たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

我が青春の・・・

2013年09月11日 19時16分32秒 | 水辺の人
別に「アルカディア号」に乗るわけではありません。


思い起こせば四半世紀(25年)前
当時の私「バスフィッシング」に夢中でした。
元々アウトドアが好きで、自然の中で過ごせる魚釣りが楽しくて楽しくて仕方なかったと感じてました。
大学も「釣りが好きだから・・・」と言うわけではないのですが、水産学科を受験しています。

恐らく、当時は「第一期バスフィッシングブーム」です。
自然の中で過ごすスタイルに加え「キャッチ&リリース」という釣った魚を逃がすというスポーツマンシップに溢れたバスフィッシングが、釣りにより他の生物を殺すことなく楽しむという感覚に酔っていたようにも思えます。

社会人になって、いろいろ学ぶうちに、
1 バスは北米から持ち込まれた外来魚で、その食性から地元の方々が大変迷惑を被っていること
2 所詮人により放流され(多くの場合、違法放流)という事実により、自ずと「自然の中で・・・」という概念が崩れていったこと。
3費用対効果・・・高い道具を使う割に、得られる感動が少ないこと
等の理由から、自然と湖畔から足が遠のいて行きました。

9月7日
ふと以前バスフィッシングに通っていた人工湖に行ってみました。

当時は自転車に竿やタックルボックスを積んで、さらに山奥の獣道をかき分けたどり着いていた「秘密の湖」だったのですが、約25年ぶりに訪れたその湖は公園と共に遊歩道として整備され、見違えるようです。(おまけに「釣り禁止」の立て看板が・・・)

湖畔にはオシャレな休憩所もあったりして・・・



昔の特性で、そっと水面のカバー(障害物)に潜むバスを探してみましたが、発見できません。

バスフィッシングの道具はほとんど処分してしまったので、さすがにこの年になって釣り道具をそろえ直して、バス釣りに来ようとは思いませんが、湖畔から湖面に倒れ込んでいる倒木を見ると、心のどこかに「燃える何か」を感じちゃったりします。

そんな思い出に慕った、土曜日の昼下がりでした。
コメント
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