たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

ぶらり!途中下車しない旅 SLやまぐち号編vol.1

2016年09月06日 21時29分03秒 | マイルド鉄の旅
酒飲みながら
酒買いに行く


このブログを開設してから早5年10ヶ月
幾多の記事の中で、なぜか人気No.1の記事が「クーラーバッグを持って電車の旅(SLやまぐち号編)」
列車の中で酒を飲むだけの旅行記ですが、なぜか訪問数では断然TOPです。
キーになってるのはやはり「SLやまぐち号」なんでしょね、きっと。
実は前回、SLやまぐち号に乗った際は、土砂災害で全線運行しておらず、途中の地福駅で折り返し運転をしていました。
折しも季節は秋口。そろそろ日本酒の「ひやおろし」が出始める頃です。
今回、やまぐち号終点の津和野まで行き「津和野の酒蔵を巡り、日本酒を仕入れてくる」というのを目的に1日ツアーを組み立てます。


ええっ、車で行くと試飲できなんです



切符の手配は9月1日。
SLやまぐち号のホームページで、有る程度の混雑は予想できるので、比較的混んでいる夏休み期間を避け、かつ、天候を見極め9月3日に決行とします。
SLやまぐち号は5両編成で、それぞれ「展望車風」、「欧風」、「昭和」、「明治」、「大正」となっています。
前回は「昭和」でしたので、今回は「大正」を狙います。
ただ、「大正(=5号車)」は、下りでは先頭車両なので、意外と「ガチの鉄」が多い事が予想されますので、その辺が気がかりです。


「マイルド鉄(自称『飲み鉄』)」の私は、そんなヤツらに巻き込まれたくないので、条件を厳選し席を確保します。



つぅ訳で、9月3日(土)
10時ちょい前に到着の列車で新山口駅を目指します。
最近、感がさえているのか、車内で「ああっ、この人SLやまぐち号に乗りに来てんな」という方が分かるようになりました。
実際、5人の方をチェックし、全員、SLに乗ってましたから。
もっとも、一眼レフカメラを首に下げ、SL出発の1時間前に新山口駅に着き、ホームを彷徨くヤツらは十中八九、「鉄」です(笑)


あっ、俺もか・・・

ちなみに私はリンゴ(=iphone)で事足りますが・・・


SLやまぐち号入線予定の10時38分まで時間がありますので、駅のコンビニで酒のつまみ類を確保します。
今回、持ち込むのは350mlビール×2、500mlビール×1、チーズタラ(小)×1、ナッツ(ちょい甘め)×1、ハンバーガー×1です。

入線してくるやまぐち号を一通り撮影し、乗車して席に着いたのは10時40分。













自分の座る、ボックス席には団体客の添乗員さんと座ったときからウトウトしている青年です。
ちなみに隣のボックス席では、ボックス4席を借り切り録音機器を持ち込み、マイクを車外に固定してSLの音を録音している新種の「音鉄」がいます・・・


くわばら、くわばら・・・


10時48分、SLやまぐち号は新山口駅を出発します。

さぁ、飲むか!!


ナッツをつまみにビールを開けます。
湯田温泉、山口辺りの見慣れた車窓を過ぎ、いよいよ仁保の急坂に差し掛かります。
このタイミングでビール2本目、OPEN!!


ついでに長州鶏のハンバーガーにかぶりつきます。



急勾配でスピードが落ちる中、飲みながら「がんばれ~~!!C57!!」と心の中で応援です。
やっと急勾配を登りきり、長門峡駅を過ぎると車窓には田園風景とリンゴ畑が広がります。
また、沿線には多くのカメラマンと見送りの農家のおばちゃん達が手を振ってくれます。

特にりんご園が多い鍋倉を過ぎた辺りで、うっかりウトウトして目覚めたら、終点津和野駅のちょっと手前ぐらいでした。

12時58分、津和野駅に到着です。




ここで乗客が大きく分かれます。
1 津和野から先の益田、浜田に向かう者
2 折り返しのSLやまぐち号に乗り、ノスタルジーを楽しむ者
3 津和野観光を短めに切り上げ、SLより早い「スーパーおき」で帰る者
4 津和野宿泊、またはバスで萩観光に向かう者


私は酒蔵数軒を巡って、早々に「スーパーおき」で帰ります。


たぶん・・・
コメント
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