今朝起きたら、あたり一面が雪景色に変わっていた。
昨夜から降り続いた雪は今朝方に止んで、時々晴れ間も覗いたが、黒い雲が流れてくるたびに小雪が舞う寒い一日となった。
都会では桜が散り若葉の季節を迎える頃だが、山里は山も野原も綿帽子を被り、枯れ木残らず花が咲いた。
↑ 桜の木
↑ 柿の木
↑ 杉林
↑ 竹林
↑ 栗の木
雪の重みでたまに折れる枝もあるが、耐える姿はたくましくて美しい。
水仙やわさびの花、ツクシなども、すっかり雪に埋まってしまった。
ユキも久しぶりの雪に戸惑いながらも、満更でもなさそうな表情をしていた。
明日も雪の予報が出ているが、この時期に西高東低の冬型が続くのは珍しい。
雪に覆われた集落を見ていると、長い冬を迎える頃のように静まり返り、野良仕事の姿もなく華やいだ春の雰囲気はどこにもない。