飛騨では、ひな祭りや端午の節句と同様、七夕祭りも1ヶ月遅れで行われる。
今日、古い町並みを通ったら両側に七夕が飾られ、観光客で賑わっていた。
帰り道に通った、高山市松ノ木地区でも、今夜行われる七夕岩祭りのため、町内の人たちが大しめ縄張りや篝火の準備をしていた。
2007.8.7撮影
鍋山の中腹にある女岩と、大八賀川をはさんで対岸の男岩を大しめ縄で張って、そこに男の子の生まれた家はワラの馬を、女の子の生まれた家は糸車を吊るして、無事に育つように祈願する。
江戸時代から続く行事は、大しめ縄が自然に切れる時期で豊凶を占ったと言われているが、下を国道が通るようになってからは、1ヵ月後に下ろすようになった。