旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

503 子供は宝 (毎週土曜日に更改しています)

2017-01-21 06:07:09 | ブログ
103歳の、このブログで再々紹介した聖路加国際病院名誉医院長の「日野原重明」さん。新幹線への何十段の階段を使い、エスカレーターに乗った人と競争をして、自然に1段跳びになって、追い越すと快哉を叫びたくなると100才を過ぎて言っています。講演の予定は5年先まで決まっていると言う人で、まさに鉄人です。

近頃、年寄りの話題が多いですが、どうしても周りにすごく影響されます。その反対子供ですが、維新の頃に我が国を訪れた米国人モースの子供の事を書いた本「その日その日」(講談社が学術文庫)の中で、日本は子供の天国である。世界中で日本において子供が親切に取り扱われている国は無い」しきりに繰り返しています。「日本の道は子供達ちの遊び場でありる。遊びに没頭していても危険が無いのは、通行人、人力車、荷車などが子供たちの駒を踏んだり羽子板や竹馬の邪魔にならない様によけて通るから」と記しています。今では夢の話と言えるかも知れないです。

 子供の頃、車が今から思うと殆どなかった、滅多に通らないちょっと広い黒門椹木町下がるで、石けり、そして石あては、知らないでしょうが、3~4メートル程、向こうの敵方の幅2㎝程の立てた石を滑らせ当てて倒すという遊びも良くしてました。ろーじ(路地)の土に三角形を書き、それぞれが5寸釘を刺しそこまで線を引き、段々と相手が線を引けなくなって動けないようにすれば勝ち、自分でも書いてるのが通じていないと思いますが、そのような遊びでした。五寸釘を手に入れるのが大変でした。今やこんな遊びは忘れ去られたでしょう。
 紙しばいも楽しみの1つでした。当時は2人の紙しばい屋さんが町内に廻って来たのですが、一人は爺さんの紙芝居屋と言っていたのですが、爺さんと言っても若かったに違いありません。ある日、同じ日に2人がぶち当たって紙芝居屋さん同市が喧嘩になった事は忘れられないです。今や、私の子供の頃は今やドラマにしか思えないような、又、ドラマにもならないような事が沢山あったと思います。

 いつの世の中でも子供はいつも宝だと思います。しかし宝を宝にしていない人が多すぎます。新聞では日替わりまではいかないけれど、大阪府堺市では、3歳児遺棄事件が最近ありましたが、繰り返し引っ越しを繰り返して、分からない様にしていたのでした。米国では子供を公園で一人にすると直ぐに警察沙汰、警察や自相にあたる機関が過去の虐待歴などのデータベースを共有し、事例があった際の対応の判断材料にしているというのです。そうありたいものです。
 
 
コメント
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