今日は暑くなりそうなので、早朝から先日刈り取って積んでおいた草を田んぼまで運んだ。
500mほどの距離を、1輪車で7往復して運び終わった。
干草は山積みにしてビニールシートで覆っておくと、乾燥して容積も重さも3分の1ほどになる。
田起こしの時に漉き込むと、良い稲が育つといわれているが、手間が掛かるので今は化成肥料を使う人が多い。
凸凹の農道で四苦八苦しながらの運搬に大汗をかいたが、一輪車を使えないような山から背負って運ぶ人もいるが、とても真似は出来ない。
明日からお盆で名古屋へ行くので、穂が出始めた田に水を入れ、畦の草刈りをして、おみやげ用の飛騨特産の「すくなかぼちゃ」やトマト、キュウリ、ナス、トウモロコシ、ピーマン、オクラなどの収穫をした。
今日は何もしなくても汗が出るほど日差しが強く、ちょっと力仕事をしただけで全身から汗が吹き出てくる。
野良仕事のいでたちは、手ぬぐいで汗止めの鉢巻をして菅笠をかぶり、地下足袋を履いて腰に携帯ラジオをぶら下げている。
自分の姿を写真に撮ることは出来ないが、たぶんスーツ姿よりは板に付いていると思う。
水場で頻繁に顔を洗い、水分の補給をしながら休み休みにやっているが、ここの冷たい湧き水と山から吹いてくる涼風は、疲れも汗も吹き払ってくれる。
朝7時から始めた野良仕事は、午前中ですべて終えることが出来た。
毎年お盆は3家族が遊びに来て満員の民宿状態になるが、今年は二人の娘がそれぞれ出産を控え、通い妻も何かと引っ張り回されて足が遠のいている。
そんな訳で、これから酷暑の名古屋で盆休みだが、暑さと大家族に疲れそう。