って、活火山だったんですね
9月27日(土)午前11時52分
岐阜県と長野県にまたがる御嶽山(おんたけさん:3,067m)が噴火し、50人を超える方が犠牲となりました。
折しも、御嶽山8合目以上は紅葉の季節で、当日は快晴・無風であり、正に絶好の登山日和でしたので、多くの方が山頂でお昼ご飯を食べようと登っておられたのではないでしょうか。
せめてもう2時間、噴火が遅れていれば、犠牲者はもっと少なくなっていたのでは?
時期、時間が「最悪」のタイミングだったと思われます。
5年前の平成21年10月11日
私も御嶽山に登っています。
このときは、ネットで知り合った愛知県の方と待ち合わせ、ご一緒に登る予定だったのですが、この方が急な用件で参加できなくなり、単独(ソロ)で8合目まで登りました。
もともと紅葉を愛でるのが目的だったので、黒沢口にあるロープウェイで登り、8合目女人堂の少し上の見晴台まで登り、紅葉を堪能し戻ってきました。
出発のちょうどその日、今でも使っているメインのトレッキングシューズが届き、ウキウキ気分で「シェイクダウンじゃ」と持って行ったけど、靴紐の通し方が気に入らず、それまで使っていたサブのトレッキングシューズ(セールで3,000円ぐらい)を履いていきました。
まぁ、この靴の滑ること・・・
帰りにご一緒した三重の女性の方と、下りながらそんな話をしていたのを思い出します。
ちなみに当日は7合目以上は霜柱が立つほど寒かったのを記憶してます。
ところで・・・
10月3日放送のラジオ番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)で、社会評論家の小沢遼子氏が、御嶽山で行方不明者の捜索を中止した自衛隊を非難してました。
先月27日、長野県と岐阜県の県境に位置する御嶽山(おんたけさん)が噴火し、これまでに登山者47人の死亡が確認された。3日現在では、約20人の行方不明者がいるとされており、自衛隊が捜索を行う予定だったが、雨の影響で中止となった。
江渡聡徳防衛相は3日午前の会見で「特に雨がきついので、土砂崩れなどが起こったりして2次災害がないことを祈っている」と理由を述べている。
そうした状況の中、小沢氏は「今日も中止しているでしょ?危ないとかって言うんで。自衛隊の人達が一生懸命やってくださっている。だけど度々中断しているじゃない。『あ、やっぱり日本は自衛隊なんだ』って思いましたよ」と、話し始めた。
森本が「どういう意味ですか?」と訊ねると、小沢氏は「これはイスラム国に行って、いつ爆弾が飛んでくるかわからないところに人助けに行けるようなあれじゃないと。だからきっと安倍さんも見ていてね、国会で集団自衛権の問題は言わないじゃないですか。あれは無理でしょう」と、集団的自衛権の問題に絡めた。
続けて小沢氏は「アメリカの潜水艦がやられているところに突っ込みます?上から石が落ちてくるかもしれない。風が吹いてくるかもしれない。毒ガスの臭いがするかもしれない。それで近づけない軍隊は軍隊じゃないですよ」と、自衛隊の姿勢を痛烈に非難。
さらに小沢氏は「私は安心しました。これは無理だと。むしろ日本でこういうことがあったときに、ガスマスクだとか、ヘルメットだとか。そういうものを持っているレスキュー隊として活動していただくのが自衛のためには一番です」と持論を展開。
森本は「本当にね。ちょっとの風が吹いたり、雨が降るとやめちゃう自衛隊だったら、そりゃ戦時のところには行けないっていう理屈ね」と小沢氏の発言をフォローした。
引用ソースhttp://news.livedoor.com/article/detail/9322770/
なんて意見が出てたりします。
あまいっ!!あますぎる!!
まず、先に述べたように現場は3,000mの高所です。
気温で言えば平地より18度低く、かつ、森林限界の上ですので風がモロ当たります。
ヘリコプターだって救助での運用は困難なはず。空気が薄くてホバーリングも難しいんだって聞いたことがあります。
(自衛隊の救助活動を上空からホバーリングして撮ってた報道ヘリも、なかなかヤルねって思ってます、はい)
次に火山ガス・・・死ぬっちゅうねん。
阿蘇山で噴火口沿を歩いていて風向きが変わり、噴煙(っつうか水蒸気)を吸っただけで気持ち悪くなって、頂上まであとわずかのところで引き返した経験があります。
タオルで口を覆っても卵の腐ったような臭いで、たまらんのです。
そして噴石(火山弾)。噴火の勢いで吹き飛ばされた岩石が上空から爆撃のように降り注ぎます。
ちなみに、さすがに火山弾の経験はありませんが、拳大の落石が脇をすり抜けていった経験があります。
バウンドする度に小石を巻き込み、脅威がどんどん増します。
雰囲気としては「ゼロ・グラビティー」の感じかな?
落石が横を通った時の測度はざっと200km/h程にも感じられます。
バッティングセンターの最も早い球が、横をバウンドしながら駆け抜けるのを想像してもらったらよろしいかと・・・
マジ、『ブンッ』って音しますよ
超、速い・・・
噴石は大きな物で軽トラぐらいあったそうなので「おっかね~~~!!」としか、言いようがありません。
さらに火山灰。
セメントっすよ、あれ。
濡れてなければ、膝まである「新雪」みたいですが、水分を含むと粘土のようになり、さらにそれが乾けば固るというやっかいな物質です。
滑るし、埋まるし、そりゃマジ大変やと思います。
そんなリスクの中・・・
「必至に救助活動をしている方々になにを言ってるんだ、この素人が!!」
と、思わずこぶしを握りしめてしまいます。
自衛隊なら二次災害が出てもいいと言いたいのか?
軍隊じゃないと危険な作業ができないなら軍隊にしろと言いたいのか??
まっ、一種の炎上商法で
何が何でも自衛隊や政府を貶めたいんでしょうがね・・・
9月27日(土)午前11時52分
岐阜県と長野県にまたがる御嶽山(おんたけさん:3,067m)が噴火し、50人を超える方が犠牲となりました。
折しも、御嶽山8合目以上は紅葉の季節で、当日は快晴・無風であり、正に絶好の登山日和でしたので、多くの方が山頂でお昼ご飯を食べようと登っておられたのではないでしょうか。
せめてもう2時間、噴火が遅れていれば、犠牲者はもっと少なくなっていたのでは?
時期、時間が「最悪」のタイミングだったと思われます。
5年前の平成21年10月11日
私も御嶽山に登っています。
このときは、ネットで知り合った愛知県の方と待ち合わせ、ご一緒に登る予定だったのですが、この方が急な用件で参加できなくなり、単独(ソロ)で8合目まで登りました。
もともと紅葉を愛でるのが目的だったので、黒沢口にあるロープウェイで登り、8合目女人堂の少し上の見晴台まで登り、紅葉を堪能し戻ってきました。
出発のちょうどその日、今でも使っているメインのトレッキングシューズが届き、ウキウキ気分で「シェイクダウンじゃ」と持って行ったけど、靴紐の通し方が気に入らず、それまで使っていたサブのトレッキングシューズ(セールで3,000円ぐらい)を履いていきました。
まぁ、この靴の滑ること・・・
帰りにご一緒した三重の女性の方と、下りながらそんな話をしていたのを思い出します。
ちなみに当日は7合目以上は霜柱が立つほど寒かったのを記憶してます。
ところで・・・
10月3日放送のラジオ番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)で、社会評論家の小沢遼子氏が、御嶽山で行方不明者の捜索を中止した自衛隊を非難してました。
先月27日、長野県と岐阜県の県境に位置する御嶽山(おんたけさん)が噴火し、これまでに登山者47人の死亡が確認された。3日現在では、約20人の行方不明者がいるとされており、自衛隊が捜索を行う予定だったが、雨の影響で中止となった。
江渡聡徳防衛相は3日午前の会見で「特に雨がきついので、土砂崩れなどが起こったりして2次災害がないことを祈っている」と理由を述べている。
そうした状況の中、小沢氏は「今日も中止しているでしょ?危ないとかって言うんで。自衛隊の人達が一生懸命やってくださっている。だけど度々中断しているじゃない。『あ、やっぱり日本は自衛隊なんだ』って思いましたよ」と、話し始めた。
森本が「どういう意味ですか?」と訊ねると、小沢氏は「これはイスラム国に行って、いつ爆弾が飛んでくるかわからないところに人助けに行けるようなあれじゃないと。だからきっと安倍さんも見ていてね、国会で集団自衛権の問題は言わないじゃないですか。あれは無理でしょう」と、集団的自衛権の問題に絡めた。
続けて小沢氏は「アメリカの潜水艦がやられているところに突っ込みます?上から石が落ちてくるかもしれない。風が吹いてくるかもしれない。毒ガスの臭いがするかもしれない。それで近づけない軍隊は軍隊じゃないですよ」と、自衛隊の姿勢を痛烈に非難。
さらに小沢氏は「私は安心しました。これは無理だと。むしろ日本でこういうことがあったときに、ガスマスクだとか、ヘルメットだとか。そういうものを持っているレスキュー隊として活動していただくのが自衛のためには一番です」と持論を展開。
森本は「本当にね。ちょっとの風が吹いたり、雨が降るとやめちゃう自衛隊だったら、そりゃ戦時のところには行けないっていう理屈ね」と小沢氏の発言をフォローした。
引用ソースhttp://news.livedoor.com/article/detail/9322770/
なんて意見が出てたりします。
あまいっ!!あますぎる!!
まず、先に述べたように現場は3,000mの高所です。
気温で言えば平地より18度低く、かつ、森林限界の上ですので風がモロ当たります。
ヘリコプターだって救助での運用は困難なはず。空気が薄くてホバーリングも難しいんだって聞いたことがあります。
(自衛隊の救助活動を上空からホバーリングして撮ってた報道ヘリも、なかなかヤルねって思ってます、はい)
次に火山ガス・・・死ぬっちゅうねん。
阿蘇山で噴火口沿を歩いていて風向きが変わり、噴煙(っつうか水蒸気)を吸っただけで気持ち悪くなって、頂上まであとわずかのところで引き返した経験があります。
タオルで口を覆っても卵の腐ったような臭いで、たまらんのです。
そして噴石(火山弾)。噴火の勢いで吹き飛ばされた岩石が上空から爆撃のように降り注ぎます。
ちなみに、さすがに火山弾の経験はありませんが、拳大の落石が脇をすり抜けていった経験があります。
バウンドする度に小石を巻き込み、脅威がどんどん増します。
雰囲気としては「ゼロ・グラビティー」の感じかな?
落石が横を通った時の測度はざっと200km/h程にも感じられます。
バッティングセンターの最も早い球が、横をバウンドしながら駆け抜けるのを想像してもらったらよろしいかと・・・
マジ、『ブンッ』って音しますよ
超、速い・・・
噴石は大きな物で軽トラぐらいあったそうなので「おっかね~~~!!」としか、言いようがありません。
さらに火山灰。
セメントっすよ、あれ。
濡れてなければ、膝まである「新雪」みたいですが、水分を含むと粘土のようになり、さらにそれが乾けば固るというやっかいな物質です。
滑るし、埋まるし、そりゃマジ大変やと思います。
そんなリスクの中・・・
「必至に救助活動をしている方々になにを言ってるんだ、この素人が!!」
と、思わずこぶしを握りしめてしまいます。
自衛隊なら二次災害が出てもいいと言いたいのか?
軍隊じゃないと危険な作業ができないなら軍隊にしろと言いたいのか??
まっ、一種の炎上商法で
何が何でも自衛隊や政府を貶めたいんでしょうがね・・・