毎年4月14・15日に日枝神社の例祭「山王祭」が行われる。
高山祭は、秋に行われる桜山八幡宮の「八幡祭」と共に二つの祭りの総称である。
「山王祭」は旧高山城下町の南側・上町を中心に、屋台の曳き揃えやからくり奉納、ご巡幸、夜祭など多彩な行事が繰り広げられる。
初日の今日はまずまずの祭日和に恵まれ、大勢の見物客で賑わった。
去年は桜の蕾が固かったが、今日は五分咲き程で、柳も芽吹き祭りに彩を添えていた。
「山王祭」が終わると、飛騨にも春が訪れるといわれているが、柔らかい陽射しにその兆しを感じた。
からくり奉納が行われれる陣屋前は、人込みで身動きが取れなかった。
古い町並みも観光客で賑わっていた。
屋台の曳き揃えを見物したりして、2時間ほど祭りの雰囲気を楽しんできた。
風が強くて夜祭は寒そうだし、天気も崩れそうだったので、丹生川町の恵比寿の湯で疲れを癒して帰ることにした。