たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 マーヤの誕生日会戦

2024年05月31日 06時40分38秒 | クマと動物たち

Happy Birthday MAYA

 

5月17日(金)

この日は徳山動物園の雌のマレーグマ、マーヤの19歳の誕生日です。

人間でいうと50歳ということですが、まだまだ元気・・・というか、依然、お転婆です。

で、18日(土)は誕生日会なので粛々と準備が進められています。

園ではガチャガチャ用の限定缶バッチを300個程準備し、さらにマニア向け「12種類コンプリートキット」を15セット作って、マニア(=変態達)を迎え撃つこととしています。

 

実のところマレーグマ(マーヤ)のファンは全国に居り、きっと20人程の兵(つわもの)が押しかけてくるに違いありません。

15セットで足るのか??と心配になったりします。

 

地元勢としては、その勢いに負けるわけにはいきません。

嫁からは、「絶対にコンプリートセットを2セットゲットせよ」との指令がでており、さらには万全の態勢で開園1時間半前から並ぶようにとの指令です。

嫁はこの日、東京からのお客さんを空港に迎え行くため別行動となり、開園に間に合うようにするには新山口駅から新幹線で徳山駅、さらにタクシーで動物園に向かうことになります。

 

そんなこんなで動物園の前についたのは朝の7時15分。

動物園ボランティアの元飼育員の方から、「今日は誕生日に行くぜ!」的なLINEを受信しますが、その時には「既に動物園前に並んでいたり」します。

 

さて、時間は8時10分

通勤してくる職員たちの失笑に晒されつつ耐え続ける事45分、第1マニア登場です。

えっと、山梨県からお越しのご夫婦です。

その後、東京チーム、大阪&神戸チーム、横浜チームが次々終結です。

併せて開園30分前には地元保育園の園児&父兄チームもやってきており、正門前は大変な盛り上がりです。

 

そんな中、9時の開園となり、強引に侵入しようとする保育園チームを完全に阻止・遮断し、入園と限定缶バッジ(コンプリートセット)の購入をします。

 

ええっ、園児の冷たい目など一向に気にせず、流れを完全に止めてやります(笑)。

 

事マレーグマに関しては

容赦ない仕打ちです。

 

よく、動物園などで「遠征組が子供に展示場で譲らない」との話題を聞きます。

特にベビーカーをダシに「〇〇ちゃん、良く見えないねー」と言ってくる家族には、撮影終了まで基本的に場所を譲りません。

どおせ、ベビーカー年齢の子に動物見せたって覚えてなんていないし、そんなに見たければ早くから並んででも場所を取るべきと考えているからです。

 

ただ、謙虚に後ろで待っている方には場所を譲ることにしています。

そんな方は、きちんと「ありがとう」と言ってくれますね。

 

そういえば大阪市の某動物園のホッキョクグマ舎前で、一通り撮影したので、後ろのお姉さんに席を譲り、後ろに並び返した時、そのお姉さんがLINEで

「シロクマガチフアンに席譲ってもらった、キモっ」

て打たれてたのを見て、吹き出しそうになったことを思い出します。

 

そうそう・・・

最近、黒い服をきた子供をガラス面前に入れると、写真が撮りやすくなるという「共生的撮影法」を覚えました(笑)

子供や親から感謝されるし、写真撮影は楽になるし、何より心のゆとりが出ます(笑)

 

さて、10時過ぎにいったん退園し、ブランチやカメラ屋さんに行ったりして、午後のマーヤ誕生日会の時間を待ち、13時過ぎから再び戦場(?)に赴きます。

 

既にマーヤは撤収されており、飼育員さんがお話ししながら展示場ガラス面にフルーツを張り付けていきます。

で、マイクの声も途切れ途切れになる中、マーヤ登場というわけです。

 

そうそう、マーヤの誕生日は15日か17日か論争は・・・

↓のような結果となります。

 

一通り・・・約20分みて、満足して現場を離れます。

ええっ、眠たいのです。

 

中央広場で少し寝て、ちょっとだけ園内を散策をし、いよいよ限界まで眠たくなったことから、車の中でガッツリ寝ます。

閉園時間となり退園してきた嫁と東京チームを回収し、新山口の小料理屋へ。

山口の幸を存分に食べていただき、本日はお開きです。

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