俺の理論は実証された
前回のタイラバ釣行から1ヶ月半が立っています。
これまでも何度かリクエストしていたのですが、荒天のため出港できない日が続きます。
で、6月6日(木)
この日は先週土曜日の休日出勤の代休でお休みになることから、前回のリベンジとは言いませんがタイラバ・・・アマダイ狙いですので「アマラバ」釣行に向かいます。
お世話になったのは、今回も遊漁船 飛翔
防府市江泊からの出船です。
今日は新月で大潮・・・潮の流れが大きく苦戦も予想されます。
よって、手持ちの全戦力を持ってアマダイゲットに向かいます。
メインのタックルは前回と同じ
ロッド:がまかつLUXXE桜幻鯛ラバーS B68ML-solid
リール:tailwalk Basal CA73R
ライン:PE0.6号+FC3号(2m)
ルアー:ビンビンスイッチTG80g
今回、是非試して見たい、ある意味主力ロッド
ロッド:Major Craft レッドバックG5 RB5-S66ML/S
リール:AbuGarcia ROXANI 3000MSH
ライン:PE0.8号+FC4号(2m)
ルアー:カチカチ玉80+5g
おまけのインチク用として
ロッド:Major Craft CRXJ-B642ML/LJ
リール:RYOBI BERING R
ライン:PE1.0号+FC4号(2m)
ルアー:インチク120g
・・・気づいた方もおいでだろうが、リールはDAIWA派、SHIMANO派が拮抗&鎬を削る激戦の中、「DAIWAもSHIMANOも使っていない」という、変態的なチョイスで瀬戸内海の幻の高級魚に挑みます。
さて、前回の釣行の感想にも書いたスピニングタックルです。
スピニングの利点といえば、キャスティングできることと、タイラバの沈降速度が速いことが上げられます。
アマラバでは「沈降速度の速さ」に着目します。
瀬戸内海でアマダイが生息しているのは50m前後の砂泥のフラットな場所です。
タイ狙いのように着底して、即座に巻き上げなくてもタイラバロストのリスクは低いと感じています。
そこで沈下速度の速さを活かし、砂泥にズボッとタイラバを埋め込ませ、ロッドのトルクでヌポッと抜き、4m巻き上げる。そして再びフリーで落とし込みズボッ・・・ヌポッを繰り返すという戦略です。
さらにタイラバはABUのカチカチ玉をチョイスです。
メインのシンカーの後ろに小さな玉が付いており、これらが当たることで音を出す仕組みです。さらに色合いも黒にオレンジとアマダイの餌となる甲殻類っぽくしています。
ちなみにベイトタックルは、イカっぽい白+黒のスカート系統、インチクは緑の入った小魚をイメージしてセッティングしています。
6時ちょうどに船は出港します。
今日のポイントは上関沖だとか。
防府からだと1時間程の船旅です。
7時、現場到着でいよいよ実釣です。
まずはスピニングから。
予想どおり、沈降速度が功を奏し、80gでも底にズッポリめり込みます。
それをロッドであおるのではなく、リールの巻上げとロッドのトルクでヌポッっと抜くわけです。
ポイントとしては落として3秒ぐらいステイさせて、ヌポッと抜くことです。
そして1流し目、3回目に巻き上げるとき、ヌポッた瞬間、明確な当たりです。
上げてくると28㎝の小ぶりのアカアマダイです。
よしよし、幸先いい感じ!!
その後は小移動しながら2時間ぐらい粘りますが、当たりはありません。
というのも、近くでイルカの群れが泳ぎまくっています。
イルカが来ると
釣れなくなるのです。
が、たまの船釣り。
イルカウォッチングも楽しいものです。
イルカも沖のほうに去って、しばらく経った9時15分
先ほどより明確な当たりです。
やっぱり、ヌポッた瞬間だったので、この釣方の有効性は間違いないと思います。
上げてくると40㎝にちょい足らないぐらいのアカアマダイです。
10時ちょっと前に上関町祝島西方に移動です。
このポイントはアマダイもいますが、大型マダイも狙えるとのこと。
よって、3回ヌポッて、1回底から15mまで巻き上げるを繰り返します。
いい加減な何落とし目かで鈍い当たりです。
上げてくると先ほどのアマダイと同じサイズのきれいなマダイです。
俺、小さくガッツポーズ
魚を絞めたり写真を撮っていたりするうちに、沖上がり(STOP FISHING)の11時になります。
今日は干満大きな大潮。
あまり引きすぎると船が港に着けられなくなるということで、早めに切り上げます。
オカズも十分に確保したので、十分満足です。
現場から港までの1時間、ウトウトしながら凪の瀬戸内海クルージングを楽しみます。
12時10分無事に帰港です。
近くのとんかつ屋で、勝利のトンカツ定食をガッツリ食べたのち、ちょっとした小仕事とタイラバの補修パーツ購入を済ませ、14時過ぎに帰宅です。