たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

古事記とフェルメールと私 vol.1

2012年10月02日 06時01分40秒 | 旅行
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)はお好きですか?

知らねっって方のために、まずはご紹介。
レンブラントと並び17世紀のオランダ美術を代表する画家で、生涯で残した作品は33~37点と言われています。
研究者によってその作品数は微妙に違うのですが、私ゃ37点説を支持してます。

フェルメールとの最初の出会いは、かれこれ8年前。
1人でふらっと訪れた徳島県の大塚国際美術館でのこと。
目玉の一つである「システィーナ礼拝堂」の前にあった「フェルメールの部屋」ってところで逢った「真珠の耳飾りの少女」に思わず見とれてしまいました。
その後、色んな本を読むうちに、いよいよ興味が湧いてきます。
その作品数から、 「頑張れば、生涯で全作品を見れるかも~~」ということで、全国の美術館情報に網を張り巡らせる日々が続きます。

最初にフェルメール作品を目にする機会に巡り会えたのは、2011年の夏
新婚旅行で訪れた京都で「フェルメールからのラブレター展」で観た3点
《手紙を読む青衣の女》《手紙を書く女》《手紙を書く女と召使い》です。

ちなみに大塚国際美術館に展示されているのは、原画を同じ大きさの陶板に印刷した陶板複製画です・・・はい



そんな「真珠の耳飾りの少女」のオリジナルに逢うチャンスが訪れます。
「マウリッツハイス美術館展」神戸市立博物館で9月29日から1月6日まで 開催


これは、行かねば!!


そんな感じで神戸弾丸ツアーの企画です。





9月29日(土)
前日、病院での用事を済ませ、万全の体調で朝目覚めます。


出発は朝3時半・・・



そう、開演初日に並んで入らなければ意味がないのです。
山陽自動車道をひたすら東に進み、9時ちょうどに神戸市立博物館の前に到着です。
既に列は200人程に達しています。

列に加わり、待つこと20分
いよいよ入場です。
振り返ると、いつの間にか長い列が・・・
朝日新聞によると並んだのは420人ですって。

今回の展覧会は 「真珠の耳飾りの少女」の他に、ルーベンスやレンブラントの作品も多々来ているので、それらを楽しみつつ、あこがれのあの女性の待つ部屋に近づきます。

そこには思いの外、小さな額に納められた「真珠の耳飾りの少女」が。
行列の後ろから眺めつつ、ゆっくり鑑賞できました。
ちょうどテレビ局の中継も入ってましたが、基本的に無視ってことで・・・




~写真は朝日新聞デジタルの記事から借用です~

たぶん、カメラのすぐ近くに私が居ます・・・






そうそう・・・
今回の展示の中で、フェルメールの初期の作品「ディアナとニンフたち」もあります。
また、ルーベンス「聖母被昇天」の下絵もあります。
「フランダースの犬」でノートルダム教会(←記憶が曖昧ですみません)に掲げられている絵の下絵です。

これらの作品は今回の特別展ではあまりフューチャーされていません。
うっかり見落とさないように気をつけて下さい・・・
コメント
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