名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の山里から名古屋へUターン計画ー3

2013年04月07日 | セカンドルーム

 

飛騨地方は低気圧の影響は少なく、雨風がいつもより激しい程度であった。
北西の風に乗って黒い雲が流れてくるごとに、強い雨が降るが長くは続かない。

谷川も多少水量を増しているが、濁りもなく上流で土砂崩れなども起きていないようだ。


夕方、雨が上がったので散歩に出かけたら、冷たい風とともに雪まで降ってきた。
数日前には春の陽気を楽しんだが、思わぬ4月の雪にも見舞われ、終日暗い日曜日となった。

昨年来、山里を引き上げて名古屋へ戻る計画を進めているが、少しずつ前に進んでいる。
田舎に定住して家具制作をしながら、農作業や山仕事もしたいという30代の若者に出会った。
若い人が人生をかけて取り組む限り、ぜひ成功して欲しいという思いから、度々会って意思の確認や今後の計画についても話し合ってきた。
夢が先行して厳しい現実に耐えられず、途中で挫折する人を何人も見ているし、ここに住みたいという人の話を聞き、地に足が着かず不安を感じることも多々あった。
自然の厳しい山里では、小さなコミュニティに溶け込む資質も大切な要素であるし、自然以外に何もない集落に都会の価値観を持ち込めば、夢がしぼみ居心地も悪くなる。
その反面、綺麗な水や澄んだ空気、豊かな自然に感謝し、人情が厚く親切な人たちとの触れ合いを大事にすれば、これほど住みやすい所はない。
昨日も会って話し合ったが、本格派の山男である彼は、夢と現実をわきまえ、将来の設計もしっかりしていた。
今後は集落の人たちが、心から歓迎してくれるように条件を整えながら、引継ぎを進めていきたい。

  以下続く・・・(時々続きを掲載します)

コメント (8)
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