも知れないです。
 時限爆弾は時間通りだったのに、13分前に演説会は早く終るという、まだヒットラーのツキがあったのでした。歴史上、タラ、ハズとか若しかは無いという事です。

近頃、ドラマや映画では汚れと言う事に手を抜きすぎていると思います。街の子が着ているものが、新しすぎるのです。日本のドラマや映画で、ストーリ-が面白く無いので、先ず着ている着物、服が気になってしまいます。我々の子供の時は、近所で遊ぶ時にはガラパンとランニングシャツで過ごしたのに、汚い路地裏の子供さえ綺麗に洗った服(顔はワザとらしく汚しています)を着ています。

 江戸時代や昔のドラマや映画になると、先ず、着物を見てしまいます。まあ、時代劇でお城に登城する藩主ならそういう事もあったでしょうが、街の浪人や町人が真新しい着物を着ているのは許せません。CMが入るから滅多に見ないテレビを、佐藤健さんの天皇の料理番が面白かったので、主演の映画「るろうに剣心」を初めの所を見たけれど、着ているものと畳が新しすぎて止めました。神経質になって来たなと思います。
 
 反対に創作物を本物の様に映像にした監督の一人に黒澤明監督がいます。「7人の侍」の時は、着物を古く見せる為に、手洗いで二ヶ月間着物を洗ったそうです。「用心棒」を撮った時に、映画で味わえることが無いのに、血の臭いづけをやったそうです。まして白黒映画なのに赤い塗料に重油がなにかを混ぜて嫌な臭いがするようにして、見学の5人程の外国の婦人が気絶しかけたと記事に載っていました。映画には出ない臭いも映像の中にいれるとは、流石に世界の黒澤であると感心されられました。
 
 偽物を本当らしく見せるという事で、最近の映画はCGを多用する様になって来ました。以前の「007」は面白かったのに、最近はどうも見なくなりました。これは趣味が変わってきたのかなと思います。

 今、CGをどう使うか使わないか黒澤監督が生きてい「たら」、そんな「たら」はあるはずがないです。
コメント (1)
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