明け行く浜名湖大橋と大鳥居を後に
浜松在住の妻の両親を訪ねて
年始のあいさつをしてきた。
年末に会った時のおじいさんは
体調を崩していて、元気なおばあさんに比べると
やや精彩がなかったが、今日はもとの姿に戻っていた。
晩酌を復活したら
食欲も元気も出てきたと笑っている。
98歳の高齢で何が起こるか分からないが
表情も口調もしっかりしていたので、先ずは一安心した。
浜松からの帰途
豊川稲荷に参拝してきた。
久しぶりに通った表参道は
三が日ほどの混雑はないようだが
相変わらずの人出だった。
総門をくぐると両側は
色とりどりの露店が、甘酒や縁起物を並べ
まだ正月気分いっぱいだ。
正殿の脇で1.500円のお札を受け
家内安全を祈願した。
両側に千本幟がはためく参道を辿って
奥の院もお参りしたが
杉の巨木に囲まれた一角だけは静かだった。
豊川稲荷名物「稲荷寿し」は
相変わらずの人気で
行列に並んでやっと手に入れた。
お正月は終わったが
何となく気分はそのままの
小旅行となった。