昨夜は昔のの仲間と、遅くまで飲み食いをした。
数日間の、飲み過ぎ食べすぎで体がきつかったが、早起きをして高山へ向かった。
東海北陸道の荘川以北は、積雪のためチェーン規制をしていたので、郡上八幡ICで下りてせせらぎ街道を走った。
途中のにある「国田家の芝桜」に立ち寄ったが、やや色褪せていたが甘酸っぱい香りが立ち込めていた。
桜も見ごろで、地面の緋毛氈とのコントラストがきれいだった。
美濃路を過ぎて飛騨へ入ると、道端の雪が目立つようになった。
西ウレ峠の池畔で休憩をしていたら、雪が降ってきた。
電光掲示板は0℃指していて、凍結注意の表示が出ていた。
すでに普通タイヤに替えていたので、スリップに注意しながら慎重に峠を下った。
冬季閉店中だったそば処「清見庵」が、先週から再開したので、温かい天ぷらそばの昼食をとった。
いつも外のベランダ席を利用していたが、今日は暖房の効いた暖かい部屋にした。
高山の町で買い物を済ませて家に向かったが、道すがらの桜が、ちょうど見ごろを迎えていた。
集落に着いたら、あたりは冬に逆戻りしたような景色で、桜もまだ咲いていない。
午後2時に家に着いたが、庭や屋根の雪は解けずに残っていた。
この時期に朝の雪が午後まで残るのは、気温が低いのと陽射しが無かったからだろう。
名古屋では木々が萌え風が香っていたが、山里は木枯らしが吹いて春が感じられない。
家の整理をするためについて来たおかあさんは、名古屋の真冬より寒いといって震えている。