たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

一位ヶ岳と天井ヶ岳 vol.1

2014年05月15日 06時39分13秒 | 山の上
性格の違う2座をW字ピストン

5月11日(日)
雨予報だった天気は前日に覆り、「晴れ」になったことから、急遽、下関市の北側、一位ヶ岳天井ヶ岳を目指すことにします。


ええっ、くもりなら午前中は釣にでも行く気だったものですから・・・
ちなみに午後は ちょっとした予定 があるので、向かうは長門方面です、ハイ・・・


朝6時40分 自宅出発
とりあえず美祢経由で一ノ俣温泉を目指すのですが、美祢インター手前で事故のため通行止めと言うことで、迂回路を進みます。
予定より10分程遅れの8時10分、予定してた駐車場に到着です。
今日は一ノ俣温泉から国道491号線を長門方面に登り詰めた「傍示ヶ峠」から、一位ヶ岳と道を挟んだ反対側の天井ヶ岳をV字ピストン、いやW字ピストンして登頂します。
まずは一位ヶ岳から


一位ヶ岳は頂上部分に木が無く、見晴らしも良いんですが、日の強い今日みたいな日は暑いだろうと思い、朝の内に攻めておきます。



8時20分
クライム・オン!!
まずは舗装された林道を2kmほど歩いて行きます。



林道入口に登山で車で入りたい場合は「市役所の支所にお申し出下さい」みたいなのが書いてましたが、今日は徒歩です。

20分程歩くと、いよいよ登山道です。



小さなピークをちょっとだけ登ったら、いきなり一気に70mほど下ります。
下りきったところで俵山方面から登る「椎の木ルート」と合流です。



一位ケ岳の登山ルートとしては俵山方面から登る「椎の木ルート」がメジャーです。



そこから、正に「直登」
ロープを頼りに一気に高度を稼ぎます。
所々に元気が出る立て札がっ




結構、登ったよな~と思っていたら、やっと頂上部が見えてきました。



そして息を整え、9時20分登頂完了です。


登山者は誰もおらず、正に「独り占め」です。
おまけに頂上は気持ちの良い風が吹き、正に360度のパノラマ展望です。
これから向かう「天井ヶ岳」、そしてその向こうの「白滝山」も見渡せます。


10分程休憩して、9時30分、下山を開始します。
下りがけに、ソロの登山者1名、5分程下ったところで20名ぐらいの団体さんとすれ違います。
そして、舗装路まで気合いで一気に戻ります。
舗装路まで戻ったのが9時55分ですから、山頂から25分で戻ってきたことになります。

一位ヶ岳山頂が見渡せる所から振り返ると、山頂には人がいっぱい!!


そこから舗装路を足を休めながら惰性で下りて行きます。
10時20分、なぜか登りより時間が掛かってますが、駐車したところに戻ってきました。
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速攻、龍門岳

2014年05月12日 19時02分23秒 | 山の上
なまった体に渇


5月9日(金)
懸案だった仕事を一気に片付け、余裕が出てきた金曜日の夕方、職場近くの龍門岳に行ってきました。
龍門岳は標高688mとなかなかの山なんですが、登山口の標高が390mと高く、標高差は300m程なので、往復で2時間弱です。つまり1時間年休を取れば、18時過ぎ、つまり暗くなる前に下山が完了します。

それが分かれば、いざ出発!!






龍門岳登山口は職場から15分、16時45分には準備完了です。
16時50分、クライム・オン!!




整備された登山道を一気に標高を稼ぎます。
以前読んだnetの情報では「藪こぎ」が多いと聞いてたんですが、おそらく地元の方々が清掃してくれてたのでしょう。


途中2回の小休止を挟みつつ、17時37分、あっけなく山頂到着です。


ゆっくりしたいところですが、暗くなるまでに下山したいので、17時45分、早々に出発します。






行動食代わりの「うまい棒(約50kcal)」を食べながら、一気に登山口まで駆け下りる勢いで降ります。


18時5分,
無事に登山口に到着です。



これはイケる・・・

この調子で、1時間年休で・・・いや、日照時間が延びる夏場には年休なしで職場近くの山を片っ端から落としていこうと思います。



作戦名は『夕方、やっぱり、余裕~!!』







もし、夏の夕方、山口市近郊で作業着、Tシャツ、ウエストバッグで登ってる大型のおっちゃんを見かけたら、それは私・・・
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海にそびえる遠岳山vol.2

2014年05月03日 08時30分51秒 | 山の上
そろそろクマ対策も考えなくては・・・


ガスはますます濃くなっており、時間的余裕はあまりないようです。


急いでコーヒーを飲み、11時ちょうどに下山を開始します。


帰りは一気に林道終点まで無休憩で行きます。
幸いにも雨は小降り(霧雨)で、地面が濡れて歩きにくいというほどではないですが、これ以上降ったら滑るかな~って感じです。

そうそう・・・

今日の登山のBGMはお笑い芸人『流れ星』「ひじ祭りの歌」



いかん!!頭にこびりついて離れん!!



途中の道では椿の花がきれいなので写真に納めます。



駐車地点に到着したのは11時28分。
帰りは30分弱で到着です。


11:30に、機材解除もそこそこに林道を戻りはじめます。
途中、ふと脇道を見ると・・・なにやら鉄の柵が



クマ用?イノシシ用??



ちなみに林道の入口に『クマ出没注意』の看板があったのを、思い出します。

国道まで出て、海沿いの駐車場でお昼を食べます。

振り向けばガスのかかった遠岳山。


阿武町にはすぐ近くに「神宮山」という百名山の一つがあるんですが、雨と霧で山の上の方は真っ白なので、今日は諦め、食後は久しぶりに須佐リゾートダイビングサービスに遊びに行ってみます。
須佐地区の川沿いや町中は、まだ昨年夏の豪雨災害の爪痕が残されています。
すさりの隣にあったマリーナも護岸が崩れて、営業を休止しているようでした。
船の上げ下ろしに使っていた大型クレーンが故障したとかで、別の大型クレーン2台でトレーラーに乗せるところをしばし見学です。

ふと時計を見れば2時半
天気も回復してきたので、神宮山を落とすことも考えたのですが、次の機会にして帰宅の途につきます。

さて、前回登った寂地山もそうですがそろそろ本格的な対クマさん装備も検討しなければなりません。クマ鈴ってあんまり効果無いって聞いたことがありますし、「死んだまね」など、どう考えたって無意味です。
寂地山でお目にかかった人は「クマさん用スプレー」を持っていました・・・

そろそろ、いや出会っちゃう前になにか対策を検討せねば・・・
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海にそびえる遠岳山vol.1

2014年05月02日 23時30分09秒 | 山の上
雨が降り出すまでの速攻登山


寂地山の筋肉疲労も癒えぬ4月30日
この日はGW中にとらされる強制的な(?)年休で、お休みとなりましたので、 「遠岳山(とおたけやま)」に登ってみることにします。
遠岳山は自宅から萩市須佐のダイビングに行く途中にある阿武町の山で、以前から気になっていた山です。
ググってみると、「阿武町奈古のシンボル」とか「海にそびえる名山」とか種々賛美の言葉が見つかります。
あまり深く考えていなかったのですが、遠岳山も山口県百名山の一つとか・・・


そりゃ、あんなかっこいい山、
百名山から外す訳ないよな・・・



7時30分、自宅を出て萩市へ。
萩市からR191を海沿いに走ると、やがて海沿いに遠岳山が見えてきます。


ここでちょっと寄り道して「道の駅 阿武町」へ
ここの道の駅は日本で最初に認定された道の駅で、つい先日、リニューアルオープンしたばかりです。


到着したのは9時過ぎですでオープンしたての様ですが、結構人が入ってました。
鮮魚も豊富でワカナが380円で山のように売っていたんですが、さすがに購入できず。
今日の所は「視察」ってことで、先を急ぎます。

道の駅から奈古駅を過ぎ、サエガ峠を左折し林道遠嶽線に入ってすぐ分岐を左に入り、後はひたすらビビリながら進みます。

道、せまっ!!


5分ほど進むと林道終点となり、車ここまでと書いてあるので、駐車をして、登山準備を始めます。




9時27分 クライムオン!!
スタートからしばらくは車が入れるほどの広い道を進みます。


10分弱で、横を流れる小川を渡る丸太橋が見え、これを過ぎると道はいよいよ狭くなって行きます。


途中、シダをかき分ける小道、軽いロープ場、森の中のつづら折りを過ぎて、10時23分に鞍部に出ます。





スタートして鞍部まで約55分。
通常なら40分で登り切ってもおかしくない、楽しい(楽勝の)山ですが、寂地のダメージ(要は筋肉痛)で出力は2割落ちぐらいです。

息を整え、残りは一気に上り詰め、10時27分、山頂に到着です。


山頂からは北西側、東側には展望が開けています。


ここで久しぶりにコーヒーブレイク
今日は雰囲気満点のエスビット(固形燃料)のストーブです。


ちんたらお湯を沸かしていると、北からガスが押し寄せてきます。


うぉ~~!!ジェットボイル持ってくればよかった~~!!
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山口県最高峰「寂地山」とお隣の「右谷山」vol.3

2014年04月30日 06時44分16秒 | 山の上
腹が減っては・・・
体が動かぬ!!



11時10分
とりあえず、ミノコシ峠まで戻ることにします。
ミノコシ峠までの帰りは、以外と楽勝。
軽快に飛ばします。

途中、年配の夫婦とすれ違いざま少し話をします。
こちらの夫婦も右谷から引き返し寂地山まで、そこから林道を下ろうと思うが、時間が間に合うか心配とのこと。
「自分も同じコースで、ここからはきつい登りも無いので大丈夫でしょう」と説明し分かれます。

ミノコシには20分程で到着です。
しばし休息しつつ、今後の行動を地図と相談です。
寂地山までは尾根道なので、ここからはそんなに体力使いません。
そこからはひたすら下りなので、カロリー的には大丈夫。
(だと、信じたい・・・)
水もあと700ccありますので、計画通り寂地山を目指すことにします。

11時58分
ミノコシ峠を出発。後は軽いアップダウンを繰り返し、かつ疲れたらカタクリの写真を撮りながら小休止をして、尾根道を寂地山方面に進みます。

途中、多くの登山客が沿道のカタクリにカメラを向けています。
そんな中、iPhoneで果敢に挑むたいちゃん・・・


そうそう、沿道左側に真っ白なカタクリを見つけました。
(それも2本・・・)


寂地林道との出合まで1時間5分、ここから山頂までは残り200m程です。
出合にあるベンチで小休止の後、一気に寂地山山頂まで登り切ります。

13時20分
無事に山口県最高峰、寂地山山頂に到着です。

さすがに人がいっぱいの山頂。
とりあえず傍らの木陰で、「山頂ノンアル」で祝杯です。

そう言えば、ここには三角点が見当たりません。どおやら無いみたい・・・


さて、右谷山からの帰りにすれ違った、年配ご夫婦も無事に上がって来られたようですし、そろそろ下りることとします。


13時30分、下山開始です。
帰りは出合の休憩所をパスし一気に林道コースで高度を下げていきます。
ふと谷筋を見れば、残雪がけっこう残ってるのが見えます。


下り用に水を2口残しておいたのですが、山頂から30分程下ったところに延命水という水場が有り、ここで水補給です。
10年ぐらい長生きできそうな勢いで、ついでにがぶ飲み・・・

後はだらだらした下り坂と整備された階段を快調に下りてゆき、14時31分に林道の駐車場に到着です。


ここから1時間程、整備された林道を歩くだけです。
しばらく歩いていると、『犬戻峡こっち(←)』という看板があります。


疲れているけど、ついでだから・・・
と行って見ると、結構な急な階段で・・・
一気に体力消耗です。


再び林道に戻ったところにある東屋でしばし休憩。
15時30分、最後の力を振り絞り、林道を下ります。

地図上で確認していたのですが、林道の長いこと・・・
マジで2回ぐらい、タクシー呼ぼうかと思ったぐらいです。

15時50分
キャンプ場の屋根が見えたときの嬉しさったら、ありゃしません。
そして16時1分前、無事に駐車場到着です。


置き忘れたお弁当は車内の荷室で「ヤバイ事」になっていましたので、駐車場側の売店でオロナミンCとコーラ、お土産の「とちもち」、そして寂地山登頂バッジを購入し、家路につきます。
嫁には17時半に帰ると言っておいたので、温泉はパス。
帰宅は17時40分でした。

そう言えば、今回の山行で持参した水と補給した水と併せて1.5L飲んでるんですが・・・

一回もトイレに行ってません。


今回のコースです。

作図はカシミール3Dを使用してます。
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