旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

361 小説から

2014-05-03 06:49:07 | 思い出日記
 どの小説に言える事ですが、その場にいたように様に書いています。特に歴史小説の何処までを信じていいか、昔の事なので確かめ様が無い事が殆どです。困った事ですが、今の自分の年も良く分らないのに江戸時代、戸籍の代わりをするものがあったとはいえ、出て来る人達は、良く自分の年が分かったなと感じます。多分、生まれ年だけ言っていたと思うのです。

 秀吉の年を疑っていますが、天下人になって好き放題、貧農で生まれた年月日もいいようにしているのでしょう。何百年経つとどうでも良いと思う様になりました。ボケているのではありませんが、自分自身が厚かましくも30才で止まっている状態です。実際、昭和と平成だけで何年前か、もう分からなくなってしまいます。

 藤沢周平の本を読んでいて、江戸時代に何処かの藩でおきた話を、よくもこれだけありそうな話を見て来たように書くなと思いました。思わず本に引きつられます。本当らしく色々様々な資料を調べて勝手に自分の解釈で書いて、藩名も入れて、本当素晴らしいです。

 面白いのは、主人公が作者の判断で良くも悪くもなる事です。大筋では間違っていないと思いますが、脚本家が又素晴らしい。そもそも誰が目撃したのか、坂本龍馬が沢山の手紙を残したとは言え、実のお姉さんに言う事や、織田信長が本能寺で火が燃える中で、人生50年を舞った後、切腹。良く、まあ誰も見ていない事を、話を面白く書いています。実際面白いですが、作家の名前が有名であれば、まず間違いないと信じてしまいます。

 私はというと、本当に申し訳ないですが昔、世話になった多くの人達の名前を忘れています。毎日会っていた学校の友人たちさえもおぼろげになってきました。小学生の頃、町内を毎夜‘マッチ一本火事の元、火の用心’‘魚焼いても、家焼くな’ヒョウシキを持って子供会で夜廻りしていました。これも、参加者を帳面に書いていたのに、どんな帳面(今はノートと言うらしい)に何のために参加者名を書いたのか良く覚えていません。
 
 子供の頃は自分たちの周りにある、意識はありませんでしたが、タダで手に入るもので良く遊びました。そして、それが唯一で疑いもしなかったです。子供の間で伝えられたもので、誰でも、その道の遊びのプロと言えます。多分知らない思いますが、路地裏で釘打ち(三角をくぎで地面に書いて、そこを基点にして釘を地面に刺し、相手の進路をふさいで勝つというもの)や、道路の上にロウ石で線を引き相手の石に当てると言う、石当ても良くしました。近くの石やさんに拾いに行って、路面が舗装できたから普及したものです。こんな遊びも、今なら車が多くてできません。隣の町内の子供たちも同じようにやっていたのか、今となっては知る由も無いです。

思い出に慕っているより、今、出来る事を考えた方が良さそうです。一度は花を咲かさなくてはと...
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 360 明治大正昭和そして平成 | トップ | 362 ご冥福を祈ります »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

思い出日記」カテゴリの最新記事