体は実に正直なものというのでしょうか、4月29日の記事で話題にした歯痛のことですが、ストレスの大きな要因であった仕事が一応片付いた数日前から、自ずと緩和されてきました。まだ強く噛みしめると痛みを感じますが、それも我慢できる程度まで軽減しました。先月末、一番ひどかったときは、食事中、上下の歯がちょっと触れ合っただけで激痛が走り、その痛みが鎮まるまで何も口にすることができないほどでしたが、今では、例えば、痛い方の右奥歯でもアーモンドを噛み砕くことができるほどになりました。まだ痛みが消えたわけではないので、できるだけ右側を使うことは避け、主に左側で噛んでいますが、大抵の食物は歯痛のことをほとんど気にせずに食べられるところまで回復しました。それだけでも随分気分が晴れやかになりました。
歯痛が激しかった間、ひとつ可笑しかったことは、激しい歯痛の直接の原因であった歯ぎしりがその歯痛のせいでできなかったことです。していたとすれば、激痛で目が覚めていたことでしょう。確かに鈍痛のせいで眠りの質はあまりよくありませんでしたが、せめて寝ている間は休息できるようにと体が自ずと自衛したということでしょうか。