名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

せせらぎ街道を通って高山へ

2009年08月29日 | セカンドルーム

 

今朝早く名古屋を出て高山へ向かった。
東海北陸道は、最後の夏休みを楽しむ家族連れの車で混雑していた。
いつものように郡上八幡ICで下りて「せせらぎ街道」へ出たら、車は少なく静かだった。
西ウレ峠を過ぎて高山市清見町へ入ると、そば畑があちこちで目に入り、白い花が風に揺れていた。


そばの花につられた訳ではないが、そば処「清見庵」でざるそばを食べた。
ここは、清見産のそばを石臼で自家製粉し、名水で打った手打ちそばを売りにしているが、つややコシもあり喉越しも滑らかだ。
そばの産地である飛騨には評判の店がたくさんあるが、私の味覚ではベスト3に入っている。
飛騨特有の民家風の店内は広く、大いろりを囲むテーブル席もあるが、テラスで滝やせせらぎを眺めながら味わう田舎そばは格別だ。
昨日の夕方、そばを打つ友人から手打ちそばを頂き、夕食に食べたがおいしかった。
採算を気にせず、味一筋に追求するこだわりのそばは、プロも及ばぬ部分があるような気がする。
雑然とした我が家の食卓と、涼風が心地よい山里のそば処と雰囲気は違いすぎたが、味は甲乙つけ難かった。


田んぼも気になっていたが、異常は無く順調に育っていた。


留守番をしていた犬は、いつも飛び付いて歓迎してくれるが、今日は何だか冷静だった。
世話をしてもらっていた近所のおばあさんに、なついてしまったのだろうか。

コメント (2)
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